Free MC Boot
※PS2のバグを利用して、ELFファイルをメモカから起動できるようにする。
※ブラウザメニューに項目を追加できる(インストールしたELF)。
※『SCPH-10000~90000[v17]』まで対応。v18は対策済みで起動不可。
フォーラム
ダウンロード&初期設定
- ディスク媒体でインストールする場合は「
三代目HDLあぷろだ
」から、
下記の二つのどちらかをダウンロードする。- FMCB インストールセット DVD版
- FMCB インストールセット CD版
- USBメモリーを使う場合は、自分で必要なファイルを揃える必要がある。
- 全て「
三代目HDLあぷろだ
」で入手できるので、ファイルをダウンロードしておく。
- またはディスク媒体のインストールセットから、ファイルを取り出す(この方が楽かも)。
- インストールセットには以下のアプリが付属している。
- BOOT.ELF (『uLaunchELF』ファイラー)
- ESR.ELF (『ESR』パッチを当てたコピーディスクを起動させる)
- HDLOADER.ELF (『HDLoader』PS2HDDにインストールしたゲームを起動させる)
- SMS.ELF (『XPLODER(Ver. 1.0 Build003f)』であって「SMS」ではない。分かりやすいようにリネームして「APPS」フォルダに入れた方がいいかも)
- いろいろカスタム(ちょっと弄っただけ)したUSBメモリー版を用意したのでよかったらどうぞ
- 他にもインストールしたいアプリがあれば、「APPS」フォルダに入れておく。
CD/DVD ISOの場合は再構築が必要。
- 「SCPH-10000/15000」では「
X系モジュール
」が必要。
- 「INSTALL」フォルダ内の「MODULES」フォルダに入れる。
インストール
- ディスク媒体なら「Swap Magic」等でコピーディスクを起動させる手順で読み込ませる。
- USBメモリーなら「Swap Magic」の「メモカブートもどき」等でファイラーを起動し、ファイラーからUSBメモリーにアクセスして「FREE_MCBOOT.ELF」を起動。
- 「NORMAL INSTALL」を選択すればインストールが開始される。
- 尚、複数の本体で使いまわしたい場合は「multi version install」を選択。
設定
- 無事にメモカにインストールできれば、PS2を起動させた場合に「Free MC Boot」のロゴ画面が表示され、ブラウザメニューが増えているはず。
- 尚、「APPS」フォルダに入れたアプリは、この時点ではメニューに表示されないので注意。
- メニュー項目の追加はブラウザメニューの「FreeMcBoot Configurator」から行うか、設定ファイルの「FREEMCB.CNF」を手動で書き換える。
設定の変更方法(手動)
- 手動で設定を変更する場合は予めUSBメモリーを本体に挿し、「FreeMcBoot Configurator」を起動させ、「Save CNF to Mass」を選択すればUSBメモリーに設定ファイルが保存される。
- 戻す場合は「Load CNF from Mass」を選択した後、「Save CNF to MC0」又は「Save CNF to MC1」を選択してメモカに設定を保存する。
- 設定ファイルをメモ帳で開いて「name_OSDSYS_ITEM_1」という項目を探す。
- デフォルトとは少し違うが、大体は下記の4行で1セットとなる。
name_OSDSYS_ITEM_1 = [TITLE NAME]
path1_OSDSYS_ITEM_1 = mass:/BOOT/BOOT.ELF
path2_OSDSYS_ITEM_1 = mc0:/BOOT/BOOT.ELF
path3_OSDSYS_ITEM_1 = mc1:/BOOT/BOOT.ELF
- name_OSDSYS_ITEM_1 = [TITLE NAME]
- [TITLE NAME]はメニューに表示するタイトル名。日本語で指定してもOK。
- path1_OSDSYS_ITEM_1 = ~
- 読み込むELFの場所。
- 「mass:/」がUSBメモリー
- 「mc0:/」がメモリーカードのスロット1
- 「mc1:/」がメモリーカードのスロット2
- 尚「mc?:/」とデフォルトではなっているが、これはスロット1と2の両方を指定したと同じ事になる。
- 読み込む場所が固定しているのなら、パスは1つでもよい。
name_OSDSYS_ITEM_2 = [TITLE NAME 2]
path1_OSDSYS_ITEM_2 = mass:/BOOT/BOOT.ELF
日本語化
「uLaunchELF」の日本語化。
- インストールセットに「uLaunchELF用の日本語フォント」が付属しているので、メモカ内の「SYS-CONF」フォルダにフォントファイルを入れる。
- セーブデータをゲームタイトル名で表示させた場合に、日本語で表示されるようになる。
「Simple Media System」の日本語化。
- とりあえず、適当なアイコンを入れて破損ファイルにならないようにした物を用意したのでどうぞ。
ESR
ESRの使用方法
- 「DVD Decrypter」等でゲームディスクをISO化する。
- 「ESR Disc Patcher」を起動し「PATCH」を押してISOを選択。
- その後、パッチを当てたISOファイルを「DVD Decrypter」等でDVDに焼けば完了。
- FMCB導入済みのPS2を起動し、普通にディスクを入れると「ESR」のロゴが表示され、ゲームが起動する。
ESRの注意点
※尚、DVD媒体のゲームディスクのみ使用可能。
※CD媒体のゲームを起動させたい場合は「CDをDVD化」させる必要がある。
※パッチを当てたゲームディスクをPCで開くと
DVD-Video形式になっている。
※詳しくはわからないが、
DVD-VideoとしてPS2側に認識させる事で、ノースワップを実現したらしい。
※全てのゲームが起動するわけじゃないので注意。
最終更新:2013年08月28日 20:02