オシリアよ九字を切り己の命は自ら守れ。

カシコジマ 「オシリアよ。今からそなたに九字護身法を教える。」
オシリア 「なにそれ?おいしいの?」
カシコジマ 「ふざけずにまじめに聞け。」
オシリア 「は、はい。」(・・・・おじいちゃん何か怖い・・・・)
カシコジマ 「早九字は、悪鬼怨霊を遠ざけ災いから身を守る呪文じゃ。」
オシリア 「はい。」
カシコジマ 「まず、人差し指と中指を伸ばし、ほかの指を丸めて手剣をつくる。そして「(りん)」と唱え、空中で横線を引く。やってみよ。」
オシリア 「(りん)!」
カシコジマ 「う~~む・・・・。不器用とは聞いておったが・・・・。」
オシリア 「ごめんなさい・・・・。」
カシコジマ 「まあよかろう。時間もない。続いて「(ぴょう)」と唱え、縦に線を下ろす。」
オシリア 「(ぴょう)。」
リプレ 「ちょっとぉ!それよりどうして私たちまでこんな危ないとこに連れてきたのよ。」
イスズガワ 「今のキキョウに安全なところなどない。」
リプレ 「ええっ!えええぇぇぇぇぇーーーー!!!」
カシコジマ 「ワシのそばにおる限りは、ワシがお前(オシリア)たちを守る。」
オシリア 「お、おじいちゃん・・・・・・。」
カシコジマ (・・・・守りきれぬときは、共に滅することになる。不憫じゃオシリアよ・・・・)

イスズガワ 「ウジヤマダ殿が、来たようじゃ。」
ウジヤマダ 「ククピポ~♪」
イスズガワ 「それと・・・・。」
カシコジマ 「邪なる気配。近づいてくる。」
イスズガワ 「そろそろじゃな。」
リプレ (・・・・ごくっ・・・・)
オシリア (・・・・・えっと、(りん)(ぴょう)(とう)(しゃ)・・・えっと、えっと、あーん。わからないよぉ・・・・)

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(2010.8.29up byはるか♪)

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最終更新:2010年08月29日 14:29