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*リッチ |色|画像|レベル|攻撃力|HP|速度|能力| |COLOR(black):黒|&ref(http://www21.atwiki.jp/konocardgame?cmd=upload&act=open&pageid=103&file=154.png,width=43,height=59)|CENTER:6|CENTER:5|CENTER:5|CENTER:普通|&color(blue){■使用効果(消費魔力2):}全てのアタッカーを黒の書に変える&br()自分の手札から1枚選び、両者の手札とデッキの「選んだカードとレベルが同じカード」を黒の書に変える| ビブリオマニアの大型魔道士。その力は戦場に留まらず手札はおろかデッキにまで及ぶ。 2点の効果を同時に行うカード。 一つは、お互いのアタッカーを[[黒の書]]に変える戦場リセット効果。 もう一つは、お互いの手札とデッキから指定したカードと同じレベルのカードを[[黒の書]]に変える準カード破壊効果。 類を見ないレベルでの広範囲に影響を及ぼす大胆さと、自分のもデメリットにもなりうる危うさが実に黒らしい能力である。 ちなみに、「黒の書に変える」は[[ラッパ妖精]]でも元に戻せない不可逆の変化である。 同様の変化には[[メドゥーサ]]の[[ガーゴイル化>ガーゴイル]]や[[アヌビス]]の[[ミイラ化>ミイラ]]などがある。 なお、当然のことながら[[黒の書]]のページも合わせて参照しておくべきである。 黒の書の独特の使い勝手を把握しておくことは、リッチを活用する上でも重要なポイントとなる。 アタッカーを[[黒の書]]に変える効果は基本的に戦場リセット効果である。 黒の書は素のステータスでは戦えないため、戦場は基本的に引き分けとなるわけである。 この点は[[シーサーペント]]などと似た効果と言える。 ただ、イニ有りでリセットを図った場合、[[イソギンチャク]]はもちろんのこと&link_anchor(HP増関連,page=戦術関連){HP回復}や[[メドゥーサ]]でかわされるという欠点がある。 [[ゴブパラ>ゴブリンパラシュート部隊]]など&link_anchor(戦場に出る(出せる)関連,page=戦闘関連){戦場に飛び出るカード}をかわせる利点もあるが、リッチを意識してなくても上記のカードは出る可能性があるのが痛い。 墓地の一番上が黒の書になるのでとりわけ[[ネクロマンサー]]には強いのは特徴。 しかし、実際には逆転を図るだけなら&link_anchor(バーン関連,page=戦闘関連){バーン}で十分な場合が多い。 手札とデッキの同レベルカードを[[黒の書]]に変える効果も基本的にカード破壊効果と考えてよい。 少し説明すると、例えばレベル3を選択したならば、あらゆるレベル3のカードがデッキと手札から完全に消滅する事になる。 仮に青が相手ならば[[人魚マダム]]、[[サメ]]、[[ソーサラー]]、[[河童]]などなどを警戒する必要が無くなる。 このように戦闘補助や除去系のカードを多く潰せれば、それだけ安定して戦闘をこなせるようになるということ。 使用効果が強烈で汎用性の高いカードはレベル2~3に多く、選択の筆頭候補。 相手のデッキタイプを読めるならば、キーカードを潰してしまうのもいい。 特に遅延デッキや[[L2バーン>サラマンダー]]デッキには強烈に刺さり、リッチ1枚で大逆転を起こす事も可能だろう。 また、[[クジラ]]や[[カオスドラゴン]]、[[溶岩魔人]]でのほぼ強制的な敗北を事前に阻止できる。 終盤に相手が持ってる気配があるならば潰してしまう事も考えよう。 ただし、対応するレベルのカードが手札に無いと真価を発揮できないため、デッキは考えて構築する必要がある。 [[デュラハン]]、[[ウミガメ]]、[[エルフ]]などを、終盤に不要になったら生贄にするのも手。 [[黒の書]]を戦闘要員に出来るよう、[[ピクシー]]や[[妖精]]を挿してもいいだろう。 また、相手のキーカードが読めなくても自分の手札に[[黒の書]]が生まれるというのはリッチにとって悪くない効果。 リッチ自身はコスト8で5/5と少々残念なサイズであるが、手札の黒の書がリッチの補助として使えるのが利点となる。 相手のサブが弱小であれば、容易に連勝を狙える環境が整う。 手札を消してしまう関係で、多少ステータスが低くても反撃されにくいのも強み。 この点が戦場リセットと相性がよく、ライフが1対1でイニ無しの状態から逆転を図るカードとして使える。 一方で使うと実質的にこちらの手札も壊してしまうことになる。 この点は、自分の手札を選択する関係上ほぼ確実に同レベル帯が黒の書になってしまうとも言える。 そのため、その後の展開を考えないと必要だったカードも潰してしまう結果にもなりうる。 読まれてしまうと不利になるケースが多く、一旦不利になってしまうと挽回は難しくなることも。 黒の書のサポートを考えると、黒のサブを用意できるとよいだろう。 軽くて強い[[堕天使]]、&link_anchor(先攻関連,page=ステータス関連){先攻持ち}に対抗できる[[狼男]]がお勧め。いっそ[[コウモリ]]も面白いかもしれない。 [[使い魔]]でブーストすれば、比較的早いターンにリッチの布石を整えることができる。 [[黒の書]]の性質上、相手が黒アタッカーを主体とする場合は黒の書の補助が活き難いという点がある。 ただ幸いなことにステータスが以前の5/4から5/5へとHPが1増えた。 これが地味に大きく、[[ネクロマンサー]]や[[オルトロス]]など、黒の攻撃力4勢力に突かれても死ななくなったのがありがたい。 また、[[黒の書]]のサポートを含めれば[[朱雀]]や[[シーサー>シーサーペント]]に勝てるのが頼もしいと言える。 欠点はやはり[[四聖獣>取得方法が特殊なカード]]に匹敵する大コスト。 立ち後れで待機に強力なカードを用意されると、いくら補助カードを封じてもそのままパワー負けしてしまう事も多い。 &link_anchor(魔力・魔力増加量関連,page=戦術関連){魔力供給源}は採用必須レベルで、無い場合はリッチを使うまでにゲームが終了することもしばしば。 リセット効果を考慮すると[[人魚運び屋]]で差し戻したりして[[海神]]でコスト安に発動するのも手ではある。 意外な盲点として[[催眠術師]]も厄介。[[黒の書]]を指定されるとほとんどの場合使わざるを得なくなる。 同時に出された[[人魚予言者]]は[[黒の書]]を予言するし、[[狂戦士]]に吹き飛ばされないようにも注意が必要。 また、単純にライフ差をつけてから押し切るという戦法をとるくらいなら[[カオスドラゴン]]でよかったりもする。 戦場リセットとキーカード破壊をセットに考えるよりも、どちらにも使えるカードとして考えた方が個性を発揮できる。 使用効果の封殺と戦力差の解消をリッチ1枚でできると考えると、コストなりのカードパワーがある。 一方でどちらかだけが目的であるなら黒にはもっと優れたカードがあり、リッチに頼る必要性はあまりない。 何かに特化したデッキの弱点を補う意味で、対応の幅を広げるための採用が望ましい。 使用効果で優位を築くデッキのメタになり、それでいて逆転カードとしても使える柔軟さがリッチの利点である。 ver0.36まではお互いのアタッカーと手札を全て[[黒の書]]にする効果だった。 ver0.37の更新で能力が変更され、お互いのアタッカーと「自分の手札から選んだカードど同レベル」に限定された。 結果的に、&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊}としては弱体化したといえる。 ver0.40で効果が「デッキ」にまで及ぶようになった。特定のデッキタイプには脅威の存在に。 同時にステータスが5/4から5/5とたくましくなった。 [[白虎]]と同コストであり、どちらが飛んでくるのか対戦相手は読み辛い。 戦場リセットの有無で適切な対応が全く変わってくるため、両者のカードが存在していること自体が大きな利点になる。 この2枚はメタレベルでお互いを強化していると言えるかもしれない。 ---- 関連項目 ・&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊関連} ・&link_anchor(魔力・魔力増加量関連,page=戦術関連){魔力・魔力増加量関連} ---- 意見所 #comment(below) - エイリアン ■使用効果 手札とデッキにある卵と黒の書をエイリアンに変え、手札に移す ■このクリーチャーは手札のエイリアンの数だけHPと攻撃力が増える -- 金さん (2023-07-31 00:33:58) - 自分の待機にガーディアン置くというコンボも -- 名無しさん (2014-07-22 01:07:14) - 元々の効果とこの効果の2択にしてもよかった気がする。 -- 名無しさん (2013-01-15 22:23:24) - リッチの[[本化>黒の書]]、[[メドゥーサ]]の[[石化>ガーゴイル]]、[[アヌビス]]の[[包帯>ミイラ]]は試合中に元に戻す方法がない。[[ラッパ>ラッパ妖精]]も効かない -- 名無しさん (2012-11-30 01:22:08) - 手札が墓地に落ちず全て変化するという点で、相手に墓地利用のメリットを与えにくい。 -- 名無しさん (2012-03-18 04:22:58) - ライフが1対1の意味でしたが表記まずかったですね、修正しておきましたご意見ありがとうございますー -- 名無しさん (2012-01-12 01:45:36) - 1/1ってどういう意味ですか? -- 名無しさん (2012-01-12 00:21:18) -コレ出された後にサモナーを引くと泣ける ---- #co(){ ver0.36まではお互いのアタッカーと手札を全て[[黒の書]]にする効果だった。 ver0.37の更新で能力が変更され、ver0.40でさらに更新された。 アタッカーを[[黒の書]]に変える効果はそのまま。 変更されたのは手札のカードを[[黒の書]]に変える効果。 以前は両者の全ての手札が[[黒の書]]になったが、「自分の手札から選んだカードど同レベル」に限定された。 結果的に、&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊}としては弱体化したといえる。 ver0.40で効果が「デッキ」にまで及ぶようになった。 例えばレベル3を選択したならば、あらゆるレベル3のカードがデッキと手札から完全に消滅する事になる。 仮に青が相手ならば[[人魚マダム]]、[[サメ]]、[[ソーサラー]]、[[河童]]などなどを警戒する必要が無くなる。 このように戦闘補助や除去系のカードを多く潰せれば、それだけ安定して戦闘をこなせるようになるというわけだ。 使用効果の強烈で汎用性の高いカードはレベル2~3に多く、選択の筆頭候補。 相手のデッキタイプを読めるならば、キーカードを潰してしまうのもいい。 特に遅延デッキや[[L2バーン>サラマンダー]]デッキには強烈に刺さり、リッチ1枚で大逆転を起こす事も可能だろう。 また、[[クジラ]]や[[カオスドラゴン]]、[[溶岩魔人]]でのほぼ強制的な敗北を事前に阻止できるため、 終盤に相手が持ってる気配があるならば潰してしまう事も考えよう。 ただし、対応するレベルのカードが手札に無いと真価を発揮できないため、デッキは考えて構築する必要がある。 [[デュラハン]]、[[ウミガメ]]、[[エルフ]]などを、終盤に不要になったら生贄にするのも手。 [[黒の書]]を戦闘要員に出来るよう、[[ピクシー]]や[[妖精]]を挿してもいいだろう。 欠点はやはり[[四聖獣>取得方法が特殊なカード]]に匹敵する大コスト。 立ち後れで待機に強力なカードを用意されてしまうと、いくら補助カードを封じられると言ってもそのままパワー負けしてしまう事も多い。 意外な盲点として[[催眠術師]]も厄介。[[黒の書]]を指定されるとほとんどの場合使わざるを得なくなる。 ver0.40でHPが+1された。 これが地味に大きく、[[黒の書]]のサポートを含めれば[[朱雀]]や[[シーサー>シーサーペント]]に勝てるようになった。 また、[[ネクロマンサー]]や[[オルトロス]]など、黒の攻撃力4勢力に突かれても死ななくなったのもありがたい。 //相手のデッキのカードにまで影響する能力は数少ない。 //選ぶ際は相手の持っていそうなレベル帯、もしくは使われると困るレベル帯がいいだろう。候補はレベル2か。 //レベル2バーンデッキなどには強烈に刺さる効果と言える。 //ただし、選択する際に手札に必要なレベルのカードがないとどうしようもない。 //そのためデッキ構築時にレベルに注意がほしい。 //また、自分にとって使える効果のカードを残す、ということも出来るようになった。 //どちらが有利かは選択時によく考えよう。 //リッチのこの変更が吉と出るか凶と出るかはまだわからない。 //今後の評価が楽しみである。 以下は更新前の記述である。おそらく大幅に再編集されるだろうが、参考としていただきたい。 お互いの手札とアタッカーを全て[[黒の書]]に変えてしまう。 黒の書は戦力にならず、戦場も基本的に引き分けとなるため、実質的な効果は&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊}と戦場リセットになる。 両者の手札を全て破壊するカードである[[白虎]]と同コスト。 使い勝手は似ているが、リッチは白虎に比べて戦力としては脆い一方で運用の幅が広い。 コスト8で5/4という残念なサイズであるが、手札の黒の書がリッチの補助として使えるのが利点。 相手のサブが弱小であれば、容易に連勝を狙える環境が整う。 手札を消してしまう関係で、多少ステータスが低くても反撃されにくいのも強み。 この点が戦場リセットと相性がよく、ライフが1対1でイニ無しの状態から逆転を図るカードとして使える。 実際には逆転を図るだけなら&link_anchor(バーン関連,page=戦闘関連){バーン}で十分である。 手札破壊をプレイングに活用するには中盤での使用が望ましい。 予め強いサブを確保しておき、リッチ使用後の戦闘を有利に進めるように動きたい。 黒の書のサポートを考えると、黒のサブを用意できるとよいだろう。 軽くて強い[[堕天使]]、&link_anchor(先攻関連,page=ステータス関連){先攻持ち}に対抗できる[[狼男]]がお勧め。いっそ[[コウモリ]]も面白いかもしれない。 [[使い魔]]でブーストすれば、比較的早いターンにリッチの布石を整えることができる。 使うと実質的にこちらの手札も壊してしまうことになる。 読まれてしまうと不利になるケースが多く、一旦不利になってしまうと挽回は難しい。 ファッティはもちろん、[[ファントム]]や[[ネクロマンサー]]あたりを同時に出されるだけでも苦しくなる。 イニ有りでリセットを図った場合、&link_anchor(HP増関連,page=戦術関連){HP回復}や[[メドゥーサ]]、[[イソギンチャク]]でかわされてしまうといった欠点も。 [[ゴブパラ>ゴブリンパラシュート部隊]]等をかわせる利点もあるが、むしろリッチを意識していなくてもこれらのカードが出る可能性があるのが痛い。 個々の効果を見ると器用貧乏な感じがある。 ライフ差をつけて手札破壊で押し切るという戦法をとるくらいなら[[カオスドラゴン]]でよかったりも。 戦場リセットと手札破壊をセットに考えるよりも、どちらにも使えるカードとして考えた方が個性を発揮できる。 使用効果の封殺と戦力差の解消をリッチ1枚でできると考えると、コストなりのカードパワーがある。 一方でどちらかだけが目的であるなら黒にはもっと優れたカードがあり、リッチに頼る必要性はあまりない。 何かに特化したデッキの弱点を補う意味で、対応の幅を広げるための採用が望ましい。 使用効果で優位を築くデッキのメタになり、それでいて逆転カードとしても使える柔軟さがリッチの利点である。 [[白虎]]と同コストであり、どちらが飛んでくるのか対戦相手は読み辛い。 戦場リセットの有無で適切な対応が全く変わってくるため、両者のカードが存在していること自体が大きな利点になる。 この2枚はメタレベルでお互いを強化していると言えるかもしれない。 ver0.36以前 |色|レベル|攻撃力|HP|速度|能力| |&color(black){黒}|CENTER:6|CENTER:5|CENTER:4|CENTER:普通|&color(blue){■使用効果(消費魔力2):}全てのアタッカーを黒の書に変える&br()両者の全ての手札を黒の書に変える| ver0.39以前 |&color(black){黒}|CENTER:6|CENTER:5|CENTER:4|CENTER:普通|&color(blue){■使用効果(消費魔力2):}全てのアタッカーを黒の書に変える&br()自分の手札から1枚選び、両者の手札の「選んだカードとレベルが同じカード」を黒の書に変える| //旧記述 長所:手札破壊と戦場リセット 短所:事実上コスト8。のわりにサイズが小さく、敵ターンでヌッ殺されやすい [[白虎]]との違いはサイズが小さいかわりに、戦場までリセットできることだ ステータスは高いとは言えない5/4。しかし効果によってできた大量の[[黒の書]]が、リッチの戦闘力を底上げする。 相手に対しては手札が消えたも同然で反撃がしにくく、一方こちらは黒の書を有用に使える。 黒でない小型クリーチャーしかいない場合、簡単に2タテ3タテ決められることも。 とはいえ大型クリーチャ相手では、普通にねじ伏せられることも多いが。 対策としては、出すタイミングが読めるなら普通に大型クリーチャーを出せばなんとかなる。 黒でイニ有りならなら[[ファントム]]や[[ネクロマンサー]]で充分。 [[イソギンチャク]]や[[妖精]]、[[ピクシー]]などで、戦場リセットの逆手を取るのも面白い。 とはいえ[[玄武]]から繋がれたり、戦場に無効クリーチャーを置かれている時に使われると苦しいが… }
*リッチ |色|画像|レベル|攻撃力|HP|速度|能力| |COLOR(black):黒|&ref(http://www21.atwiki.jp/konocardgame?cmd=upload&act=open&pageid=103&file=154.png,width=43,height=59)|CENTER:6|CENTER:5|CENTER:5|CENTER:普通|&color(blue){■使用効果(消費魔力2):}全てのアタッカーを黒の書に変える&br()自分の手札から1枚選び、両者の手札とデッキの「選んだカードとレベルが同じカード」を黒の書に変える| ビブリオマニアの大型魔道士。その力は戦場に留まらず手札はおろかデッキにまで及ぶ。 2点の効果を同時に行うカード。 一つは、お互いのアタッカーを[[黒の書]]に変える戦場リセット効果。 もう一つは、お互いの手札とデッキから指定したカードと同じレベルのカードを[[黒の書]]に変える準カード破壊効果。 類を見ないレベルでの広範囲に影響を及ぼす大胆さと、自分のもデメリットにもなりうる危うさが実に黒らしい能力である。 ちなみに、「黒の書に変える」は[[ラッパ妖精]]でも元に戻せない不可逆の変化である。 同様の変化には[[メドゥーサ]]の[[ガーゴイル化>ガーゴイル]]や[[アヌビス]]の[[ミイラ化>ミイラ]]などがある。 なお、当然のことながら[[黒の書]]のページも合わせて参照しておくべきである。 黒の書の独特の使い勝手を把握しておくことは、リッチを活用する上でも重要なポイントとなる。 アタッカーを[[黒の書]]に変える効果は基本的に戦場リセット効果である。 黒の書は素のステータスでは戦えないため、戦場は基本的に引き分けとなるわけである。 この点は[[シーサーペント]]などと似た効果と言える。 ただ、イニ有りでリセットを図った場合、[[イソギンチャク]]はもちろんのこと&link_anchor(HP増関連,page=戦術関連){HP回復}や[[メドゥーサ]]でかわされるという欠点がある。 [[ゴブパラ>ゴブリンパラシュート部隊]]など&link_anchor(戦場に出る(出せる)関連,page=戦闘関連){戦場に飛び出るカード}をかわせる利点もあるが、リッチを意識してなくても上記のカードは出る可能性があるのが痛い。 墓地の一番上が黒の書になるのでとりわけ[[ネクロマンサー]]には強いのは特徴。 しかし、実際には逆転を図るだけなら&link_anchor(バーン関連,page=戦闘関連){バーン}で十分な場合が多い。 手札とデッキの同レベルカードを[[黒の書]]に変える効果も基本的にカード破壊効果と考えてよい。 少し説明すると、例えばレベル3を選択したならば、あらゆるレベル3のカードがデッキと手札から完全に消滅する事になる。 仮に青が相手ならば[[人魚マダム]]、[[サメ]]、[[ソーサラー]]、[[河童]]などなどを警戒する必要が無くなる。 このように戦闘補助や除去系のカードを多く潰せれば、それだけ安定して戦闘をこなせるようになるということ。 使用効果が強烈で汎用性の高いカードはレベル2~3に多く、選択の筆頭候補。 相手のデッキタイプを読めるならば、キーカードを潰してしまうのもいい。 特に遅延デッキや[[L2バーン>サラマンダー]]デッキには強烈に刺さり、リッチ1枚で大逆転を起こす事も可能だろう。 また、[[クジラ]]や[[カオスドラゴン]]、[[溶岩魔人]]でのほぼ強制的な敗北を事前に阻止できる。 終盤に相手が持ってる気配があるならば潰してしまう事も考えよう。 ただし、対応するレベルのカードが手札に無いと真価を発揮できないため、デッキは考えて構築する必要がある。 [[デュラハン]]、[[ウミガメ]]、[[エルフ]]などを、終盤に不要になったら生贄にするのも手。 [[黒の書]]を戦闘要員に出来るよう、[[ピクシー]]や[[妖精]]を挿してもいいだろう。 また、相手のキーカードが読めなくても自分の手札に[[黒の書]]が生まれるというのはリッチにとって悪くない効果。 リッチ自身はコスト8で5/5と少々残念なサイズであるが、手札の黒の書がリッチの補助として使えるのが利点となる。 相手のサブが弱小であれば、容易に連勝を狙える環境が整う。 手札を消してしまう関係で、多少ステータスが低くても反撃されにくいのも強み。 この点が戦場リセットと相性がよく、ライフが1対1でイニ無しの状態から逆転を図るカードとして使える。 一方で使うと実質的にこちらの手札も壊してしまうことになる。 この点は、自分の手札を選択する関係上ほぼ確実に同レベル帯が黒の書になってしまうとも言える。 そのため、その後の展開を考えないと必要だったカードも潰してしまう結果にもなりうる。 読まれてしまうと不利になるケースが多く、一旦不利になってしまうと挽回は難しくなることも。 黒の書のサポートを考えると、黒のサブを用意できるとよいだろう。 軽くて強い[[堕天使]]、&link_anchor(先攻関連,page=ステータス関連){先攻持ち}に対抗できる[[狼男]]がお勧め。いっそ[[コウモリ]]も面白いかもしれない。 [[使い魔]]でブーストすれば、比較的早いターンにリッチの布石を整えることができる。 [[黒の書]]の性質上、相手が黒アタッカーを主体とする場合は黒の書の補助が活き難いという点がある。 ただ幸いなことにステータスが以前の5/4から5/5へとHPが1増えた。 これが地味に大きく、[[ネクロマンサー]]や[[オルトロス]]など、黒の攻撃力4勢力に突かれても死ななくなったのがありがたい。 また、[[黒の書]]のサポートを含めれば[[朱雀]]や[[シーサー>シーサーペント]]に勝てるのが頼もしいと言える。 欠点はやはり[[四聖獣>取得方法が特殊なカード]]に匹敵する大コスト。 立ち後れで待機に強力なカードを用意されると、いくら補助カードを封じてもそのままパワー負けしてしまう事も多い。 &link_anchor(魔力・魔力増加量関連,page=戦術関連){魔力供給源}は採用必須レベルで、無い場合はリッチを使うまでにゲームが終了することもしばしば。 リセット効果を考慮すると[[人魚運び屋]]で差し戻したりして[[海神]]でコスト安に発動するのも手ではある。 意外な盲点として[[催眠術師]]も厄介。[[黒の書]]を指定されるとほとんどの場合使わざるを得なくなる。 同時に出された[[人魚予言者]]は[[黒の書]]を予言するし、[[狂戦士]]に吹き飛ばされないようにも注意が必要。 また、単純にライフ差をつけてから押し切るという戦法をとるくらいなら[[カオスドラゴン]]でよかったりもする。 戦場リセットとキーカード破壊をセットに考えるよりも、どちらにも使えるカードとして考えた方が個性を発揮できる。 使用効果の封殺と戦力差の解消をリッチ1枚でできると考えると、コストなりのカードパワーがある。 一方でどちらかだけが目的であるなら黒にはもっと優れたカードがあり、リッチに頼る必要性はあまりない。 何かに特化したデッキの弱点を補う意味で、対応の幅を広げるための採用が望ましい。 使用効果で優位を築くデッキのメタになり、それでいて逆転カードとしても使える柔軟さがリッチの利点である。 ver0.36まではお互いのアタッカーと手札を全て[[黒の書]]にする効果だった。 ver0.37の更新で能力が変更され、お互いのアタッカーと「自分の手札から選んだカードど同レベル」に限定された。 結果的に、&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊}としては弱体化したといえる。 ver0.40で効果が「デッキ」にまで及ぶようになった。特定のデッキタイプには脅威の存在に。 同時にステータスが5/4から5/5とたくましくなった。 [[白虎]]と同コストであり、どちらが飛んでくるのか対戦相手は読み辛い。 戦場リセットの有無で適切な対応が全く変わってくるため、両者のカードが存在していること自体が大きな利点になる。 この2枚はメタレベルでお互いを強化していると言えるかもしれない。 ---- 関連項目 ・&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊関連} ・&link_anchor(魔力・魔力増加量関連,page=戦術関連){魔力・魔力増加量関連} ---- 意見所 #comment(below) - 自分の待機にガーディアン置くというコンボも -- 名無しさん (2014-07-22 01:07:14) - 元々の効果とこの効果の2択にしてもよかった気がする。 -- 名無しさん (2013-01-15 22:23:24) - リッチの[[本化>黒の書]]、[[メドゥーサ]]の[[石化>ガーゴイル]]、[[アヌビス]]の[[包帯>ミイラ]]は試合中に元に戻す方法がない。[[ラッパ>ラッパ妖精]]も効かない -- 名無しさん (2012-11-30 01:22:08) - 手札が墓地に落ちず全て変化するという点で、相手に墓地利用のメリットを与えにくい。 -- 名無しさん (2012-03-18 04:22:58) - ライフが1対1の意味でしたが表記まずかったですね、修正しておきましたご意見ありがとうございますー -- 名無しさん (2012-01-12 01:45:36) - 1/1ってどういう意味ですか? -- 名無しさん (2012-01-12 00:21:18) -コレ出された後にサモナーを引くと泣ける ---- #co(){ ver0.36まではお互いのアタッカーと手札を全て[[黒の書]]にする効果だった。 ver0.37の更新で能力が変更され、ver0.40でさらに更新された。 アタッカーを[[黒の書]]に変える効果はそのまま。 変更されたのは手札のカードを[[黒の書]]に変える効果。 以前は両者の全ての手札が[[黒の書]]になったが、「自分の手札から選んだカードど同レベル」に限定された。 結果的に、&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊}としては弱体化したといえる。 ver0.40で効果が「デッキ」にまで及ぶようになった。 例えばレベル3を選択したならば、あらゆるレベル3のカードがデッキと手札から完全に消滅する事になる。 仮に青が相手ならば[[人魚マダム]]、[[サメ]]、[[ソーサラー]]、[[河童]]などなどを警戒する必要が無くなる。 このように戦闘補助や除去系のカードを多く潰せれば、それだけ安定して戦闘をこなせるようになるというわけだ。 使用効果の強烈で汎用性の高いカードはレベル2~3に多く、選択の筆頭候補。 相手のデッキタイプを読めるならば、キーカードを潰してしまうのもいい。 特に遅延デッキや[[L2バーン>サラマンダー]]デッキには強烈に刺さり、リッチ1枚で大逆転を起こす事も可能だろう。 また、[[クジラ]]や[[カオスドラゴン]]、[[溶岩魔人]]でのほぼ強制的な敗北を事前に阻止できるため、 終盤に相手が持ってる気配があるならば潰してしまう事も考えよう。 ただし、対応するレベルのカードが手札に無いと真価を発揮できないため、デッキは考えて構築する必要がある。 [[デュラハン]]、[[ウミガメ]]、[[エルフ]]などを、終盤に不要になったら生贄にするのも手。 [[黒の書]]を戦闘要員に出来るよう、[[ピクシー]]や[[妖精]]を挿してもいいだろう。 欠点はやはり[[四聖獣>取得方法が特殊なカード]]に匹敵する大コスト。 立ち後れで待機に強力なカードを用意されてしまうと、いくら補助カードを封じられると言ってもそのままパワー負けしてしまう事も多い。 意外な盲点として[[催眠術師]]も厄介。[[黒の書]]を指定されるとほとんどの場合使わざるを得なくなる。 ver0.40でHPが+1された。 これが地味に大きく、[[黒の書]]のサポートを含めれば[[朱雀]]や[[シーサー>シーサーペント]]に勝てるようになった。 また、[[ネクロマンサー]]や[[オルトロス]]など、黒の攻撃力4勢力に突かれても死ななくなったのもありがたい。 //相手のデッキのカードにまで影響する能力は数少ない。 //選ぶ際は相手の持っていそうなレベル帯、もしくは使われると困るレベル帯がいいだろう。候補はレベル2か。 //レベル2バーンデッキなどには強烈に刺さる効果と言える。 //ただし、選択する際に手札に必要なレベルのカードがないとどうしようもない。 //そのためデッキ構築時にレベルに注意がほしい。 //また、自分にとって使える効果のカードを残す、ということも出来るようになった。 //どちらが有利かは選択時によく考えよう。 //リッチのこの変更が吉と出るか凶と出るかはまだわからない。 //今後の評価が楽しみである。 以下は更新前の記述である。おそらく大幅に再編集されるだろうが、参考としていただきたい。 お互いの手札とアタッカーを全て[[黒の書]]に変えてしまう。 黒の書は戦力にならず、戦場も基本的に引き分けとなるため、実質的な効果は&link_anchor(手札破壊関連,page=戦術関連){手札破壊}と戦場リセットになる。 両者の手札を全て破壊するカードである[[白虎]]と同コスト。 使い勝手は似ているが、リッチは白虎に比べて戦力としては脆い一方で運用の幅が広い。 コスト8で5/4という残念なサイズであるが、手札の黒の書がリッチの補助として使えるのが利点。 相手のサブが弱小であれば、容易に連勝を狙える環境が整う。 手札を消してしまう関係で、多少ステータスが低くても反撃されにくいのも強み。 この点が戦場リセットと相性がよく、ライフが1対1でイニ無しの状態から逆転を図るカードとして使える。 実際には逆転を図るだけなら&link_anchor(バーン関連,page=戦闘関連){バーン}で十分である。 手札破壊をプレイングに活用するには中盤での使用が望ましい。 予め強いサブを確保しておき、リッチ使用後の戦闘を有利に進めるように動きたい。 黒の書のサポートを考えると、黒のサブを用意できるとよいだろう。 軽くて強い[[堕天使]]、&link_anchor(先攻関連,page=ステータス関連){先攻持ち}に対抗できる[[狼男]]がお勧め。いっそ[[コウモリ]]も面白いかもしれない。 [[使い魔]]でブーストすれば、比較的早いターンにリッチの布石を整えることができる。 使うと実質的にこちらの手札も壊してしまうことになる。 読まれてしまうと不利になるケースが多く、一旦不利になってしまうと挽回は難しい。 ファッティはもちろん、[[ファントム]]や[[ネクロマンサー]]あたりを同時に出されるだけでも苦しくなる。 イニ有りでリセットを図った場合、&link_anchor(HP増関連,page=戦術関連){HP回復}や[[メドゥーサ]]、[[イソギンチャク]]でかわされてしまうといった欠点も。 [[ゴブパラ>ゴブリンパラシュート部隊]]等をかわせる利点もあるが、むしろリッチを意識していなくてもこれらのカードが出る可能性があるのが痛い。 個々の効果を見ると器用貧乏な感じがある。 ライフ差をつけて手札破壊で押し切るという戦法をとるくらいなら[[カオスドラゴン]]でよかったりも。 戦場リセットと手札破壊をセットに考えるよりも、どちらにも使えるカードとして考えた方が個性を発揮できる。 使用効果の封殺と戦力差の解消をリッチ1枚でできると考えると、コストなりのカードパワーがある。 一方でどちらかだけが目的であるなら黒にはもっと優れたカードがあり、リッチに頼る必要性はあまりない。 何かに特化したデッキの弱点を補う意味で、対応の幅を広げるための採用が望ましい。 使用効果で優位を築くデッキのメタになり、それでいて逆転カードとしても使える柔軟さがリッチの利点である。 [[白虎]]と同コストであり、どちらが飛んでくるのか対戦相手は読み辛い。 戦場リセットの有無で適切な対応が全く変わってくるため、両者のカードが存在していること自体が大きな利点になる。 この2枚はメタレベルでお互いを強化していると言えるかもしれない。 ver0.36以前 |色|レベル|攻撃力|HP|速度|能力| |&color(black){黒}|CENTER:6|CENTER:5|CENTER:4|CENTER:普通|&color(blue){■使用効果(消費魔力2):}全てのアタッカーを黒の書に変える&br()両者の全ての手札を黒の書に変える| ver0.39以前 |&color(black){黒}|CENTER:6|CENTER:5|CENTER:4|CENTER:普通|&color(blue){■使用効果(消費魔力2):}全てのアタッカーを黒の書に変える&br()自分の手札から1枚選び、両者の手札の「選んだカードとレベルが同じカード」を黒の書に変える| //旧記述 長所:手札破壊と戦場リセット 短所:事実上コスト8。のわりにサイズが小さく、敵ターンでヌッ殺されやすい [[白虎]]との違いはサイズが小さいかわりに、戦場までリセットできることだ ステータスは高いとは言えない5/4。しかし効果によってできた大量の[[黒の書]]が、リッチの戦闘力を底上げする。 相手に対しては手札が消えたも同然で反撃がしにくく、一方こちらは黒の書を有用に使える。 黒でない小型クリーチャーしかいない場合、簡単に2タテ3タテ決められることも。 とはいえ大型クリーチャ相手では、普通にねじ伏せられることも多いが。 対策としては、出すタイミングが読めるなら普通に大型クリーチャーを出せばなんとかなる。 黒でイニ有りならなら[[ファントム]]や[[ネクロマンサー]]で充分。 [[イソギンチャク]]や[[妖精]]、[[ピクシー]]などで、戦場リセットの逆手を取るのも面白い。 とはいえ[[玄武]]から繋がれたり、戦場に無効クリーチャーを置かれている時に使われると苦しいが… }

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