乙女心、恋心♪ - はるか♪@ ウィキ

乙女心、恋心♪

パーコ♪　「いよいよR団チームvsはるか♪チームの第3戦が始まろうとしています。」

コーシエン　「・・・やっぱり自信なくなってきた・・・。体は燃えるように熱いんだけど・・・。」
エミリ♪　「・・・・・・・・・。」

イスズガワ　「さあ試合を開始するぞい！」
〃　「ファイッ！！！」

カーーーーーーーーーーーーーーーン！

パーコ♪　「試合開始のゴングです！」

はるか♪　「ふふふ。」

ロンシャン　「何か不安だなぁ・・・・。」
アベノバシ　「フッフッフ。安心するべ。」
ロンシャン　「アベノ・・・・・。」
アベノバシ　「フッフッフッフ。ケロッケロッケロ！」

コーシエン　（・・・エミリ♪ちゃんにバレンタインのお返ししてないんだよな・・・）
〃　（・・・この試合、手を抜いてそれで許してもらおうかな・・・）
〃　（・・・向こうは女の子だし、本気で負けたら格好悪いし・・・）

ロンシャン　「コーシエン！何を躊躇(ちゅうちょ)してるんだよ！早く攻めろ！」

コーシエン　「あ！はい。ロンシャンさま！」
〃　「食らえ！クロスチョップ！！！」

パーコ♪　「おおっと！コーシエン選手！先制攻撃だ！しかし・・・。」
あゆみ♪　「効果ありませんね。ヤミラミはゴーストタイプですから。」

ロンシャン　「あ、あの馬鹿、何してるんだ・・・。」
アベノバシ　「童貞だから仕方(すかた)ねえべ。」
ＫＴトバ　「そんとおりズラ。」

エミリ♪　「コーシエンさん！馬鹿にしないでよ！」
〃　「しっぺぇ返しぃぃぃーーーー！！！！」

パーコ♪　「おおっと！エミリ♪選手。強烈なしっぺ返しで応戦です！」

バシ！コーーーーーン！！！！

コーシエン　「うっおおおっ！！！」

パーコ♪　「これは効いたかぁ？！」
あゆみ♪　「しっぺ返しは後攻めで威力2倍ですからね。」

ロンシャン　「何してんだよ。あいつ・・・。」
アベノバシ　「うんにゃ。ロンシャンさま、コーシエンを信じるべ。」

あゆみ♪　「ヤミラミは、すばやさの種族値が低いので、しっぺ返しとはシナジーしますね。」
パーコ♪　「じゃあ、コーシエン選手は、すばやさで勝っていることが裏目に出てるってことですか？」
あゆみ♪　「そーでもないですね。やっぱり先に攻撃できるのは大きな利点ですから。」

はるか♪　「くっくっくっくっく♪」

ロンシャン　「コーシエン！かみなりパンチだ！力技で押し切っちゃえ！」

コーシエン　「あ、はい。ロンシャンさま！」

はるか♪　「エミリ♪ちゃん！特性発動よ！」

エミリ♪　「はい！」
〃　「鬼火！」

ぼわ～～～～～～～ん！

コーシエン　「うおっ！熱っちっちっち！！！」

パーコ♪　「おおっと！エミリ♪選手、鬼火です！！！」
あゆみ♪　「え？！何で？！」

ロンシャン　「え！？なんだって？何で先手で鬼火が飛んでくるんだよ？！」

パーコ♪　「えっ？今の疑問符は何なんですか？」
あゆみ♪　「そっか！特性いたずらごころ。それで先制で鬼火が・・・。」
パーコ♪　「どういうことですか？」
あゆみ♪　「本当はすばやさが早い方が先に攻撃できるんですが、補助技を先制で発動できる特性があるんです。」
パーコ♪　「え？そんな特性が・・・。」
あゆみ♪　「そう。夢特性いたずらごころ。」

コーシエン　「あっちっち！でも攻撃だ！かみなりパーーーーーンチ！！！」

ボカボカッ！

エミリ♪　「痛っ！」

パーコ♪　「おっと！コーシエン選手、かみなりパンチで攻撃だ！」
〃　「でも、あまり効いてないみたいですね・・・。」
あゆみ♪　「火傷して攻撃力半減ですから。」

はるか♪　「くっくっくっく！」

ロンシャン　「おかしいぞ！ヤミラミの夢特性はまだ解禁前のはずだぞ！」

はるか♪　「あら？そーでしたの？あたし知らないわ。そんなこと。」
〃　「それにゲームのメタ表現は禁止じゃなかったかしら？おお～ほっほっほっほっほっほ！」

ロンシャン　「くっ！」

コーシエン　「あちちっ！」

ボウッ！

パーコ♪　「おおっと！火傷したコーシエン選手！体力をじわじわ奪われていくぅ！」
あゆみ♪　「う～ん。この展開は・・・。」

エミリ♪　「自己再生！」

パーコ♪　「エミリ♪選手！今度は先手で体力回復だぁ！」

コーシエン　「じしーーーーーーん！！！」

エミリ♪　「きゃん！」

パーコ♪　「技があまり効いていない！」
あゆみ♪　「・・・・・・・・・・・・」

ボウッ！

コーシエン　「あっちちちちっ！」

パーコ♪　「そして、また火傷がコーシエン選手の体力を奪うぅ！！！」
あゆみ♪　「詰みましたね。」
パーコ♪　「え？どーいうことですか？」
あゆみ♪　「コーシエン選手の勝ち目がないってことです。」
パーコ♪　「え？」
あゆみ♪　「エミリ♪選手の回復が先手で間に合ってしまうんです。」
パーコ♪　「はいはい。」
あゆみ♪　「それにエミリ♪選手の弱点を突く技がありませんからコーシエン選手では突破は無理です。」
パーコ♪　「なるほど、なるほど。」

ロンシャン　「ちっ！」
〃　「なんてことだよ。女王に3連敗かよ・・・。」

はるか♪　「おお～ほっほっほっほっほっほっほ！！！かっかっかっかっか！！！」

アベノバシ　「ケロッ！ケロッ！ケロッ！ケロッ！」
ロンシャン　「ど、どうした？アベノバシ！何がおかしい？」

はるか♪　「あ～ん？何だい？あのカエルは？」

アベノバシ　「ケロッ！ケロッ！ケロッ！ケロッ！オラぁ奇策士アベノバシだべぇ！」

<<乙女心、恋心♪>>
(2011.3.13up byはるか♪)