26番・

 俺、前田トシキには大学生の姉、中学生と小学生の妹がおり、俺が女になった事で四姉妹になったのだが、
「何で私が用意した服を着てくれないの?」
「そんなスカートなんて穿けるか」
 姉は女になった俺に自分の用意した服を着せようとしており、
「せっかくあなたのために買ったのに」
「そんな服、着る機会なんて無いと思うけど?」
 俺は例え男に戻れなくても姉の用意した服なんか着るつもりはない。
 姉とは違い、妹達は女になってからも普段と同じように俺と接しているのだが、
「お、お風呂入っていたんだ」
「お前達も入れよ」

 妹達は俺から目を反らしており、
「今は女同士だから一緒に入っても大丈夫だろ?」
「あ、あのさ・・・」
「どうした?」
「べ、別に」
「俺は先に出るぞ」

 風呂から上がった俺はふと鏡を見て、
「俺って胸が大きいな」
 どうやら妹達は俺の胸を見て女としての自信を失ってしまったようだが、
 肩が凝ったりして胸が大き過ぎるのも何かと問題がある。

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最終更新:2012年10月21日 19:15
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