邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ 妖術<ヒノモト式>

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ヒノモト系の妖怪が扱う妖術体系。
妖怪が使う術であり、退魔師と呼ばれる物も稀に使う事が有る。
西欧で言う魔術と同一視される事が有るが、原理的には全く別物である。

魔術が悪魔や自然の外的な要因を利用する術だとすれば、妖術は主に自身の持つ力に起因する術である。

用法

妖術の発動プロセスは大きく分けて3段階に分かれる。
慣れれば冷静に自分の感情をコントロールし、容易に妖術を使う事が出来る。

想起

心中で妖術の基となる「心」に強く集中し、感情を高ぶらせる。
怒りならばより怒り、悲しみならばより悲しむべし。

具象

次にその感情を明確に、どういう形に具現化するのかイメージする。
この間が最も重要で、超集中した一種のトランス状態、いわゆる「明鏡止水の心」が必要。
この時、世界の景色をぼんやりとモニターの向こうから見るように感じられれば成功。
焔の妖術を使いたければ、そのまま景色に焔を上書きするように想像する。

発揮

溜めこんだ感情を一気に爆発させる。
例えば怒りに任せて手が出るかのように、感情が漏れ出たかのように妖術として表れる。

原理と対策

ヒノモト式妖術は人間界の科学では「脳波性物理干渉」と呼ばれる。
要は「強い感情が身体を介さず、物理的に直接結果として表れる」という状態である。

「現実の時間軸その物を、自分の望んだ結果に部分的に上書きする」術と言える。
俗にうタルパなどは簡単な妖術の類である。

この性質上、妖術同士がぶつかり合うときはより、自分の妖術の結果を信頼できる方が勝つ。
妖力とはすなわち精神力である。

しかしそう言った事情のため、例えば妖術で人を「化かし」たりする場合、相手の精神力が強いと効果を打ち破られてしまう。
妖怪たちはそういう事態を防ぐため、なるべく自分を怖く、おどろおどろしく演出して人間の精神を委縮させていた


……筈だったのだが、最近はもうなんか人間を怖がらせて楽しむ方が主目的になっている。

危険性と妖怪の誕生

妖術はその使い方にさえ「気付けて」しまえば人間にも使える。
要は出し方のコツをつかめば良い。

しかし、妖術を使うためには意識的に精神を刺激し、感情の波を作らなければならない。
この事情のため、妖術を使う人間は精神的に病んでしまう事が多い。

著しく精神を病むと「狐憑き」と呼ばれる錯乱状態に陥る。
現代でも「コックリさん」などの簡易的妖術儀式を悪戯に用いて、この状態になる事が有る。
こうなってしまうと自己催眠によりさらに自己催眠をかける無限ループに陥り、ガンガン精神が病んでいく。


そして精神が有る程度病み切り、自身の妖術の発動を抑制できないほど暴走すると、其れに呑み込まれ「妖怪」となる。

しかしここまで悪化する事例は稀で、殆どの妖怪は人間の抱いた「恐怖」や「思い入れ」が何かの拍子で「妖術」として成立してしまい
それが動物や自然に宿って生まれるものばかりである。