歴史


初代・山形ソウエモン

『艶技(エンギ)』を編み出し、徳川家康に『将軍家御付艶事指南役』として仕え、将軍家代々に代々性交のありかたを伝授する役を担った。

二代目・山形マサノスケ

抵抗する女を、いかに効率よく犯すか、をまとめた技術『手込めの技(テゴメノギ)』を創造。更に『艶技(エンギ)』の要素も加えられ、女を犯し、更に自分も快楽を得、更には無理矢理犯されている女にも快楽を与えるという技術に発展。

三代目・山形キヌ

『手込めの技(テゴメノギ)』、『艶技(エンギ)』を学び、伝授すると同時に自らから実験台となり、更なる技術向上を目指し、和姦、強姦、あらゆる変態行為を全てまとめ『陰行流艶術(インギョウリュウエンジュツ)』を編み出す。一方で、強姦、レイプなどから自分の身を守る女性用の『陰行流艶遁術(インギョウリュウエントンジュツ)』通称『お留め(オトメ)』も編み出したが、女である為『将軍家御付艶事指南役』を継げず分家扱いとなってしまう。

三代目・山形センエモン

晩年まで子がもうけられず、やっとできた子も女(キヌ)だった為、マサノスケが取った養子。『将軍家御付艶事指南役』を継ぎ、本家を名乗るが、技術的にはキヌに劣る。

八代目・山形ゲンエモン

山形家の歴史の中で最も絶倫だったとされ、『陰行流艶術・連斬り』において、一晩23人斬りを果たしたとされる。

九代目・山形トモノスケ

山形家の中にあって最も人格者とされ、『手込めの技』を技術として継承しながらも決してあってはならない『禁忌の技』とした。その人格から数多くの女に愛され、たくさんの子に恵まれ、数多くの分家を生み出す原因を作った人物ともされる。山形家で唯一、血筋上の本家である三代目キヌの家系に対し損得勘定一切なしの歩み寄りを見せた人物でもあることが記録に残っている。また『将軍家御付艶事指南役』の役職を捨てる覚悟で、山形家の血筋からいえば自分たちは分家で本来、本家はキヌの家系であることを公言したという。



現代


山形家宗家

父ソウタロウ 妻ヨウコ、
高三のムネユキ
中二のシゲトモ(ロリコン)
中一のノブヨシ

山形家分家

ゲンタロウ
ツネコ
ユウジロウ
アカネ



陰行流艶術


『陰行流艶術・連斬り』(第三十九夜『炉火純青』)

一晩で連続して何人もの女を朝まで犯し続けるという、修練の一種。自分も相手もオーガズムを迎えて初めて『一回』と認められる。自分だけが果てても『一回』とは認められず、相手だけが絶頂を迎えても同様。
余りに過酷な修練の為、山形家通して見ても挑戦した者は少ない。
山形家の歴史の中で最も絶倫だったとされる八代目ゲンエモンの一晩(正式な『連斬り』は、午後八時から翌朝五時までの十時間の内に行われる)に23人というのが最高記録とされているが、この情報もかなり誇張があるといわれる。ユウジロウの記録は18名。

『陰行流艶術・裏手』(第三十八夜『憧憬』)

男色専用、つまりは、ホモ専用の技術。技術的に、子々孫々その全てを後継していかねばならないユウジロウもその技術をマスターしている。

『陰行流艶術・止め抑え』もしくは『打止め』(第五十七夜『陰の宴』、八十一夜『衆合地獄』)

浮気防止用の技術。この技を極められると、全く快感を感じなくなる。少しずつ回復するが元の快感を得れるようになるまでは30年ほどかかる。本来は、戦や貿易などで妻や愛人と何ヶ月も別れなければならない際に使用し、再会した折、『打ち戻し』によってその術を解く。また一方では不倫などを犯した妻に施し、そのまま別れ捨てるなど罰としても使用された。(八十一夜『衆合地獄』)

『陰行流艶術・打ち戻し』(第八十一夜『衆合地獄』)

『止め抑え』を受けた女を元の身体へ戻す技法。

『陰行流艶術・忍び見』(第六十二夜『障壁』、第第七十六夜『真理』)

覗き専用の技術。忍者装束のような専用の特殊装備があり、覗き見をして、自慰行為をし、更に逃亡の際にはただちにペニスを収納、逃走するのに適した工夫がなされている。(第七十六夜『真理』)

『陰行流艶術奥義・精子一粒』(第百十二夜)

珍々和尚こと山形ゲンタロウのみが使用できる。通常一度に3億個放出される精子を一つずつ放出し、3億回連発の射精が可能な技。凄まじい修練の賜物。

『陰行流艶術奥義・必着床』(第百十二夜)

珍々和尚こと山形ゲンタロウのみが使用できる。相手を100%妊娠に至らせる技。『精子一粒』と組み合わせて使用すれば、3億人の女性を短期間に妊娠させることも理論上は可能。

その他


陰行流艶術では、セックスの際の快楽の度合いで、セックス開始時を『一の段』~終了時を『八の段』まで段階を分けている。

『鉤手』
親指をクリトリスに、中指と人差し指を内部深くに挿入して、両面から責める際の基本的な手の形をいう。かなりの器用さと修練が必要で、何より指がひどく疲れる。

『裏捕り』『横払い』『下段の口』『逆さ蓮華』『牡丹』『腹中の獅子』『鬼車』『一輪挿し』『乳時雨』『霧雨』『さぐり』『岩打ち』『花つぶて』『手取り』『テコ入れ』『露切り』『ザクロ割り』『二人渡り』『逆さ十字』『小手返し』


陰行流艶遁術


『陰行流艶遁術・仏骨』

片腕が自由な際には、相手鎖骨と鎖骨の間、喉仏下部、正中線上に存在する急所、仏骨に親指を深く突き入れ、更に下に押し下げるようにして突くべし。

『陰行流艶遁術・つねり』

つねる際には、親指と人差し指をもって、出来うる限り薄く、相手二の腕の肉をつまみ、やや爪を立て、相手二の腕の皮膚を肉もろとも捻りちぎるが如くにして、渾身の力をもってつねるべし


名刀『蟹の爪』(第八十五夜『かぎろひ』)

山形家に伝わる日本刀。ホーク有吉に手をかけた『モイライ』征伐の為ユウジロウが使用した。普段はツネコの家に保管されているようだ。備前長船の作だが、ユウジロウらは詳細を知らない。ただ、『蟹の爪』と呼んでいる。

匕首(第三十五夜『閉じたいのちと血のねがい』)

山形家のクローゼットの奥にしまわれている。白木の柄に鞘を持つ短刀。恐らく山形家に伝わるものと思われるが刀匠など詳細は不明。

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最終更新:2006年12月07日 09:31