竜使い

画像 レベル 攻撃力 HP 速度 能力
1 2 1 ■使用効果(消費魔力1):自分のアタッカーがドラゴンの場合、アタッカー1体のHPを「自分のアタッカーの攻撃力」減らす
■待機効果(消費魔力2):戦闘開始時、自分のアタッカーがいない場合、自分の待機所のドラゴン族を戦場に出す
バーンとしても戦術としても強力に援護する優秀なドラゴンテイマー。

2つある能力のどちらもがドラゴン族に関連する能力。ドラゴン特化補助と言っていいだろう。
ドラゴン族を採用するなら入れることを検討したい。逆に、ドラゴン族がいないデッキにはほとんど価値が無い。
同じ赤なら火竜の首火竜赤ドラゴンロックドラゴンが条件に該当する。
もちろん他色からも是非ドラゴン族の採用を検討していい。

1つ目の能力は使用効果のバーン。自アタッカーのドラゴンの攻撃力を参照してアタッカー一体のHPを下げる。
ドラゴンは攻撃力が高いので通ればかなり強力である。
また焼き切れなかった場合でも戦闘で追加の戦闘ダメージがあるので、そう考えるとかなりオーバーキルな戦術である。
対象に敵アタッカーを選べない時は自アタッカーを焼くことになるので、すかしに注意。

また、怪火の待機効果でバーンの底上げが出来る。
緑ファッティあたりも一枚で焼き切れたりするので同時に検討したい。
慣れないうちは対象選択時に自分のドラゴンを選んでしまうミスがある。気をつけよう。

2つ目の能力は待機効果でドラゴンを戦場に送りだす。
ver0.37で待機効果が追加された。
戦闘開始時に待機所に竜使いとドラゴン族がいて、自分のアタッカーが居ない場合にドラゴン族が戦場に出る効果。
戦闘開始はカードの使用効果発動後になるため、効果をやり過ごしてドラゴンが戦場に出れる。
要は、イニ無しのイソギンチャク踊り子のようにタイミングを遅らせて、使用効果をやり過ごしてアタッカーを戦場に送る効果である。
以前なら使用カードをそのターン中に即戦場に出すには踊り子などを使用する必要があったが、竜使いで賄える。
相手のバーンなどを避けてから戦場にも出れる点が魅力的。
また、マジシャンなどの破壊でアタッカーが破壊され、戦場が空いた場合もドラゴンが出て行くことになる。
あえて弱ったアタッカーを自ら破壊し、ドラゴンと入れ替えるのも手。
また、竜使いがあとから待機所に来た場合でも条件は整うのでドラゴンは出て行く。
なので、ドラゴンを出しながら竜使いでバーンする、もしくはドラゴンを出さず相手のバーンなどをスルーして竜使いで出撃させる。
といった選択も可能。
この効果が非常に優秀。当初この効果は消費魔力無しだったが、優秀過ぎたのか消費魔力が必要になった。
待機効果で消費魔力がついたのは竜使いが初。いかに優秀だったが伺える。
魔力0の時に竜送迎が発動しないのは当然だが、使用効果で先に魔力を消費してしまうことを忘れがち。
使用効果は効果の発動条件によらず、自アタッカーがドラゴンであろうとなかろうと、強制的に魔力を消費する。
手札から竜使いを出し、その待機効果で先にスタンバってるドラゴンを送り出すには魔力がトータル4必要だと言うことを覚えておこう。
ver0.40で待機効果の消費魔力が2になったことにより、魔力管理がさらにシビアになった。
ver0.42から輸送兵がレベル1になり、コスト1で竜使いを待機所に出せるように。
カードが2枚必要だが奇襲性はある。もちろん、魔力管理が必要なのは代わりないが。
魔力管理はもちろんのことハーピーなどによる魔力減退の妨害も注意したい。
また、待機所に2体以上ドラゴンがいる場合は、待機所の上にいる方が優先的に選ばれる仕様。
選択はできないので注意。

人面樹やver0.37で登場したサンタで待機所を埋められる可能性もあるので過信は禁物。
また、待機効果の常でコボルトなどのサブ対策カードによって狂わされる可能性にも注意。
特にステータスが2/1と弱小アタッカーなのでせっかく出したドラゴンと入れ替えられるのもイタイ。

実は第3の能力として赤ドラゴンのコストを下げる疑似手札効果がある。
厳密には赤ドラの割引であって竜使いの能力ではないが、露骨に名指しされているのでこうとらえても良いだろう。
デーモンと合わせて手札に4枚以上あれば初手から赤ドラゴンを展開することが理論上可能である。

使用効果のバーンについては元々消費魔力無しだったが、ver0.33から消費魔力+1と同時にドラゴン族は無効となる仕様変更あった。
相手にすかされても自分のドラゴンを誤って焼く事故はなくなった。
かわりに相手がドラゴン族の場合には使えなくなったわけだが…
ver0.35でドラゴン族無効がなくなり消費魔力がなくなった。
ver0.37から先述の待機効果が加わった。
当時は消費魔力がなかったため、猛威を振るっていた。
ver0.39で、待機効果と使用効果ともに消費魔力1が付いた。
ver0.40で待機効果の消費魔力が2になった。

以下で各色のドラゴンと、それらを絡めたデッキについても考察してみる。

赤単
火竜の首火竜赤ドラゴンロックドラゴンが該当する。
攻撃力上昇が豊富で竜使いの火力アップがしやすく、緑ゴーレムなどトップレベルの大物も焼き切れるようになる。
先攻持ち火竜の首の攻撃力を上げるだけでもなかなか脅威。
竜使いのスルーを含めつつ戦うといい。序盤は軽い火竜の首で他のドラゴンまで繋げてもいい。
赤一色なら火竜の火力を最大限に生かせるほか、炎使い征服王なども有効。
火竜自体の破壊効果も充分に発揮できる。これらの破壊と竜使いの待機効果でドラゴンを入れ替えを行っても良い。
ただし、赤だけだと手札が貯まり難い。火竜を活かすためには溜めが必要。
ロックドラゴンはレベル6でステータスは火竜と同じだが効果は強力、コスト面の厳しいさがネック。
また、赤だけだとやはり先攻殴りかバーンかの二択になりがち。
前述したように、他色を加えて勝ち筋を増やしたい。


青カードのドラゴンはスカイドラゴンアイスドラゴン青龍
共にそれら主体のデッキが組めるほど癖の強い面子であり、わざわざ竜使いまで持ち出すべきかは疑問。
特に青龍はクリーチャーの交換がキモであるため、ドラゴンというファッティに頼る竜使いとの相性は今ひとつと言える。
レベルも高く赤青だと召喚するのも大変だが、攻撃力<HPなので誤爆に耐えれるのは悪くない。
あえて使うならば、スカイドラゴンウィザードなどで係留しつつ、状況に応じて焼くのが最も安全か。
スカイドラゴンなら手札効果でコスト低めに出せるのも魅力。
また、竜使い+スカイドラゴン+シーサーペントで戦場を流しつつスカイドラゴンを帰還させる大技もある。
アイスドラゴンはロックが決まれば強い。竜使いはレベル1枠として待機効果持ちなのでロックのパーツと見てもいい。
また、ギャンブラーがドラゴンを戦場に出すことができる。コスト安で戦場に出せたあとは竜使いでバーンするといい。
上記の赤を主体にするなら火竜の火力増加用に適度にランプの精を入れるのもいいだろう。


黒カードのドラゴンは黒ドラゴンドラゴンゾンビカオスドラゴン
また、全色全種族対応の能力を持つデーモンも竜使いでの効果を得ることができる。
とにかくカードの色や種族を参照にするのなら何でも対象になるため、あらゆるデッキテーマの中でも抜群のシナジー数を誇る。
手札にあれば赤ドラゴンの割引や火竜や炎使いの効果の底上げになる。
戦場にいれば火竜のダメージをスルーしたり溶岩魔人でライフを減らす、など。
火竜と征服王の手札制限にも引っかからない。
かたや生粋のドラゴン勢だが、黒ドラゴンはともかくカオスドラゴンは無理に採用することはないだろう。
トドメ以外で素出しすることがまず危険過ぎる。
何かしらのデメリット対策をデッキに仕込む必要性がある。どちらも同じような対策が利用できる。
ただ、そうすると竜使いや他の赤カードが入る余地が少ないため、赤黒より組みやすい方法を探した方がいいかもしれない。
黒ドラゴンだけなら竜使いの待機効果を活かすことができる。要検討。
ドラゴンゾンビは墓地で効果を発揮する能力。火竜カニバーンされた場合なども戦場に出てくれる。
墓地は相手にも見えているので、相手もうっかりしてなければバウンス破壊をある程度抑止することが出来る。
ステータスは7/6後攻なので、相手の攻撃を受けやすい。その点を竜使いのバーンでフォローすると良いだろう。


緑カードのドラゴンは森ドラゴン煙竜緑ドラゴンエメラルドドラゴン
重要なのは、どれも攻撃<HPであり、自爆する危険性が他より低いことである。
赤ドラゴン緑ドラゴンを揃えれば、先攻後攻の両方を秒殺することが可能。
煙竜を定番ので強化しつつ、いざという時は竜使いというような安定した戦術がとれる。
また、後攻持ちが苦手な人魚メイジなどを竜使いと一緒に待機所でスルーしつつ戦場へ行くこともできる。
緑は魔力補充カードが多いので、重いドラゴンの運用もスムーズに行える。
煙竜の煙収集能力もドラゴンを使いやすくするだろう。
しかし後攻なので、うっかり赤ドラゴンで自爆しないように注意。
森神を使えば相手を一方的に焼くことが出来るので、自爆の心配もない。
エメラルドドラゴンはドラゴン族を大幅強化してくれる。コスト6は大きいが決まれば勝利は確実に近づく。
魔力面で充分なら竜使いバーンを含む広い選択肢で相手を揺さぶることが可能。
ステータスは3/7なので、火力面が弱い部分を竜使いで焼いて補助してやるのもいい。
直接ドラゴン族とは関係ないが、擬態の能力を付与するカメレオンも大きな存在である。
ファッティや頭でっかちにカメレオン→竜使いと繋ぐのがどこまで有効かは要考察だが。
ともに比較的軽いカードであるため、赤緑で攻撃力の高いアタッカーが擬態した場合は竜使いを警戒すべきかもしれない。
ちなみに、アタッカーに擬態を付与するため、竜使いの待機効果は活かせない。

見た目や名前でドラゴン族と間違えそうなカードが多いが、「ドラゴン族」と表記が無い場合は竜使いの対象にはならない。
ver0.30時点で竜使いの効果が発動するのは、上述した8体とデーモン
ver0.31にてカメレオンが登場し、上記の能力は「擬態」と名付けられデーモン以外のアタッカーにも付与出来るように。
ver0.37で火竜の首がドラゴン族になり、ドラゴン族は計9種+デーモンとなる。
ver0.41でロックドラゴンアイスドラゴンドラゴンゾンビエメラルドドラゴンの4種が一挙追加。
ドラゴン族計13種+デーモンの大所帯となる。
このエメラルドドラゴンは竜使いと同じくドラゴン族限定補助カードであった。
他、ギャンブラーがドラゴン絡みの能力だったり、「ドラゴン祭り」状態の更新となった。

ヤタガラスで3色ドラゴンも夢ではなくなった。
非常に重たくなるため、あくまで夢ではないという話だが、赤黒緑なら実用性があるかもしれない。
ver0.37からヤタガラス1枚で3色にできるようになった。
やはり重たいことは重たいが、補助を入れる余地が増えたので構築とプレイヤーの腕次第…かもしれない。

関連項目


意見所
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  • ↓「戦闘開始時」だから雪女で「戦闘が行われないとき」は発動しないね -- 名無しさん (2013-12-12 19:44:27)
  • 雪女使われると待機効果発動しないみたいね。 -- 名無しさん (2013-12-11 01:27:45)
  • 待機に2体以上ドラゴン族いるときに自分で選択できず上のものが選ばれるのは設定ミスなのか仕様なのか。説明文にかかれてないのが気になったんだが。 -- 名無しさん (2013-06-01 18:56:12)
  • このページの内容はすごく良くなったと思うけど前までとの比較ができないとほんとにそうか判断できないし。
  • 前の内容をダブルスラッシュで残しておく等の配慮があった方がいいと思う。
  • 更新乙。ただ最近いきなり全書き換えが流行ってるみたいだけどあんま良くないと思うぜ
  • なら首長竜とかヤマタノオロチとか果てはタツノオトシゴとかもドラゴン族にいれてやってくれw
  • 翼竜はワイバーンだからドラゴンではないという話なのかも。いや、ワイバーンもドラゴンの一種なんだけど。
  • 実際のところ、翼竜などがNGなのはバランス調整の結果だと思う。ファッティ限定ですよと

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最終更新:2016年02月27日 01:36
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