邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ 春の日のはじめごろの話(前編)

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――――ドキュメンタリー特番「竜胆菖蒲~仕事とは、生きるとは~」――――


以下は番組で放送された会話の、一部抜粋文である



竜胆先生の朝は早い


―――どうしてこんなに早く?

日が上り始めたころに先生は起きる

「夜遅く起きてる人は多いですけど、早朝ほどみんなしっかり寝てるものでね。寝像が乱れて前が肌蹴ている姿は絶好の被写体なんですよ。」

―――辛くはないんですか?

「まぁ、最初は嫌でしたよ(笑)でもこのフィンランディで覗きを続けるうちにどんどん苦にならなくなっていったんです」

そういいながら淡々と窓の解錠を続けている
一般人では到底解錠しきれないような数も、先生はものの数十秒で明け放ってしまう
何気ない盗撮の一つでも職人技が光る

―――いつもはこんな風に覗きを?

「いえ、いつもはipodで曲を聴きながら撮ったり、町内掲示板のスレを覗いたりしながら作業します」

「ですが後者は初心者にはお勧めできませんね。スレに見入って捕まる時も有るんですよ(笑)」

―――このお仕事を始めたきっかけは?

「バルト君に勧められて始めました。今は僕のギルドの一員になってます」

小鳥の囀りが聞こえる
どうやらもう6時、外にちらほら人が現れるようになった

「あちゃーきちゃいましたね。最初のうちは他の狩場を探してたりしたんですが今はもう違います。見ててください」

そういうとわざと物音を立てて浴場の女性たちを誘導し、通りすがりの通行人になすりつける
巧みに敵を誘導している様はまさに職人を感じさせる

―――すごいですね・・・

「最初のうちは自分のほうに敵がきたりと中々大変だったんです。初心者にはお勧めできない諸刃の剣ですね」

刻はもう7時
往来に大量の人が行き交い始める

「この狩場はもうダメですね、船内に戻りましょう」

そういうと窓を伝って船内に戻って行く

「撮って終わり」が職人じゃない


―――次は何を?

「そうですね、明日は船員みんなの温泉旅行があるので町内掲示板を覗いたりしないとね」

そういうと先生は画面を見つめる
見つめること数十分、先生に変化が

―――どうしたんですか?

「吾輩が晒されてるんですよ。盗撮、覗きの常習犯として疑いが強まっているみたいですね」

「まぁこういう事も仕事をやっていれば仕方のないことなんですが・・・」

―――辛くはないんですか?

「最初は辛かったですよ。ですが仲間に支えれてなんとかここまでこれました」

―――この仕事をやめたいと思った時は?

「それは家族にさっさと原稿を書けと言われたことですかね。仕事が仕事なので中々理解を得られないんですよ」

支えてくれる「仲間」がいる


そうこうしている内にもう夕方である
先生はなにかを思い出したかのように急いでバイクを発進させた

―――どうしたんですか?

「今日は交流会があったことを忘れていました。取材のことばっかり考えていましたから(笑)」

―――交流会というのは?

「そうですね、競りや撮影会などいろいろあります。今日行うイベントはバルト君たちとの撮影会ですね」

どうやら仲間の集まる浴室にいけたようだ

そして仲間たちと盗撮を始めた
黙々と覗きを行う様は早朝の時と全く同じである

―――仲間内で覗きをするのとソロでする違いは?

「いろいろありますが一番はやっぱり楽しい事ですかね。ソロでやる時はどうしても作業しているっていう感じになるんですが、みんなでやるときは撮影の合い間におっぱいの好みを語ったりできますからね」

そういうとまた黙々と覗きを始めた
おや?先生の顔が強張っている

―――どうしたんですか?

「恥ずかしいからって水着で入っている奴がいるんですよ。そんな根性無しは風呂に入る資格ありませんよ。覗きが終わったら徹底的にオカズにしてやります」

先生は一切妥協しない

自分の時間は二の次、三の次


時刻はもう19時、夜である
浴室での覗きも無事終わったようだ

―――そういえば朝から何も食べてないのでは・・・?

「基本的に深夜に一気に食べますね。日中はやることが多いのでご飯を食べる暇がなくて…」

ご飯を食べる時間さえも惜しむ
先生の心意気をあらためて実感させられた

―――次は何を?

「自慰をします」

―――自慰?

「はい、ストレス発散にもなりますし自分の力を見せ付けられますからね」

―――いつまでやるんですか?

「大体、夜型の入浴者の集う9時ごろまでですかね。途中で飽きたらギルドメンバーと雑談したりもします。この時間帯は唯一休める貴重な時間帯なんです」

そしてゴールデンタイムへ


自慰も終わり時刻はもう夜9時を回ろうかという時
先生は動き出す

「そろそろ…ですかね」

先生が浴室に入った瞬間、脱衣所に残っていた一人の男性が出て行った
絶好のタイミングである
そうすると先生はなんと、湯船に沈んで覗きを始める

―――この仕事をやっててよかったと思うときは?

「一番はレアアイテム(下着等)がドロップした時ですかね。その日一日はそのレアアイテムを眺めるだけで終わりました(笑)ちなみにジュエル君の下着もっているの、僕だけなんですよ」

そう語る先生の顔はとてもうれしそうだ

覗きを続けるうちにもう夜11時を回ってしまった

「アナスタシア君が来るのでそろそろこの辺で終わらないとね」

そういうと先生は浴室から出、窓からの撮影に移った
自分の身の安全もきちんと管理する先生である

―――明日は何時に?

「明日も4時ですね」
「それじゃあ僕はご飯を食べてから寝ますおやすみなさい」

先生の長い一日が終わった