わさび漬け

わさび漬け(山葵漬け)は、粕漬けの一種。静岡県の名産。

ワサビの根、茎をみじん切りにし、塩漬にしてから、熟成させた酒粕に和えて食塩、砂糖などを練り合わせた漬物。

ワサビの鋭い香りと辛味が酒粕の甘みによって和らげられ、口当たりを良くしていることが特徴。ご飯のおかずとしての他に、酒の肴としてそのまま、あるいはカマボコなどに和えられる。

ワサビを漬け物として加工する手法としては江戸時代から糠漬け・どぶろく漬けなどが存在したが、粕漬けは清酒が普及した江戸時代後期に府中(現在の静岡市)の商人が創案したとされる。1889年(明治22年)に開業した東海道本線静岡駅で土産物として売られるようになり、ここから各地に広まった。

現在では、香辛料・香料・わさび調味料などを添加して風味を強めたわさび漬けが大半で、昔ながらの製法のわさび漬けは希少化しつつある。

はるか♪HSウメダの好物である。

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最終更新:2010年02月27日 19:44