邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

カイロス・クロックス

最終更新:

jyakiganmatome

- view
メンバー限定 登録/ログイン
名前:カイロス・クロックス
眼:三窟眼(さんくつがん)
種族:自動人形(オートマトン)半生体タイプ ウサギ型
性別:正確には不明だが、恐らくは雄
中の人:イザングラン◆JAgRVpOyBc
年齢:正確なものは不明。精神年齢は10代前半?

一人称:僕
二人称:おまえ・きみ
三人称:あいつ

口調:少年のような声音で、少年のように喋る。なぜか語尾の最後の一音がカタカナになる。
 (※CVはショタ声で頼む。野田順子とかその辺で頼む。いやむしろノダジュンをデフォで頼む)
口癖:時は金なリ(本人曰く、『だっテこの世はいつでもタイム・イズ・マネーだろウ!?』)

好きな食べ物:カスタードパイ
嫌いな食べ物:特になし

大切なもの:アリスの安全

趣味:トランプ、ジャパニメーション鑑賞

好きな色:白色・石榴色
好きなアニメ:ロボットもの(ガオガイガーとかビッグオーとか熱いのが好き)

容姿1:黒い大きなシルクハットと袖なしの燕尾服を身に纏った、直立二足歩行の白ウサギ。表情がコロコロ変わるため、他人への印象は良いようだ。


容姿2:身長/111cm(耳・帽子抜き)。 総重量/60kg。 最大積載量/~230kg

誕生日:12月24日

イメージカラー:柘榴色
BGM: ♪オーダーメイド / RADWINMPS
属性『刻』

装備:

  • マレット
 クロッケー(フランスの球技。細長いハンマーでボールを打ち転がし、ゲートをくぐらせてゴールさせる。ゲートボールはこれを簡略化したもの)に使用される、ボールを打つための柄の長い打球槌。
 長さは約160cmで、先端部分に円柱型のヘッドが付いている。カラーリングは黒地に白・金。
 特注品らしく、銃弾を撃ち返したり岩を割ったりできる程の性能はあるようだが、何故に彼がマレットにこだわっているのかは不明。
 普段は左腕の空きスペースに、折り畳んで格納してある。

  • びっくり箱
 自分の体の機械化された部分に、刃物や銃器を組み込める。
 自分の体が重くなると嫌なので、ほとんどはナイフなど小型の刃物。銃器類は基本的に必要な時だけ搭載する。
 身近に機械に強い人が居ないと自分でやらなくちゃいけないので、少々めんどくさい。


使用技:

『クロックワークス』
  • 自分の『思考のクロック数』を、ほぼ自由に操作できる。
  • クロック数とは、コンピュータ等が行う動作のタイミングを取るための信号で、このクロック周波数が高いほど処理速度が速い。
  • つまり、自分の『頭の回転』の速度を自由に操作することができる。
  • これによって、世界の全てのモノの動きを、超スローにすることができる(音も、光も、もちろん自分も含めて)。
  • あくまで『主観の上でスロー』なのであって、物理的には全く通常の速度。なので、ダメージ等は変わらない。
 それでもライフル弾程度の速さなら止まっている様に見えるため、ミリ単位で正確に回避できる。
  • 『感覚』までも超スローになってしまうため、発動中は些細な痛みや衝撃までも、通常の何百倍ものダメージとして感じられてしまう。
 そして当然自分の動きもスローなので、発動中はかなりもどかしい。
  • 逆に、『クロック周波数』を低くしてしまえば、数時間の長さを数秒に感じることもできるため、時間を無駄にしない(あくまで主観の上でだが)。
  • 彼の『カイロス』という名前は、ギリシア神話に登場する『刻の神 カイロス』に由来する。決してクワガタポケモンではない。
 ギリシアでは『時間』に「クロノス」と「カイロス」という二つの呼び方があるが、前者は不可逆的な流れとしての『時』を、後者は可変的で変則的な、主観としての『刻』を表している。


職業:ラトウィッジ邸 執事
戦術:先手必勝。がんがんいこうゼ。

性格:
 格好に似合わず、少年の様な性格。
 彼自身はもっと大人びて見られたいと思っているようだが、基本的に無邪気で明るいので、そのミニサイズさとも相まってしばしば子供扱いされる。そして毎回のように『子供扱いするナ!』と食って掛かるが、それが余計に子供っぽさに拍車をかけている事には気づいていない様子。
 ポーカーフェイスを気取っているが、成功したためしが無い。
 服の下では、左胸部、心臓の位置に穴が空いていて、中身のゼンマイが丸見えになっている(コレを見られるとなぜか極度に恥ずかしがるため、恐らく人間で言うところの局部やオッパイのようなものだと思われる)。
 歯車には『CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY』(『神の名において之を鋳造する。汝ら罪無し』)という文句が彫られており、これは12世紀ドイツの死刑執行人の刀剣に彫られていたものと同じ。恐らくはドクトル・シュレーディンガーが趣味で掘り込んだものと思われる。



経歴:
 彼は、科学者兼兵器職人である、故・ドクターキャロルによって製造され、その当初の目的は『娘の遊び相手』としてであった。

 ドクターキャロルは元々天才的な兵器職人だったのだが、常々破壊のための機械を製作することに疑問を抱いていた。
 そんなある日、捨て子の少女『アリス』を拾った事をきっかけに、兵器製作の道から完全に足を洗う。しかし、それは同時に組織への『裏切り』を意味しており、職人仲間から大きな恨みを買うこととなってしまう。
 彼は以後、技術の流出や横流しを恐れた組織の者たちから執拗に命を狙われることとなり、堅気となった後は、人目に付かない田舎で、アリスと二人、隠れるように暮らした。

 そんな折に、ドクターキャロルが過去に製作した『学習し思考する戦闘兵器』であるウサギ型の自動人形を改造して作られたのが、クロックスである。

 彼はドクターキャロルの執事、アリスの友人として生活をしていたが、数年後、組織の追手に居場所を突き止められ、襲撃を受ける。その際にドクターキャロルは死亡、アリスは両足を根元から切断される。
 彼自身も体の半分以上を破壊され、致命的なダメージを受けるが、追手の女性科学者『ドクトル・シュレーディンガー』に修理・改造を行われて生き残る。
 これによって彼は『兵器』として最高級の性能を得ることができたのだが、その際、彼女から「アンタには心がある。あたしの猫とおんなじで、兵器としては失敗作だ」と言い残される。

 以後、彼は『アリスを守ること』を製作者のキャロルへの恩返しだと信じた。そして同時に、ドクトル・シュレーディンガーを探し、『失敗作』である自分を破壊しなかった理由を聞き出すと共に、『心とは何なのか』という疑問に決着をつけることを自らの目標と架した。

 彼の正確な起動年数が不明である理由は、製造時の初起動後、長い間機能停止の状態で保管されていたためである。
 ドクターキャロルが彼を起動させたのはこれが2度目で、この2回目の起動より前の記憶は、彼自身には残っていない。



構造と特徴:
 彼は『半生体タイプ』と呼ばれる、機体の部分部分が機械部品と生体パーツによって構成されているタイプの自動人形で、ロボットというよりは、サイボーグに近い構造になっている。
 生体部分は内臓器官が主で、その他の部分を埋めるように、機械パーツが詰め込まれている。
 彼の体を流れている血液は、酸素を運搬するためのに機能する本物の血だが、赤い色は人為的な着色。

 エネルギー源はずばり食事。口から摂取した食べ物を内臓で分解・吸収し、血液に乗せて各部分へエネルギーとして送り出す。内臓器官には、直腸など残りかすを排泄するための部分もあるが、大抵のものなら完全に吸収できるため、排泄物は基本的に無い。
 彼の場合メンタル面が活動に大きく影響するため、人間並みの食事・嗜好品や睡眠が必要。他の自動人形に比べると明らかな高コストだが、これも『家庭用』として製作された彼の特徴といえる。

 また、普通、自動人形は自我や感情、情緒などは持たないはずなのだが、彼は長い間人間と共に生活をしてきたためか、かなり人間的な思考と感情を持っている。喜怒哀楽から、悔しさや恥ずかしさ、感動や興奮・快楽なども人並み以上に感じる。
 また、オプション機能として、興奮時に血流・血圧が増加し、体温の上昇・頬の紅潮なども表現できるほか、感情の起伏によって涙も流せる。

 ちなみに、ドクトル・シュレーディンガーによって人工筋肉を違法パーツに差し替えられたため、その気になればかなりの怪力を発揮できる。
 また、その際に彼女の趣味嗜好興味からの実験によって、生殖機能を与えられた。が、彼自身は使う機会は無いと思っている。彼自身は……。
添付ファイル
記事メニュー
目安箱バナー