邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ 熱砂と機械と太陽の世界『グペル』

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出身者





概要


世界に存在する陸地のほとんどが岩と砂で覆われた世界。
雨は降らず、たまに曇りになるだけで天気の変化はほとんど無い。

この世界には二つの民族が存在している。
魔術・眼などに高い適正を持つ「砂渡りの民族」。
機械・科学の理解を得意とする「機械の民族」。
三つ目の民族として「砂食い」も数えるべきだという声もあるが、「砂食い」自身との交流を取れないため、この世界の民族は二つであるとされている。


生態


陸地が砂で覆われているため、植物は陸上ではなく海中・海底などに群生している。
この世界の海は100m下の海底が見えるほどに透明度が高く、不純物が少ない。
これは植物が海に大量に移った際、海中の二酸化炭素が減少して植物プランクトンが激減、そのためそれをエサとしている動物プランクトンや魚も同時に減少していったからだと言われている。

また、陸上の生物も他の世界とは大きく違った様相を見せている。
実は陸地を覆っている砂は無機物ではなく、生物である。群体を作った菌類がカルシウム化合物の殻を持っており、気温が下がった際に空気中の水分を吸収することによって生きている。
繁殖についてはよくわかっていないが、おそらくは殻の中で増殖し、一定以上の大きさになると殻が割れて増えるのではないかと考えられている。
陸上には植物が無いため、この砂状菌類を最下層とした食物連鎖のピラミッドが形成されている。
必然的に肉食生物同士の生存争いになるため、この世界の動物は総じて巨大で、獰猛で、強い。中には魔術や眼を使いこなす種もいるほどである。

そして、そのピラミッドの頂点に立つのが「砂食い」と呼ばれる生物である。
砂食いについては、また後述する。


民族


「砂渡りの民族」はその名の通り、一生を砂漠を旅して過ごす民族である。
砂漠に住む動物たちを狩って暮らすため、成人男女の全員がなんらかの戦闘手段を持っている。
旅は、キャラバンと呼ばれる10人から100人程度の規模の集まりで行われる。
基本的に気温の高い時期は南北へ、低い時期には赤道へ近づいていくが、機械民族の集落を転々と回っていくこともある。

「機械の民族」は、数百年前に滅びたと言われる文明の遺産を分解し、それを利用した技術で暮らす民族である。
一昔前は砂渡りの民族と同じように動物を狩っていたが、MOMと呼ばれる機械を発掘してからは動物を家畜にして育てている。
同じ土地に定住し、引っ越すことを嫌う性質を持つ。生活が安定し、娯楽などを楽しむ余裕が出てきたからか、日々を刹那的に生きる砂渡りの民族を侮蔑する人間も少なくない。


砂食いについて


現在の学説では「人間から分化した、より砂漠に適応した生物」という見解が主流である。
一般的な砂食いは、体は人間型であるが前肢が硬い皮膚で覆われており、目が退化して頭と首が一体化している。

強靭な肉体と群れで狩りをする程度の知能を持っており、砂漠に生息するほとんどの動物を獲物とすることが可能である。
それは人間も例外ではなく、砂渡り・機械の区別無くかなりの数が犠牲となっている。

また、砂食いの中には突然変異と呼ばれる個体が存在するらしい。
伝聞系なのは、突然変異についての資料が極端に少ないからである。
「砂渡りの民族」のうち最強とされていたキャラバンを壊滅させたとも言われているが、その民族を救援に行った者たちは赤子一人を保護しただけであり、キャラバンについての情報は手に入れられなかった。
また、彼らもまた謎の存在によって壊滅させられている。