1回戦第2試合・「ロンシャン」vs「むてきまる(ロンシャン)」
選手控え室
ロンシャン 「さあ、ハチなんて、瞬殺してやるぜ。」
セコンド 「
ロンシャン様、
Far♪選手が陣中見舞いに来てますが。」
ロンシャン 「ん。そうかい。試合前だけど挨拶だけしとくか。」
Far♪ 「やあ
ロンシャン氏、こっちの世界では初めまして。」
ロンシャン 「ああ、初めまして。で、あんた誰なんだい?」
Far♪ 「あたしは誰でもいいんだよ。」
ロンシャン 「名乗りたくないなら、別に聞かないさ。」
Far♪ 「次、ハチと対戦だろ?あたしの
ストレラ2(携行用地対空ミサイル)貸してやろうか?」
ロンシャン 「いらないよ。あんた自分が何で負けたか理解してないんじゃないか?」
Far♪ 「武器の選択間違ったことだね。あんだけ固いんだったら
ATM(対戦車ミサイル)ぶち込んでやるべきだった。」
ロンシャン 「学習能力ないんだな。お前。」
Far♪ 「ふん。あんたに言われたくないね。」(#`皿´)イーダ!
ロンシャン 「半角や顔文字は使うなよな。」
Far♪ 「あたしの趣味だよ。あんたにとやかく言われたくないね。」
ロンシャン 「じゃあ好きにしろよ。で、僕になんの用だい?」
Far♪ 「何でこんな混乱してるときに武闘大会なんか開催したんだよ?」
ロンシャン 「意味なんてないさ。僕が大会をしたかっただけさ。」
Far♪ 「嘘言え!あんた自分が刺されそうなって、代わりに側近が刺されて、それで信用してた幹部に裏切られて、今大変なときじゃないのか?」
ロンシャン 「あんた、男言葉一生懸命使ってるけど、全然様になってないな。」
Far♪ 「ちゃかすな!あんた今やることあるだろ?しっかり足下固めるとか。反乱軍を制圧するとか。」
ロンシャン 「僕は武闘大会がしたいんだよ。」
Far♪ 「今ならまだ
女王と和解だってできるかもしれないんだよ。」
ロンシャン 「もう遅い。遅いんだよ。僕は
女王の策略に嵌められた。すべてが回り出したんだよ。」
Far♪ 「そんなことない。
女王は本当は泣き虫で臆病なんだよ。あんたが怖いだけかもしれない。」
ロンシャン 「僕は次の試合に集中したいんだ。もう帰ってくれ。」
Far♪ 「・・・・・・・・・・・・・・。わかった。もう言わない。」
ロンシャン 「悪いな。・・・・・・・。でも、本当にあんた誰なんだい?」
Far♪ 「あたしは、地獄からきた渡し守だよ。」
カーーーーーーーン!
ロンシャン (・・・・
あゆみの声だ。確かに僕は今集中力を欠いている・・・・。)
ロンシャン (・・・・でも
あゆみの言うとおりだ。今は目の前の敵を倒すことだけを考える・・・・。)
観客 「うおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
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(2009.11.29)
最終更新:2009年11月29日 18:37