山間部は冷え込むでしょう

アナウンサー 「それでは、気象衛星はるか♪からの映像です。」
お天気お姉さん 「本日のジョウト地方北部は雪です。特に山間部は冷え込むでしょう。」
ブチ!

ベッカムJr♪ 「北の方は天候が悪くなるみたいですね。早くいかりのみずうみの第3勢力のことを調べないと・・・・。」
ドトウ 「あぱっぱらぱ。らぱぱっぱぁ。」
ギムレット 「ぱっぱらぱあ。ぱっぱらぱあ。」
ベッカムJr♪ 「って、あなたたち何やってるんですか?」
オペラオー 「ぱっぱらダンスだよ。」
ベッカムJr♪ 「え?ぱっぱらダンスって。」
オペラオー 「こうするんだよ。見てな。」
ドトウ 「まず、ちょっと腰を落とす。」
ギムレット 「そして、両手を上げて、リズムに合わせて手首を返すんだ。」
オペラオー 「手のひらの向きが肝心だぞ。右手と左手を同じ向きに向けてはダメなんだ。」
ドトウ 「さあ、ベッカムJr♪もやってみろよ。行くぞ。」
ベッカムJr♪ 「は、はい・・・。」
ドトウ 「あぱっぱらぱ。らぱぱっぱぁ。」
ギムレット 「ぱっぱらぱあ。ぱっぱらぱあ。」
オペラオー 「あぱっぱらぱ。らぱぱっぱぁ。」
ドトウ 「ほら、リズムに乗ると楽しくなってきたろ。」
ベッカムJr♪ 「はあ・・・・。でも何か楽しくなってきた。」
ギムレット 「よし、じゃあ続けるぞ。」
ドトウ 「あぱっぱらぱ。らぱぱっぱぁ。」
ギムレット 「ぱっぱらぱあ。ぱっぱらぱあ。」
オペラオー 「あぱっぱらぱ。らぱぱっぱぁ。」
ベッカムJr♪ 「楽しい・・・・。」
ドトウ 「あぱっぱらぱ。らぱぱっぱぁ。」
ベッカムJr♪ 「って!ちがーーーーーーう!!!」
ギムレット 「なんだ?急に大きな声を出して?」
ドトウ 「折角のダンスが台無しじゃないか。」
ベッカムJr♪ 「って!違う!違う!あなたたち、何やってるんですか!」
オペラオー 「だから、ぱっぱらダンスだよ。」
ベッカムJr♪ 「だから、そうじゃなくて、あなたたちは、一体何をやってるのかって言ってるんです。」
ギムレット 「だから、ぱっぱらダンスだよなあ。」
ベッカムJr♪ 「もう!僕たちは腐ってもORIGINなんですよ!新しい仕事です!調べなきゃならないことができたんです!」
オペラオー 「え?本当かい?」
ギムレット 「俺たち。いや僕たちだったかな?新しい仕事が回ってきたんだな。」
ドトウ 「うぅ・・・。やっと俺たち。いや私たちだったかな?やっと存在意義を示すことができるんだな。」
ベッカムJr♪ 「だから、こんなアホなダンスをしてる暇はないんです!」
オペラオー 「おい。アホなダンスはないだろ。これでも私たち、いや俺たちだったかな?俺たちが一生懸命考えたダンスなんだぜ。」
ベッカムJr♪ 「このダンスを考えてどうするつもりだったんですか?」
ギムレット 「俺たち、いや僕たち、このダンスをギャグにしてM1グランプリに出ることにしたんだよ。」
ベッカムJr♪ 「う゛ぇ?M1グランプリですか・・・・。」
ドトウ 「ああ。M1だ。」
ベッカムJr♪ 「どうしてM1なんかに?」
オペラオー 「俺たち、いや・・・。もうめんどくさいから俺たちに統一だ。俺たち、存在理由が不明だってことは知ってるだろ。」
ベッカムJr♪ 「はい。確かに存在している意味がありませんね。」
ギムレット 「あー!俺たちが一番気にしていることをストレートに言うなあ!!!」
ベッカムJr♪ 「あ~ん。自分から振っておいてマジ切れされても・・・・・。」
ギムレット 「くやしい。こんなお子様ペンギンにまでバカにされて・・・・。」
ドトウ 「ちょっと、酒を飲みに行っただけなのに。ただそれだけでその後お呼びがかからなくなってしまった。」
ギムレット 「少しぐらい息抜きしたっていいじゃんかよ。」
オペラオー 「確かに本部が壊滅した直後ってのはよくなかったかもしれないよ。でも、俺が先に予約してたから、みんなが気をつかってくれて・・・・。」
ギムレット 「オペラオーは全然悪くない。悪いのは全部女王だ!」
ベッカムJr♪ 「それも単なる八つ当たりのような気が・・・・。」
ドトウ 「挙げ句の果てに没個性3兄弟なんてレッテルを貼られて・・・・。」
ベッカムJr♪ 「それははるか♪さんが悪いような気がする。」
オペラオー 「お陰で、俺たちその後ぱったりと出番がなくなってしまった・・・。」
ドトウ 「この世に生まれて意味のないやつなんていないんだぜ。」
オペラオー 「それなのに、それなのに俺たちは・・・・・・。」
ギムレット 「というわけで、俺たちはM1にエントリーしたんだ。」
ベッカムJr♪ 「要するに世の中に存在感を示そうとしたってことですね。」
ドトウ 「そのとおりだ。」
ベッカムJr♪ 「ユニット名は何ですか?」
オペラオー 「調査団体ORIGINだ。」
ベッカムJr♪ 「売れなさそう・・・・。で、ネタはできてるんですか?」
ギムレット 「このぱっぱらダンスだよ。」
ベッカムJr♪ 「コントですか?」
ドトウ 「だからダンス。」
ベッカムJr♪ 「・・・・・・・・・・。がんばってくださいね。」
オペラオー 「ああ。がんばるぜ。」
ギムレット 「で、何か用事があったんじゃないのか?」
ベッカムJr♪ 「もういいです。さようなら。」
ドトウ 「ああ、じゃな。俺たちがメジャーになったらまた会おうな。」
ベッカムJr♪ 「はい、楽しみにしています。数年後にフラグ回収されたらいいですね。」

ベッカムJr♪ 「じゃあ、元幹部はほっといて。」
トルトルトルトル!
ラスカル♪ 「はい。ラスカル♪です。」
ベッカムJr♪ 「僕です。ベッカムJr♪。」
ラスカル♪ 「あ、ベッカムJr♪君。久しぶり。」
ベッカムJr♪ 「ちょっと力を貸してほしいんだ。」
ラスカル♪ 「何かな?」
ベッカムJr♪ 「実は、これこれこういうわけなんだ。」
ラスカル♪ 「ふ~ん。第3勢力ね。」
ベッカムJr♪ 「何か新しい紛争のにおいがするだろ?」
ラスカル♪ 「わかった。でも僕は今忙しいから直接は手伝えないな。」
ベッカムJr♪ 「そうなんだ・・・・。」
ラスカル♪ 「でもアドバイスはできるよ。」
ベッカムJr♪ 「ありがとう。」
ラスカル♪ 「それってはるか♪さんの情報だろ?」
ベッカムJr♪ 「そうだよ。」
ラスカル♪ 「じゃあ、君が直接動くのはやめた方がいい。」
ベッカムJr♪ 「え?どうして?」
ラスカル♪ 「あの人の情報なら正確だ。そして、そんな重要な情報を君たちに伝えたということはだな。」
ベッカムJr♪ 「うん。」
ラスカル♪ 「君たちが動くことによって、何かあの人の得になることがあるんだよ。」
ベッカムJr♪ 「そうかあ。」
ラスカル♪ 「あの人が君たちの調査能力なんかを期待してるはずはない。たぶん噛ませ犬か何かだね。」
ベッカムJr♪ 「じゃあ、僕たちは今回は動かない方がいいかな?」
ラスカル♪ 「いや。これに乗っかっておこう。動かないとはるか♪さんが勘ぐって違う手を打つおそれがある。」
ベッカムJr♪ 「具体的にどうしたらいい?」
ラスカル♪ 「誰か捨て駒をその第3勢力に潜入させよう。3幹部はどうしてる?」
ベッカムJr♪ 「今回は、あの3人は使えないよ・・・・。」
ラスカル♪ 「じゃあ、別の誰かを潜入させて、しばらく様子を見たらいいよ。」
ベッカムJr♪ 「わかった。アドバイスありがとう。じゃあ。」
ブチ!
トルトルトルトル!
ベッカムJr♪ 「あ、僕ベッカムJr♪です。お久しぶり。」
????? 「ヒヒーン!」

<<山間部は冷え込むでしょう・おしまい>>

(2009.12.20)

M-1とかその場限りの時事ネタもいいところ・・・。
物語を壊すなと言っても聞かないしこっちの発言をネタに組み込んでるし。
自分の発言に呼応した物語の後付けとか勘弁してくださいよ。
そもそも調査団体ORIGINは第1編で出番終わりだったので、
勝手な哀れみでダラダラ引っ張り出されると非常に困るんですがね
by告知を更新しすぎてあらし対策エラーに引っかかってしまったロンシャン

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年12月21日 16:42