女王の最期

Free♪ 「おーい。イ♪、聞こえるか?コブラは墜落して炎上している。女王様とさとり♪は墜落前に脱出したようだ。」

イ♪ 「電波の入りが悪いが聞こえるぜ!さとり♪の居場所は、こいし♪のシンクロでわかっている。」
チョキン♪ 「お!さとり♪だ!木にぶら下がっているぞ。無事のようだ。おーい!さとり♪女王様は無事か?」
さとり♪ 「わかんないですぅー。墜落直前に私は脱出したですぅ。そのあとで女王様も脱出したと思いますぅー!」

イ♪ 「引き続き女王様も探す。きっと近くにおられるはずだ。Free♪も上空から探してくれ!」
Free♪ 「ラジャー!」
ヤマメ♪ 「女王様。どうかご無事で。」

イコマ山山腹】
女王 「痛てててててて。はでに腰打っちゃったよ。でも、取り敢えずあたし生きてるみたいだね。」
??? 「やっと見つけたよ。憎っくき女王め!」
女王 「は?あんたはウオッカ♪?お前生きてたみたいだね。」
ウオッカ♪ 「殺してやる。殺してやる。あんたなんか殺してやる。」
女王 「何言ってるんだい?もう争いは終わったんだよ。あたしたち負けたんだ。一緒にアサギに帰ろう。」
ウオッカ♪ 「殺してやる。殺してやる。あんたなんか殺してやる。」
女王 「ごめんよ。あたしあんたたち守りきれなかったよ。」
ウオッカ♪ 「殺してやる。殺してやる。あんたなんか殺してやる。」
女王 「あんたにはリン♪を見張りに付けといたんだけどね。でもあんたちょっと暴走しすぎたね。あたしも人のこと言えないけど。」
ウオッカ♪ 「殺してやる。殺してやる。あんたなんか殺してやる。」
??? 「待ちな!ウオッカ♪!」
女王 「リン♪じゃない。」
リン♪ 「ウオッカ♪!折角警告しておいたのに。お前はあのとき殺しておいた方がよかったみたいだね。」
女王 「リン♪!何言ってるんだい!私の命令に背く気かい!」
リン♪ 「女王様、あたしは女王様の命令のとおり敵が命を落とすまでのことはしませんでした。でもこいつは爆弾とか地雷を仕掛けたりとかやりすぎです。」
ウオッカ♪ 「女王だって、ロケット弾使ったじゃないか!」
女王 「あれは凍るだけで殺傷能力ないやつだよ。でも、もういいよ。言い訳はしない。あたしの罪は誰かが裁いてくれる。取り敢えず3人でアサギに帰ろう。」
ウオッカ♪ 「あたしが裁いてやるよ!あんたはあたしが殺す!ひひひひひひひひ。」
キラリン!
リン♪ 「な、ナイフ!女王様!危ない!」
ウオッカ♪ 「死ねえーーー!!!」
タタタタタ!
ドシュ!
女王 「きゃあーーーーーーーー!」
リン♪ 「女王様!女王様!」
ウオッカ♪ 「いひひひひひひひひひ!」

イ♪ 「女王様を発見!何だ?どうなってるんだ?リン♪ウオッカ♪もいるぞ?」
リン♪ 「ヘラクロスたち!女王様を助けて!そして、こいつを取り押さえて!」
ウオッカ♪ 「いひひひひひひひひひ!」
チョキン♪ 「大変だ!女王様がナイフで刺された!」

リン♪ 「女王様!女王様!どうして?あたしが庇おうとしたのに、また体を入れ替えたりしたのです?」
女王 「だって・・・・、あのままじゃ・・・あんたが刺されちゃうじゃんか・・・・・・・。」
リン♪ 「女王様!女王様!」
女王 「そういえば・・・・・。あんたと初めて出会ったとき・・・・。あんたまだコリンクだったね・・・・。」
リン♪ 「女王様・・・・。そうです。はるか♪さん。あなたは、ずっとあたしを小さいころからかわいがってくださいました・・・・。」
女王 「なつかしいねえ・・・・・。あたしもベイタ♪連れて・・・冒険・・・始めたころだったね・・・・・・。」
リン♪ 「はるか♪さん、もうしゃべらないで・・・・・。」
女王 「・・・・リン♪・・・・・。」
リン♪ 「そうです・・・。リン♪は、コリンクのあたしにあなたがつけてくれた名前です・・・。」
女王 「・・・・・・・・・・・・・・・。」

チョキン♪ 「女王様が危ない!誰か救急救命装置を持ってきてくれ!」
リン♪ 「はるか♪さん・・・・。はるか♪さん・・・・・。」
チョキン♪ 「いかん!血圧が下がっている。意識ももどらない・・・・・。」
イ♪ 「女王様!女王様!」
チョキン♪ 「・・・・・・・・・。ダメだ・・・・・。」
イ♪ 「・・・・・・・・・・・・・。」
チョキン♪ 「・・・・・心肺停止・・・・・・・・。瞳孔も開いたまま・・・・・。」
イ♪ 「うわ~~~~~~~~~ん!女王さまーーーーー!!!!」
ヤマメ♪ 「女王様!女王様!」
リン♪ 「はるか♪さん・・・・。はるか♪さん・・・・・。」
チョキン♪ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
イ♪ 「ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!」
チョキン♪ 「・・・・・・・・・・・・・・・・。ん?」
イ♪ 「・・・・ど。どうした?チョキン♪?どうしたんだよーー!」
チョキン♪ 「脈が!脈が戻ってきた!!!」
イ♪ 「女王様!女王様!しっかりしてください!!!」
女王 「・・・・・・・・・。う~ん。あら?あなたはイ♪チョキン♪、それにみんなも。あら?でも私は誰?」
チョキン♪ 「女王様、気を確かに。でも絶対安静です。あまりしゃべらないで。」
女王 「そう。思い出した。あたしは蟲の女王。あなたたちのマスターです。あなたたち無事だったのね。よかった。」
チョキン♪ 「女王様、今から病院に搬送します。大丈夫です。私たちが絶対に女王様をお守りしますから。」
女王 「よかった。あなたたちが無事でよかった・・・・・。ほんとうによかった・・・・・。」

ロンシャン 「女王は見つかったみたいだな。」
あゆみ 「危ないみたいですが、一命は取り留めたみたいです。」
ロンシャン 「僕のポケモンたちはどうなんだ?」
あゆみ 「重篤な者はいないようです。そろそろ凍り付いた者たちも溶け始めているようです。」
ロンシャン 「そうか。じゃあ、負傷者を救助したら、僕らもキキョウに帰ろう。」
あゆみ 「はい。」

<<女王の最期・完>>

(2009.11.15)