邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

シスター・シセル

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jyakiganmatome

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型式番号:不明
パーソナルネーム:シセル・ウェズリー(シスター・シセル)
眼:なし
種族:戦闘用自動人形(マリオネット)
性別:女性型
中の人:イザングラン◆JAgRVpOyBc

一人称:私
二人称:あなた・名前呼び
三人称:あのひと
イメージCV:芳野美樹

口調:敬語だが、堅苦しい感じはしない
口癖:「神は言っています。『~~~』だと。」

好きなもの:読書、正義執行
嫌いなもの:銃


容姿:
 女性型。頭髪は元々は黒だが、脱色してしまい灰色になっている。
 服装は基本的に黒い修道服。
 全身の球関節がむき出しになっているが、防水性はもっている。
 額の左側に銃弾で空いた穴があるが、彼女はとある理由からこの傷を治したがらない。


【スペック】

製造: マイスター・エックハルト=カタシロ
改造: サミュエル・ウェズリー
形式番号: 不明
作戦行動半径: 制限なし
センサー有効半径: 最大7Km
出力: 最大5100hp
身長: 120cm
体重: 54kg
スリーサイズ: B60 W50 H70
AI(ニューロチップ): 自立思考型戦術AIタイプG-32
ヴァージンサーキット: 製造時より搭載済

 頭部、人間の眼球と同じ位置にセンサーアイを搭載、視界はそれらに依存する。
 蒸気で曇らないよう、生体センサを使用。


装備:

【グレイス】
 十字架型戦楯。全長、約150センチ。総重量約100キロ。
 戦楯とは防御と攻撃を兼用させるための巨大な楯。
 このグレイスは材質にオリハルコンの合金が使用されており、“決して損傷・変形しない”という特性を持つ。
 しかし代償としてその重すぎる重量があり、人間には非常に扱いづらい。

【ザ・チャーチ】
 改造されたハマーH1。
 カラーリングは黒塗りで、十字架のようなマークが描かれている。通常、グレイスを荷台に積んで運搬する。
 セシルによってとてつもない改造がなされており、その走行力は既にハマーってレベルではない。
 また、橋の下で暮らしているセシルにとってはこのハマーが家であり、また教会である。
 チャーチ(教会)という名前はそれに由来する。


所属組織:自分で経営している移動教会

キャラクター:
 人形であるが、その所作や発言は非常に人間臭い。
 また機械のくせにやや癇癪持ちなきらいがあり、たまにキレる事がある。
 しかし一般人には非常に品行方正であり、ご近所からの信頼はあつい。

設定:

(詳しい経歴について、参考までに前日譚『Amazing Grace』を参照。
 小説形式だが読んで頂きたい)




 大きな橋の下で、何でも屋を経営している、プロテスタント系シスター。
 しかし何でも屋といっても、その業務内容は主に悪人の制圧や暴力沙汰の解決である。
『説教』と称したそのダイナミックな解決は、しばしば街の住人のストレス解消に役立っている。

 外見はシスターで、みんなにシスターと言われてもいるが、実は彼女は教会に依存せず宿無しで教を説いているため、正確には「伝道師」である。 
 しかし、実際ハマーの運転席と助手席を利用して人々の懺悔を聞いたりもしているので、その業務はどうにも全容が見えない。

 実の所、神は信じていないらしい。
 が、「神は救ってくれないから、代わりに私が救っている」という独自の理論があり、ある意味、神という存在は彼女の行動力の根底にあるとも言える。


 何よりも彼女が異質なのは、人形だという点である。
 元々戦闘用の自動人形であった彼女は、過去に牧師・サミュエルに拾われ、シスターとして暮らしていた時期があった。
 彼女が現在もこうして教を説き続けているのは、今は亡きその彼のためである。
 彼女の額に残った弾痕はその彼を庇って作られたものであり、彼女はそのせいで、その傷を治したがらないでいる。

 彼女が人形らしからぬ情動を持っているのもそのためであり、サミュエルが彼女をとある理由から必死に「人間として」扱い続けたため。
 本来は情動をデータとしてしか扱えない自動人形の彼女がこうして人間らしくなったのは、ひとえにサミュエル牧師の愛情が成した奇跡だともいえる。


 現在はとにかく説教を説き、祈り、そして戦う日々。
 元来戦闘用である彼女にとっては、トラブルの絶えないこの街は、なかなか居心地の良い場所なのかもしれない。
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