決勝戦・「ロンシャン」vs「カシコジマ」
イスズガワ 「パンチ、キックによる打撃のほか、投げ技、関節技、寝技もありじゃ。肘、膝、頭突きによる攻撃もいいぞ。」
パーコ♪ 「リング中央で両選手が
イスズガワレフリーからルールの説明受けています。」
あゆみ 「両選手リング中央で睨み合いを続けています。でも・・・。」
パーコ♪ 「そうですね。お互い目をそらしませんが穏やかですね。」
あゆみ 「両選手とも必要以上に闘志を表に出していません。」
パーコ♪ 「いい試合が期待できそうですね。」
あゆみ 「はい。」
Far♪ 「け!」
イスズガワ 「ポケモンは覚えている技を使ってもよい。ただし武器や凶器を使うと即失格じゃぞ。」
Far♪ 「1回戦のときは、あの辺のルールが曖昧だったんだよな。」
パーコ♪ 「常識でダメでしょうが・・・・。JK」
あゆみ (・・・・
ロンシャン様、試合に集中してください・・・・。)
オシリア (・・・・おじいちゃん。がんばれ・・・・。)
イスズガワ 「両者、自コーナーに別れて。すぐゴングじゃ!」
パーコ♪ 「さあ、いよいよゴングです!世紀の
R団大武闘大会の覇者がいままさに決められようとしています!!」
あゆみ 「興奮しますね!」
Far♪ 「け!」
オシリア 「おじいちゃん!がんばって!」
カシコジマ 「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーー!!!」
カーーーーーーーーーン!
パーコ♪ 「さあ、世紀のゴングが打ち鳴らされたあ!試合開始だあ!」
あゆみ 「緊張します。いい試合が期待できそうです。」
パーコ♪ 「両者、右の拳を会わせて、ボクシングスタイルで向き合っている。」
あゆみ 「
ロンシャン選手は、ボクシングもOKです。格闘技の天才ですから。」
パーコ♪ 「先に仕掛けたのは
カシコジマ選手だ!左ジャブ、ジャブ、右ストレート!」
あゆみ 「
ロンシャン選手、ブロッキングとスウェーでかわします。」
パーコ♪ 「
カシコジマ選手のパンチはどうですか?」
あゆみ 「キレがありますね。左のダブルのあと右のストレート!ワンワンツーのリズムのよく攻めています。」
Far♪ 「あれはボクシングスタイルに拳法の突技を混ぜたパンチ攻撃だね。」
あゆみ 「はい。右の拳の軌跡が最短距離で
ロンシャン選手の顔面を狙っています。効率がよい攻撃です。」
パーコ♪ 「ワンワンツー!112!
カシコジマ選手、リズムよく攻撃を続けます!」
あゆみ 「でも、
ロンシャン選手もよく見えているようです。1発ももらっていません。」
Far♪ 「ふん!あれは、カウンター狙いだね。」
パーコ♪ 「
カシコジマ選手!ワンワンツー!おおっっと!!!!
ロンシャン選手!
カシコジマ選手の左ジャブに右ストレートを合わせたあ!!!」
オシリア 「きゃあぁぁぁぁ!おじいちゃーーーん!!!」
パーコ♪ 「さあ、
カシコジマ選手、立てるか!それともこれで
ロンシャン選手の優勝決定かあ?」
Far♪ 「立つね。目が飛んでない。」
あゆみ 「私も立つと思います。軽い脳しんとうだけで、あまり効いてないようです。」
あゆみ 「
カシコジマ選手、10カウントぎりぎりまで待って、インターバルをとるみたいですね。」
オシリア 「おじいちゃーーーーん!がんばれーーーーー!!!」
(2009.12.6)
最終更新:2009年12月06日 23:00