邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

カナード・Z・グルートナス

最終更新:

jyakiganmatome

- view
メンバー限定 登録/ログイン

名前:カナード・Z・グルートナス(Canard=Zoo=Gluttonous)
称号:【暴食】の魔女

眼:不明
種族:人間、魔女
性別:幼女
年齢:92歳
中の人:イザングラン◆JAgRVpOyBc

一人称:わし
二人称:あんた
三人称:あいつ
口調:老人じみた口調だが、「~じゃ」などはあまり使わない
口癖:「腹が減った」

好きなもの:食事
嫌いなもの:空腹



容姿1:
 腕は上腕、脚は大腿部で切断され、所謂「だるま」になった、4、5歳の幼女の姿。
『バトラー』はしばしば彼女に可愛らしいドレスを着せたがるが、本人は全く無頓着で、汚れるからという理由ですぐに全裸になる。
 白人であり、白い肌に蒼い目と、ぼさぼさの金髪を持つ。また、人間らしからぬ巨大な牙が生えている。
容姿2:脚が無いため、身長は不明。体重は約20キロ。
魔女の印:舌の刻印

装備:
 なし。
 強いて『武器』を挙げるならば、彼女の持つ歯と舌と食欲。
 また、彼女の口内には舌の刻印によって魔術がかかっており、その牙は折れず、決して傷つかず、全てを食いちぎる。

  • 『バトラー』
 装備ではないが、カナードが契約した悪魔である。
 普段は執事然とした服に身を包んだ、絶世の美青年の姿。しかしカナードと二人の時は、執事服に白い奇妙な仮面、ヒョロリとした奇妙な体型の悪魔。
 基本的に、カナードを抱っこして移動させたり、口に食事を運んだりするのが仕事。
『バトラー』とは「執事」という意味だが、これは本来の名ではなく、カナードが一方的に名づけて呼んでいるだけである。

 バトラーはカナードに一目ぼれしており、今もぞっこんであるが、完全に尻に敷かれている。


使用技:
 喰う。
 彼女の「喰らう」という行為は物理法則に囚われない。
 口に入れたものは全て、彼女の体内に広がる異空間に吸収される。

ウィッチクラフト:
 魔女が道具に拠らない自力の魔女魔術を発動する場合、代償となる物品・行為が必要となる。
 多くの場合、その行為そのものが発動のキーとなっているので、行為を封じられると発動できなくなる事も多い。
 この行為や代償に正式名称は無いが、「行為」「代償」「対価」「まじない」などと呼ばれている。

  • 『召還』(行為:“食べる”)
 体内に飼育する遣い魔を呼び出し、使役する。
 彼らはカナードの口から黒い煙の形で現れ、それが凝り固まって姿を作る。

 コストとして、召還する遣い魔と同じだけの質量を口から摂取しなくてはならない。
 また、出現する遣い間は、多くの場合知性・理性を持たない動物のような存在として現れる。


固有結界【インプロヴィゼーション】
  • タイトル:『飽食動物園』
  • スタイル:自身の体内に常に発動し続け、中で無数の遣い魔を飼育する巨大な空間
  • 発動時間:∞
  • 結界効果:
 カナードの使用する魔術の根幹を成す魔術結界。
 口を出入り口とし、内蔵とは別に、彼女の体内には無限の空間が広がっている。
 その中では無数の『魔』たちが生息しており、既にひとつの生態系をなしている。
 彼女の「Zoo(動物園)」という名は、これが由来である。
 その他、彼女が口に入れたものは、彼女の意思で「胃」か「異空間」のどちらに落ちるかを選択でき、後者の場合、喰われたものはその形を保ったままこの結界内へ落とされる。
 生きたまま喰われれば、ただ喰われた方が幸せだったほどの責め苦を味わう事になる。

 また、通常どれほど高位の魔女であっても数分しか保たないと言われているこのインプロヴィゼーションを、彼女は体内に作り出し、外部から自身の肉体で覆うことによって、特例的に発動時間を無限レベルまで引き上げている。
 これは一介の魔女では不可能な所業だが、恐らく彼女にかかった呪いが影響しているものと思われる。


職業:レストランのオーナー(客に怖がられるので表には出ない)

人間性:
 性格はおおらかで懐が広い。
 恐らくは年齢のためであるが、少しのことでは慌てない。
 が、同時に一般人とは感覚がずれており、手足が無いのを隠さない、全裸を好む、などなどの奇行が目立つ。
 また身だしなみも無頓着で、髪の毛の手入れなどもしない。
 彼女が唯一関心を払うのは、気の知れた相手と、食べることだけである。

設定:
 フランス辺境の薬剤師の家に生まれる。この時はまだ彼女は魔女ではなく、血筋も全くの人間のものだった。
 そこで10歳まで母と二人で暮らすが、近隣との接触が少なかったため、激化した魔女狩りにより、魔女として母と共に捕まる。
 母はそこで拷問死、自身も全四肢を切断され、投獄される。投獄中、食事などは与えられなかったが、自身の手足を喰って生き延びた。
 その後も半年間、拷問・強姦を繰り返され、瀕死になった所で捨てられる。

 そして死に掛けの状態で、悪魔・『バトラー』に見初められ、命を救われ本物の魔女となる。
 回復した彼女は、バトラーさえ予想していなかったほどの異常な魔女の才能を見せるのであった。


 その後、彼女は母と自身を裁いた者たちに復習するため、その力を授かろうと禁獣『ウロボロス』と契約するが、逆に怒りを買い失敗。
 結局はウロボロスと戦い、無限ともいえる魔力を奪ったが、その代償として“時の呪い”を受け、“不老不死の幼女”という姿にされた。

 しかしそれでもなお、奪った魔力によって、彼女は魔女狩りを行った者たちを残らず惨殺。
 衝動的にその死体を喰らい、一週間かけて全て食べきる。その時に、自身の魔女としての根源、『喰らうこと』を知り、バトラーより【暴食】の名を授かる。


 その後、バトラーと共に世界中を放浪し続け、世界中の食べ物を喰いまくった。
 そしてその経験を生かそうとレストランを開業。が、自分は何もできないので、バトラーに作らせて自身は味見係のみである。
 尻に敷かれ続けるバトラーは、それでも幸せ……らしい。


彼女の食事には、性的快楽が伴なう。
添付ファイル
記事メニュー
目安箱バナー