残念賞とは、その名の通り残念な賞のことである。
このページでは、かけ麻雀内部における残念賞について説明する。
- 残念賞の定義について
描いた絵師(または書き手)が、作品の質の悪さを自覚して残念賞と心の中で称する場合がある。
これは、気の乗らない、または難解なお題を出された時に頻出する。こと、としあきという個体はそのやる気にムラがあるためにこの傾向が顕著である。
提出された方のとしあきが感想とする残念賞は、後述する。
- 残念賞と描き手が思う要素
例えばその描き手が、いつもは『清書されたモノクロ線画』を基準とする品質の絵を提出しているとする。
時間がない、体調不良、お題が技術を大幅に超えるなどした場合、清書を省いて『下書きされたモノクロ画』で提出(注釈:ラフ画では輪郭が誤魔化せるため、多少の造形崩れを回避可能)、または造形が崩れたまま提出してしまう。
これが当人にとっての残念賞となる場合が多い。
他のケースでは、お題を満足に噛み砕けないままに描ききるというものもある。
一方で、時間が余った、体調良好、お題が心の琴線に触れたなどした場合、『清書された線画にカラー付き』となったり描き込みが増えたりする場合がある。
こちらは特賞と呼ばれる。
- 残念賞と貰い手について
以上のように、基本的に残念賞とは描き手が使う単語であり、貰い手が使うものではない。
それでも、俗世間に使われている『残念賞』という意味で貰い手、あなたがその単語を使う場合、ひとつ胸に手をやって一考してはいかがだろうか。
高望みはしていないだろうか。
描き手の思いやりを無下にしていないだろうか。
自分はそう思われないほどの良質の絵を描いているだろうか。
改めて書くが、かけ麻雀スレにおいて残念賞とは、貰い手が使うものではない。
仮に残念賞だと相手の絵をけなすことがあれば、その心そのものが残念賞なのだ。
気に食わない結果だったとしても、その絵に秘められた思いやりをかみ締め楽しもう。
- 「お題も貰わずに逃走とな!?」
稀に、スレとは関係ない者が部屋に迷い込み対局する場合がある。こうなると、スレでいくらお題を出しても反応がない。
このような場合には一度天鳳のチャット機能で話しかけ、コンタクトを取ってみよう。
それでも不可能な場合には勝者の特権は事実上無効。潔く諦めよう。
- 「お題絵が出てこねえぞ!」
項目1の理由によりコンタクトが取れなかった場合に発展する事象。お題を出した時には相手の反応を確認しておこう(出される側もきちんと返事をするべきである)。
そうでなければ、描き手と貰い手の滞在タイミングがすれ違っている恐れがある。
『ブッチした』などと腐らずに、描き手が来ることを祈ろう。もしかしたら良質な絵となって返ってくるかもしれない。
- 「お題絵を出したのに応答ねえぞ!」
単純に、貰い手不在であることが多い。
そういう時にはまず天鳳のチャット機能で /w と入力し、目当ての人物がいるか確認しよう。その上で様子を見て、スレで呼びかけをするのが望ましい。
また、いる場合でも消える前のスレに画像を貼るなどをした場合にはすれ違いが発生しやすい。十分程度で消えるようなスレの場合には新しいスレが立てられるまで絵の手直しをしつつ待ってみよう。
- 「ゆ、許された……?」
ごく稀に、お題を出さずじまいになる場合がある。
スレにおいてお互いの確認が取れないままになっているか、または項目1のように相手がゲストであった場合、起こりうる。
ただ、こう思われるタイミングの直後にお題が出されることは多くある。かけ麻雀の敗者は絶対に許されてはならないのだ。
最終更新:2010年08月19日 23:01