パナウス - 邪気眼を持たぬものには分からぬ話 まとめ @ ウィキ

パナウス

魔界『幻想界』に住むイヌと人間の混血種族。
魔術師からの認識としては一般に”役立たず”である。何故なら、魔術師は自身が遠距離攻撃手段を備えているのが一般的であり、同じ遠距離特化タイプのパナウス族を召喚使役するメリットが無いからだ。
最も、平穏を好むパナウス族にとっては召喚を受けないことは願ったり叶ったりであろうが。

種族平均強さランク：Ｄ～Ｃ

外見

• 人間形態…犬耳、黒ずんだ鼻、全体的に犬を想起させる顔付
• 獣人形態…人間から見ると、一見ライカンの獣人姿と変わらない。獣人たちからすると、両者の違いは一目瞭然らしいが。
• 犬形態…個体によって種種多様。

身体能力

大柄な身体と、その外見には似合わない器用さ、明晰な頭脳を併せ持つ。が、それらのメリットを打ち消すほど敏捷性が低い。
その鈍重さ故に近距離戦は不得手であるが、パナウス族の真価は遠距離戦で発揮される。
持ち前の器用さで自作した弓･ボウガンにて、自慢の怪力に任せて行う強力な遠距離射撃こそ、パナウス族の最も得手とする戦い方である。
実際、幻想界ではパナウス族は手芸職人、もしくは優れた射手という意の「アーチヒーロー」として知られている。

種族的特徴

農耕と狩猟を基盤とし、木細工や彫刻などの文化を営みながら平和な生活を送る集落が殆ど。気性は穏和であり、争いごとはあまり好まない傾向にある。
他種族に対しては友好的であるが、その気性の穏やかさから見下されたり、いいように利用されることが多い。
また、自然神『ワカ』を信仰しているが、その信仰心は日常生活に大きな影響を及ぼすほどではない。