No.7:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) AM 02:09 ID:QdNcC18k0]
ネタが被ってたらすまん。


女「お茶どうぞ」
男「あ、ありがとう」
(今日は髪の毛シリーズも無し…か。風邪でも引いたのかな?)
僕は一応、お茶を確認したが何もおかしなことは無かったのでそのまま飲み干した。

ふうっ美味しい。
女「何ともない…んですか?」
男「えっ?」
女「あっ、冗談ですよ。冗談。」

僕は冗談とは思えず、少し不思議そうな顔をしてあははと笑っている女を
尻目に気だるい体を走らせトイレで吐いた。




No.10:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) AM 02:46 ID:snVLiiAz0]
「ねえ男くん、どうして保守しなきゃいけないんですか? こんなに男くんのこと愛してるのに。
 男くんのためならなんだって出来ますよ? ――――とか□□□□とかだって男くんが命令して
 くれればすぐに出来ちゃうんですよ? こんな便利な女他にいませんよ? なのにそれなのになん
 で私が保守なんてしなきゃいけないんですか男くんのこと愛してるのに愛してるのに愛してるの
 に愛してるのに愛してるのに愛してるのに愛してるのに愛してるのにどうして保守なんてことし
 なきゃいけないんですかそれとも恥ずかしいんですかそんなの些細な問題ですよ皆に見せつけて
 やりましょうよ私と男くんはこんなに愛しあってるんだってほらそろそろ男くんのところにいき
 ますからほらすぐそこですよほらあなたのすぐ後ろ」



No.11:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) AM 02:55 ID:snVLiiAz0]
「男くんどうして何の返事もないんですか? いくら男くんが恥ずかしがり屋さんでも
 私にも限界がありますよ? 女性というのは男を待つ生き物ですからいくらでも待ち
 ますけど早くしないとおばあちゃんになって死んでしまいますよ? そういう恋愛も
 素敵だと思いますけど男くんには私の肉体も味わってほしいのでなるべく早いうちか
 らの方が良いと思うんですよ。それとも男くんは熟れた肉体が良いんですか? でもそれも
 男くんがそういう風に私の体を馴染ませればいいわけですから結局若い体も貪れるわけですから
 お得だと思いますよねえ男くんどうして返事してくれないんですかまさか他の女のところに
 行ってるわけないですよね男くんのことは私が一番知っていて男くんのことを信じてますけど
 そんな愛と性欲の違いも理解が出来ないような雌豚に目が眩んでるなんてことありませんよね
 ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ



No.12:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) AM 03:03 ID:snVLiiAz0]
「男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん
 男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん
 男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん
 男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん男くん
 男くん男くん男くんおとアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
 男くんおアハハハハアハハハハハハハアハハハハハハハ男くアハハハハハ男くん
 アハハハはアハハハハハはハハアハハハハハハハハハハハハハハハハハハ男くん
 男くんアハハハハハははははははハハアハはははアハハハハハハハアハ



No.13:愛のVIP戦士  sage [2007年02月09日(金) AM 03:13 ID:ggoGe0jSO]
久々にほのぼのした
仕事先じゃなかったら保守SS投下するのに

女「皆さん、私と男くんのために保守して下さいね、でないと…ニタァ」



No.19:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) AM 06:05 ID:qV1MyLTjO]
女「男くんどうして私を大事にしてくれないの?好きになってくれないの?
コこんなに思ッテるのに。けんな男くんなら呪われて仕方がない呪われても仕方がない呪われても仕方がない呪われても仕方がない呪われても呪われても呪われても呪われても呪われても呪われても呪われても呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪」



No.20:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) AM 06:09 ID:zsyN99Fk0] 私の男君への思いが受け入れられないと知ったあの日、幼を消し去ることに決めた。
二人はすでに男女の仲になっていて、いつも男君の部屋で愛し合っていることを知っていた
私は、図々しくも男君の部屋で眠っていた幼を殺した。男君を思う気持ちと、男君の愛情を
一身に受けることへの妬みと憎しみを込め、真っ暗な部屋でゆっくりと挽肉にしてやった。

いろいろな臭いが混じりあった空気が充満する部屋の中、私はその人だったものを壁や
天井や家具に投げつけたり、自分の身体に擦りつけたりして遊んでいた。どういうわけか、
心のどこかが酷く痛むような気がしたけれど、そんなことは取るに足らないと無視し続ける
ことにした。だってあの憎い幼が消えたんだもの。私がこの手で形も残らないほど
グチャグチャにしてあげたんだもの。何がそんなに不安なのか自分でもよくわからない。

しばらくしてから部屋に入ってきた人を見て私は目を疑った。さっき殺して今は部屋中に
飛び散っているはずの幼が目の前にいたのだから。臭いと光景に嘔吐する幼を尻目に、
私は『それではいったい私が殺したのは誰だったのだろう?』と自分に問いかけた。

――男君って、目が綺麗だね

ふと、部屋の片隅に転がっていた目玉が視界に入る。血の海の中に転がる大きな球体。
もう身体からは切り離されて機能を果たすこともないのに、まるでその大きな瞳の中へと
吸いこまれていくような気がした。

ああ、男君の目だ。男君の、あの綺麗な目に間違いない。

その時になって初めて、私は間違えて男君を殺してしまったのだと気がついた。幼への
憎しみや嫉妬や怒りや恨みが爆発した状態で、私は男君と幼を間違えてしまった。

……でも。悲しくはない。だって私は今、男君に塗れているんだもの。血も肉も骨も……
男君を構成し男君であったすべてを私はこの身体に纏っているんだもの。

や っ と ひ と つ に な れ た ね 。



No.35:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 06:27 ID:zIXWa0pa0] >>24
逝ってこい。

今日も狂った日々が続く変わらない朝。僕に平穏という文字はあるのだろうか?
と考えて即答で「無い」と言うもう一人の自分にふと目頭が熱くなるのを感じた。

男(唯一、僕が恵まれていることはこんな状況でも一緒にいてくれる友だt)
女「おはようございますっ、男君」
男「あ、ああ、おはよう」
女「偶然ですね♪」
男「僕は君と接するようになってから『偶然』って言葉は信じないことにしたんだ」
女「確かに私達が出会うのは必然、結ばれるのも必然ですからね…ってもう、なに言わすんですか♪」

僕はそれを無視しながら昨晩、友が言っていた言葉を思い出す。
(友「お前、明日が誕生日だけど、それはある意味命日かも知れない…肝に銘じとけよ…」)

女「…それで、話は変わるんですけど今日は何の日か知ってます?」
あ、わかってるんですねと僕の顔を観ながら微笑む彼女は凄く…恐ろしかった。
男(まぁ、ある意味知っていて当然か…)

女「…それでですね、私、考えたんですよ。男君が何をもっとも必要としているか」
男(それは満場一致で『平穏』だよ…ハハ)
女「それは…『平穏』じゃないかと私は思うんです」



No.36:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 06:29 ID:zIXWa0pa0]


えっ……女は何を言ったんだろう?最も僕に相応しくなくて、求めている言葉を女は言ったんだ。
女「だから、安定した『平穏』と幸せが私のプレゼント、です」
男「本当に?本当に本当!?」
女「ええ、私が男君に嘘をついた事なんてありませんよ?」
少しだけ引っかかる言葉が聞こえた様な気がしたけど僕は気にせず喜んだ。

男「(幼と友に早く報告しないと!!)それじゃ、僕は先に学校へ行くかr」
女「ああっっ!何か大事なことを忘れてると思ったらコレを忘れてました。」
よかったといって女はひらひらと緑色の薄い紙……


婚姻届を僕に見せた。

男「えっ?さっき平穏がどうとか言ったばかりjy」
女「コレを含めて『平穏』に決まってるじゃないですか♪」
男「(やばい逃げないと…)ごめん幼と友が待ってるからっ」
じゃと言い終わる前に女は心底不思議そうな顔で答えた。



No.37:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 06:32 ID:zIXWa0pa0]


女「えっ、それはおかしいですね?男君の為に………殺した、筈なんですけど……??」

男「(なっ、えっ??)冗談は…よせよっ…」
女「だから、『平穏』ですよ。大変だったですよね?頭のおかしい二人にいつもぐだぐだ言われて。」

女「『命日』…、ねぇ。本当に…フフッ」

男(コイツ、本気だっ……)
僕は心の底から恐怖してどこか安全な場所へ逃げ出した

……がその願いもバチバチと何かが弾けるような音が聞こえた時
には叶わないことがわかった。

二人の愛の巣へ…そんな言葉が聞こえた様な気がした。


  • END-



No.38:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 06:34 ID:RcVyUWGS0]
36
婚姻届は茶色だ
緑色は離婚届




No.39:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 06:35 ID:zIXWa0pa0] 
うをっ!!スマン、脳内修正してくれ。



No.45:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 08:21 ID:zIXWa0pa0]
お昼休み

女「さ、丹精込めて男君の為に作ったハンバーグです。食べて下さい」
男「もう髪の毛とか血液とか勘弁してくれ…」
女「大丈夫です。今回は普通のお肉を使いましたから」
男「本当かよ…」
女「嫌ならいいですよ。そういえば妹さん、可愛いですね。あんまり可愛すぎて急にきえch」
男「いただきます。俺ハンバーグは大好物なんだ!」
女「そうですか、ならどうぞ」

ふぅ、なんてことない普通のハンバーグだ。鉄の味もしないし焦げ臭い髪の臭いもしない。
男「普通に美味かったよ」

急に彼女はあっ、といって微笑みながら聞いてきた。
女「ところで男君、今日は幼さんはお昼だと言うのにまだ登校してませんよね?」
男「んっ?そういやそうだな?」
女「風邪…だといいですね。例えばの話ですが、もしかしたら誰かに誘拐されてるのかも知れませんね」
男「え?」



No.46:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 08:23 ID:zIXWa0pa0]
女「コレも例えばの話ですが誘拐にミンチにされてるかも知れません。そしてそれは料理され…」

… ま さ か

女「ハ…いえ、何でもありません。ところでそれ、美味しかったですか?」
僕は吐いた。クラスのみんなが見つめる中泣きながら吐いた。

その時だった。

幼「みんな、おっはよー…ってどうしたの男??」
男(えっ?あ、幼…?)

女は優しく、ただ優しく微笑みながら言った。
女「冗談ですよ。」

そして続けて「そういえば知ってますか?警告って言葉?」とも言った。



No.47:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 08:27 ID:zIXWa0pa0]
×誘拐
○誘拐犯

間違えすぎだな。



No.51:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 08:59 ID:zIXWa0pa0]
お昼休み

女「おおお、男君!私っ…怖い…助けて下さい!」
男「(『私怖い』…ね。まさにその通りだよ)…でどうしたの?」
女「私、ストーカーの被害に遭っているんです!!」
(そんなに抱きつかれたら……ろ、肋骨が…って、ん?すとーかー?)

は?それって笑うとこ?

女「なんでああいう人達は人の迷惑を考えずにそういうことするでしょう?」
男(お、女を殴りたいと本気で思ったのは生まれて初めてだ……)

女「だから私を守って下さい!今日は男君の部屋に泊まって、
お風呂場でもベットでも守ってもらわなきゃっ」
男「はぁ…それが目的か…。女さん、僕だって怒りますよ?」
女「(ああ本当なのにいつもの癖で…)ほ、本当なんです!男君~…」

ほのぼの…


50
上にお題あるよ



No.53:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 09:32 ID:7KFYkKVQ0]
【誕生日】

女「ねえ男くん」
男「な、なんだい女さん?」
女「一週間後の今日って男くんの誕生日だよね」
男「そう、だね」
女「あのね、ひとつ質問したいんだけど」
男「な、なに?」
女「男くんの絶対欲しくないものってなに?」
男「へ? 欲しくないもの」
女「うん、欲しくないもの」
男「欲しくない……指とか?」
女「え」
男「え、なにそのやっちゃった的な声。ねえ、嘘だといってよ(ry



No.55:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 09:42 ID:7KFYkKVQ0]
【旅行】

男「まず旅行の定義を考えてみようか」
女「うん」
男「旅行ってのは日々の雑務を忘れ、見知らぬ土地に行って羽を休める、もしくは見聞を広めるためのものだ」
女「うん」
男「そして家に帰ってまた雑務に追われる日々を頑張ろうという活力を得るために行くためだな」
女「うん」
男「でもな、帰れねえんじゃ旅行じゃないよ? ただの逃避行だよ?」
女「うん」
男「そこで何か一言」
女「男くん大好き」
男「お前のキャラ聞いてるんじゃねーよ! ここはどこだって行ってるんだよ!」


ンジャメナ



No.56:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 09:46 ID:7KFYkKVQ0]
【テスト】

男「で、俺のことが好きすぎて答案用紙の名前の欄に俺の名前を書いたの?」
女「うん」
男「お前は学校でトップを取るレベルで、対して万年赤点ギリギリの俺だぞ? さぞ俺が目立つだろう?」
女「え? 男くんは私だけのものだよ」
男「じゃあちゃんと名前ぐらい書け! クラスで言われたとき恥辱も良い所だ! どんなプレイだ!」
女「……えへへ」
男「恥らうな!」



No.57:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 10:04 ID:zIXWa0pa0]

ふぁぁ…、昨日も無言電話無言メールで眠れなかったなぁ…
女「そうですね。寝た時間が4時、起きた時間が八時じゃ完璧な寝不足ですね」
ああ、セコムを突破して家に侵入したことはいい、いや、良くないけどさ。
男「この手錠はなんだ?」
女「赤い…糸?でしょうか?」

説明によると僕を拉致ろうとして失敗し、一緒にいれたことに満足して寝てしまったらしい。
男「と…いうことは逃げないように?」
女「はい、逃げないように」

男「鍵は?」
女「私の体のどこかですよ」
本当に嬉しそうな彼女の顔を見て僕は泣いた。



No.61:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 10:53 ID:WJnwQSMD0]
女「男くん、ハイ!チョコレート」
男「喰うか?犬」※犬にチョコを与えてはいけません。
犬「わん!」はぐはぐ
女「ああっ!なんで!?」
男「何が入ってるか分からないからな……よし、大丈夫」
女「男くん、ひどいよ……えぐっ…ぐすっ」
男「ご、ごめん!(ぱくっもぐもぐ)うわー女のチョコすげぇオイシー!」
女「嘘…無理してる」
男「本当だって!女って結構………が…ま……」どさっ
女「ふう、予想よりも効き目が遅かったわね」
犬(ぴくぴく)
女「さあ、私の家に行きましょ。ん、しょ…男って重いのね…」



No.62:愛のVIP戦士  [2007年02月09日(金) PM 11:31 ID:zIXWa0pa0]

女「男君、私替え歌を考えたんです」
男「うわっ!音も無く後ろに立たないでくれよ…」
女「それでは歌います。」
男「ちょっと待t」

おーは男のおー♪れーはレ○プのれー♪ゆーは行方ふめー♪みーはみーな殺しー♪
かーぁは、かーんきんのかーぁ♪こーぉは子供のこーぉ♪

さぁ、結ばれy


僕は最後の部分を聞く前に自分の教室から飛び出した。
クラスのみんなはただ哀れむ様な視線を送るだけだった…



No.83:愛のVIP戦士  [2007年02月10日(土) AM 10:05 ID:bXekBpmRO]
保守ついでに投下

女友「はい、男くん。ちょっと弁当作ってきたから食べてくれる?」
男「マジ!!ありがとう!!女友って優しいなー」
女友「えへへ~そんなことないよ~」

女「…………」


次の日


先生「急な話だが…女友は転校することになった」
男「………え?」

女「クスクス」



No.91:愛のVIP戦士  [2007年02月10日(土) PM 12:32 ID:bXekBpmRO]
女「バイト大変そうだね」
男「別にそんなに大変じゃないさ。それよりお前それ食べたら帰れよ」
女「えへへ~♪待ってるよ」
男「いや、待たなくてい……」
バイトの先輩女「男くーん!ごめんだけど手伝って~!」
男「わかりましたー!じゃあな女」
女「……」


次の日


店長「急だけど山下さんは昨日でバイト辞めることになった……」
男「………え?」

女「うふふ」



No.116:愛のVIP戦士  [2007年02月10日(土) PM 05:59 ID:25hKg1VG0]
俺ばっか投下してていいのかなぁ…。



欲しいもの

男「はぁ…」
女「どうしたんですか?男君?」
彼女は僕の幼や友と同じくらい大切な友達だ。

男「いやぁ…、好きな人ができてさぁ…」
女「えっ! あ、そ、その人ってもしかして男君といつも一緒にいる人…かな?」
男「あ…そ、そうだね」

女(こんな大切なこと言ってくれるってことは、それって…)

女「もっもしかして、それっ…それって、…わt」
男「…わかっちゃったかも知れないけど、幼の事が好きなんだ…」
女「…ふぅん…そうなんだ。 あっ、いいコト考えました! 私が彼女を男君のモノにしてあげます。 どうです?」
男「そうしたいのは山々だけど…。あ、ちょっと待てよっ!…って行っちゃった…」

放課後

女「男君…、幼さんはこの教室です。 ちゃんと男君の気持ち伝えましたよ」
男「…け、結果は…?」
女「フフ…もう貴方のモノですよ」

僕はそれを聞いて黙って教室の扉を開いた。
そこで待っていた物は…



No.117:愛のVIP戦士  [2007年02月10日(土) PM 06:00 ID:25hKg1VG0]


幼「……」



胸に奇妙なオブジェを生やしたまま椅子にもたれ掛った幼だった。

後ろで優しい声がこの空間が幻覚ではないかと思わせるほどアンバランスだった。

女「ちゃんと『モノ』になりましたね。 ははっっ…くっ。あはははは」
男「ああああああああああっ………。」

男「なんでこんなっ、こんな酷いことをっ!!」
女「貴方が望んだことじゃないですか? 腐らない様に大切にしてあげて下さいね」

狂気…それ以外にこの空間を語る言葉を僕は知らなかった。
外からは運動部の掛け声や帰宅途中の生徒の声が聴こえる。

それがこの狂気をさらにはっきりとさせていく。


女「男君の好きなモノは聞いたけど、好きな人って誰なんですか?」

END



No.123:愛のVIP戦士  [2007年02月10日(土) PM 08:40 ID:25hKg1VG0]
誕生日

今日はメールが五百件。ダイレクトも二百を超えている。
それでいて成績学年一位だもんな…。

いや問題はそこじゃない…。なんか今日はやけに力が入っているって所だ。

女「おはようございます。男君」
男「とりあえず、鍵は閉めたし、セコム…もONになってる。どうやって入った?」
女「愛のパワー。ラブパワーです」
男「大して驚かなくなった僕自信には涙がでるよ」

口移しがどうとか言っていた女を無視。いい天気だなぁ…。

女「さぁ、学校へ行きましょう!あっ、でもその前に少し…お手洗い…を」
そんな動作に一瞬ドキッとする僕は末期なのだろうか?

ふと女の鞄を見かける。折角だから玄関まで持っていってやろう…。
ズシッ…

ん?

失礼だと知りつつ僕は鞄の中を空けて見た。中から出てきたのはクラッカーや綺麗な装飾の帽子…



No.124:愛のVIP戦士  [2007年02月10日(土) PM 08:41 ID:25hKg1VG0]

男「…ああ、そうか…」
一人暮らしを始めてしばらく立っていたから忘れてたけど今日は誕生日かぁ…

こういうことは素直に嬉しい…ただ…

手錠やスタンガンとか鎖、ガムテープが出てくるのは何故…?
極めつけは軽井沢の地図だ。

僕はガムテープでトイレのドアを開かない様にしてから、鼻歌を歌いながら家を出た。
男「誕生日…か…」

何故か太陽の日差しがいつもよりも眩しかった。



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最終更新:2007年02月11日 00:01