主人公は非メガネだと思う


ハリーポッターの登場人物の中で、最もメガネなのは
なんといってもセブルス・スネイプである。
という話しをしたら、パーシー(ウィズリー家三男)はだめ
なのか?と聞かれた。
うーん、まあ悪くは無い、しかしエレ(以下略)。
あれですよ、パーシーの惜しところは権威主義なところです。
残念ながら、権威主義者はメガネたりえません。
立身出世に必死なエリートはむしろ勝ち組みであり、自らも
人生の勝者になろうと一生懸命です。

メガネはそうではいけません。彼らは常に自分を疑い、
劣等感を抱いた負け犬でなくてはなりません。
高い能力を持ちながら自分の力を信じることが出来ない
人間でなくてはなりません。
己の欲するところを知っていてはなりません。
常に迷い、立ち止まらなければならないわけです。

現時点でのパーシーは惜しいです。
彼の行動が優秀な二人の兄に対する劣等感から発生した
ものであることは明らかです。
魔法省を、権力を盲信するのは、他に拠るべきものがない
ガラスの精神の現われといえないこともありません。
あと一息、魔法省でヒドイ目にあって僕が間違っていた、
とかいいながらうなだれてぺしゃんこになって戻ってくれば、
これはこれでよいメガネなのですが。
このままふつーにうわははは!愚民どもめ~とかのたまう
官僚になってしまっては全てが台無しです。
今はメガネに足りない彼ですが、今後の展開に期待です。

高遠いづみはパーシーを応援しています。

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最終更新:2007年03月06日 10:40