「スナオ、一緒に入るか?」
「今は男同士だから良いけど」
明日から南原スナオは乙女学習のために女にならなればならないのだが、
スナオの大柄で筋肉質な体を見て、
「しかしお前が女になったらどうなるんだろうな」
「兄さん、変な想像は止めてくれよ」
スナオの担任でもあるセイジはスナオの叔父にあたるが、
年が10歳ぐらいしか違わない事もあってか、セイジを兄さんと呼んでいる。
翌日、
「ついに始まったのか」
すると手が小さくなって制服の袖に隠れ、肩幅が狭まっていき、
思わず立ち上がると、ズボンがずり落ちてしまい、
恥ずかしくなったスナオは慌ててトイレに向かった。
「し、信じられないよ」
スナオの体は筋肉質で引き締まった体つきから丸みを帯びた体つきに変化し、
腕や脚はすっかり華奢になっており、
「制服がぶかぶかだけど、他の服なんて持って来なかったからどうしよう」
最終更新:2012年04月26日 21:33