毒入り御神酒事件(第百四十四夜)

平成19年元旦に起きた無差別殺人事件。初詣の参拝客で賑わう北武蔵野市氷川町氷川神社の境内外において、『御神酒です。無料です』などと声をかけながら神職風の袴姿の男2人が酒を振る舞ったが、朝になってから御神酒を飲んだ者たちが体調不良を訴え結果24名の死者を出した。テトロドトキシンが使われており、多数の目撃者がいるものの犯人逮捕には至っていない。

ゴーストさま(第四夜『天体観測』)

YESとNO、ひらがな50音が書かれた紙を用いる一種の占い。こっくりさんや、エンジェルさんと圧倒的に違う点は、好きな霊を呼べる点。
紙の上部中央にドーマンセーマンを描き、左にYES、右にNOと記す。
その下に『あ』から『ん』までの文字を書く。
ドーマンセーマンの上に5円玉を置き、5円玉の上に参加者全員(最大で4人)の左手人差し指を置く。そしてある呪文を唱え、『○×さん、来てください』と声に出し念じる。終了時にはやはり呪文を唱え、『お帰り下さい』と告げる。

ネオ・ゴーストさま(第百九夜)

サヨリが突然始めた。額に呼び出したい霊の名前を書くだけという単純なもの。真偽、詳細ともに不明。

真言立川流(第八夜『予期された邂逅』~第九夜『目合(まぐあい)』)

ユウジロウを開祖、文観上人の生まれ変わり=『生き神様』とし、復活を手伝う。その方法は、『愛液と精液の混じったものを、その生き神様のお顔に塗りなさい。そして呪文を唱えなさい』というもの。この際のユウジロウは、父ユウジロウ、子ユウジロウ共に同意である。その後、子ユウジロウと近藤ユタカの融合により蘇ったユウジロウであったが意識が戻らず、立川流は、愛液と精液の混じった『和合水』を与え、呪術によってその意識を戻らせた。しかし器量の狭さからユウジロウの見捨てられる。

さまよえるユダヤ人(第八十九夜『観察』、第九十六夜『倨居(うつい)』)

キリストが処刑されたゴルゴダの丘に向かう折、ある一軒の靴屋の前で休憩をした。しかしその靴屋は、『うちの前で休むな』とキリストを侮辱する。するとキリストは、『行けと言うなら、行かんでもないが、そのかわり、お前は私が帰るまで、待って居ろよ』と呪いをかけた。以来、靴屋アハスエルスは黙示録にあるキリスト再臨の時まで死ねない肉体となり世界中をさまよい歩いている。

天国!地獄!大反省会(第百二十二夜)

ただ死んだキャラクターが出てきて裏話や思い出話をするだけのラジオ番組。メインパーソナリティは甲本ケンイチとホーク有吉。夜中、誰も聴いていないラジオから突然流れ出す。

Doors(第百三十一夜)

秋葉原などで売られている裏ソフト。中国か韓国で作られたゲームを誰かが翻訳した、日本のゲームマニアが一人で作ったなど、由来については様々な噂がある。インターネット上での評判は悪い。難解な、いわゆる脱出系ゲームで、次々に現れる部屋のドアを開くのが目的。しかし、どのドアがどのドアとつながっているのかはランダムで変化し、またスタート地点の部屋もリセットする度に変化する。その難易度からクリアした者はいないとされる。説明書もなく、ゲームの性質上攻略法も存在しない。単にDVDに焼かれたゲームソフトである。ドアを開くには、部屋にあるアイテムを組み合わせて鍵を入手する、記憶力パズルのような仕掛けを解く、IQテストのような仕掛けを解くなど様々。『これはゲームである』ということが妙に強調され、それはゲーム製作者とプレイヤーとのゲームでもある。ゲーム中の最後の部屋の扉と、プレイヤーがプレイしている部屋の扉はイコールであり、ゲーム中の最後の扉を開けることは即ち、プレイヤーが製作者に殺害されることを意味すると思われる。最後の扉を敢えて開けないことで、プレイヤーの勝利となる。

無限世紀おとめ組(第百二十七夜)

人気美少女アニメ。マンガ同好会がハマっている。『土方カシメ』と『望月ハトメ』という二人のヒロインが登場し、世界侵略の陰謀を企むダークラビリンスの一味と戦うもの。『土方カシメ』は実は未来から来たサイボーグで、性格がきつく、言葉使いも乱暴。『望月ハトメ』はごく普通の高校生だが、カシメに超能力があることを知られ、戦いに巻き込まれた。性格はおとなしくおっとり型。ただ、『お約束』としてピンチの際に『ヘタレのハトメ』とカシメに言われると、耳がぴくぴくと動いて凶暴化する。逆にハトメがカシメに対し『ヘタレのカシメ』と叫ぶどカシメは泣いて弱くなるというエピソードもあった。必殺技はハトメの超能力をカシメの腕部に装着された『サイコブースター』で増強し撃ち出す『ハイパーサイコブラスター』で『冥土の旅への餞別よ!』の決まり文句とともに発射される。

ハトメ 『地獄極楽ぶらり旅!』
カシメ 『許せぬ悪を何とする!』
ハトメ 『あーしてそーしてこーしちゃえ!』
カシメ 『我らさすらい助け人!』
二人  『無限戦隊おとめ組!』

変身直後には必ず上記台詞が入る。土曜の朝に放映され子供にも人気が高い。一方で戦闘シーンを確信犯的にやらしく演出し、喘ぎ声のような声を出させるなど大人への配慮も伺える。

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最終更新:2006年12月02日 13:09