ヘーロゥス傭兵団 - 邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

概要

　異世界において傭兵をこなすうち、仲間を得た一鉄　瞬が創設した団体である。
　最初は瞬と零郭　剋裡子の二人で組んで傭兵業を行っていたが、
　（この二人の出会いは、剋裡子が異世界へ訪れた際に瞬を雇ったことから始まる）
　とある依頼にて魔法のかかった呪具を探さなければならなかった。
　そこで二人は近くの森に住むという「魔女」に協力してもらうことを考える。
　その「魔女」がレイン＝サニーサニーである。

　レインと、その当時すでに養子となっていたエミリオ＝サニーサニーの二人を加え依頼を達成する瞬と剋裡子。
　しかし瞬が負傷してしまい、剋裡子が治療をする。
　その時に使っていたポーションに、レインは興味を示した。
　どうやら剋裡子の世界ではメジャーだった魔法薬も、レインのいる世界では発明されていなかったものらしい。

　ポーションの技術レベルに感心したレインは、他の異世界の物品をも見て回るため、瞬と剋裡子についていくことを決める。
　もちろんエミリオは無理矢理同行を命じられた。

　その後、レインの養子にカプラン＝グラーホルルウェンが増えたり、大量の魔物に襲われていたメクノミ＝ルグススを色々あって仲間に加えたりジュリオ＝ジュースターが瞬に喧嘩を売って傭兵団に入ったりS2-T50がレインに拾われてきたりマキナが怪我をして運び込まれてきたりブランカが瞬にくっついて加入したりブレンダ・ギヨタン・ヴァーンやアティがジュリオの妹になったりして、今に至る。

システム

　①依頼主が傭兵団にミッションを依頼
　②そのミッションを気に入った団員が、窓口や掲示板を通して引き受ける。
　③ミッションコンプリートすれば傭兵団を通して団員へ報酬が支払われる（内何割かは団の維持費に充てられる）。

　団員は凡てこの流れで金を得ている。
　働けば働いた分だけ稼げるシステムである。
　ただし、毎月どの難易度の依頼を何本以上など、簡単なノルマは存在する。
　副業可能であり、自分で交渉して依頼をとりつけても構わない。

　事務員なども同様に報酬を得る。
　依頼主が「ヘーロゥス傭兵団」であるというだけなのだ。
　「事務」「接客」「営業」「掃除」をこなすだけでも生活には困らない。

　傭兵団代表と契約して給金をもらうわけではないので、「命令権その他の権限」は存在しない。

　ちなみに、団の維持費の内容は、団員の家賃食費、事務員の手当て、その他などなど。

　炊事、洗濯は団員が当番制で行っている。

戦場と業務の担当

　特徴として「指揮権」の強弱は存在するが、ミッションや同盟関係への参加他を強制する権限は存在しないようだ（無論、レインの頼みとあらばどの団員も大抵の事は断らない）。
　上下関係がほとんど無く、良くも悪くも極めて個々の自主性が強い組織である。

司令

　傭兵団の代表として交渉も務める。
　団員の信頼厚く、核となる存在。

　レイン：火力型魔法使い。装備、食料などの備品調達

司令補佐

　レインを補佐し、その不在時には司令代行もする。
　事務と実務をバランスよくこなす。
　留守を預かる事も多い。
　堅実なメクノミと柔軟なジュリオがここを務める。
　瞬は戦闘経験豊富で創設者だが、無茶が過ぎるためこの辺のポジションにいないと思われる。

　メクノミ：治療戦士。接客、営業（剋裡子の死にともない、担当を受け継いでいると思われる）
　ジュリオ：特殊戦士。接客、営業、隠密行動

事務系

　エミリオ：空中支援型魔法使い。経理、事務
　剋裡子（死亡）：治療士。接客、営業
　アティ：戦士。接客、掃除などの雑務

実務系

　瞬：戦士筆頭、近衛戦士。魔法使いの護衛、迫撃
　カプラン：戦士。陸上・砂漠偵察、切り込み隊長
　ブランカ：戦士。密林偵察、迫撃、隠密行動、魔術石の精製
　ブレンダ：戦士。地中・洞窟偵察、探索
　マキナ：機械戦士。空中偵察、多籍を活かした交渉

「One for all, All for one.」

　和訳：「一人はみなのために、みなは一人のために」
　個人主義な傭兵団において、最低限の集団心理意識としての役目を持つ言葉。
　個人は個人であっても、我々は家族であるの意。

間取り図

傭兵団拠点間取り図