神々の黄昏
ドロン!
トリイマエ 「我を目覚めさせた者は誰だ?」
IKOMA 「右に同じく誰だ?」
イスズガワ 「ふぉふぉふぉふぉふぉ。わたくしでごじゃります。
IKOMA様。
トリイマエ様。」
カシコジマ 「同じくわたくしでごじゃります。」
IKOMA 「ふむ。」
ギムレット 「何か威厳のないのが2匹も出てきたな・・・・。」
イスズガワ 「これ!お前たち。頭が高い。ひれ伏せ!愚民ども。」
一同 「へへ~い。」
IKOMA 「苦しゅうない。面を上げよ。」
一同 「へへ~い。」
オシリア 「ねえ。ねえ。神様って何ができるんですか?」
ギムレット 「おいおい。神様にそんな単刀直入な質問したら失礼だろ。」
IKOMA 「よいよい。構わぬ。質問に答えようぞ。私
余にできぬことはほとんどない。」
オシリア 「へ~。すご~い。世界を滅ぼしたりとかもできちゃうわけ?」
IKOMA 「容易いこと。私
余がひと息ため息をつくだけで、
フィンブルヴェトが始まり、夏は訪れず厳しい冬が続き、人々のモラルは崩れ去り、生き物は死に絶えるのじゃ。」
オシリア 「へ~そうなんだ。でも、そんなのやだな。」
IKOMA 「せぬ。そのようなこと、私
余はせぬ。かわいこちゃんを泣かすようなことはせぬ。」
オシリア 「よかった。」
トリイマエ 「余は、
ホウザン寺の鳥居の保守、管理を司る神。そもそもそんな大それた能力はない。」
オシリア 「平和な神様なんだね。」
オペラオー 「せっかく神様が来てくれたんだから、何か飲み物でも飲みながらゆっくりお話を聞こうぜ。」
ドトウ 「俺買ってくるよ。コーラとかジンジャエールがあったみたいだけど、神様は飲み物何がいい?」
IKOMA 「ジュースはちょっと・・・・。」
トリイマエ 「ビールをお願いします。」
IKOMA 「では、私
余も同じくビールを。」
カシコジマ 「ワシはホットウーロンじゃ。」
イスズガワ 「ワシはホット緑茶じゃ。」
オシリア 「私、レモン水を炭酸で割ったやつ。」
ドトウ 「それって、レモンスカッシュだろ?」
オシリア 「違うもん。レモン水を炭酸で割ったやつとレモンスカッシュは別だもん!」
ドトウ 「どっちでもいいけど、
オシリアちゃんと
リプレも飲み物買いに行くの手伝ってくれよ。」
オシリア 「は~い。」
リプレ 「は~い。」
カシコジマ 「平和よのう。」
イスズガワ 「んだ。んだ。」
<<神々の黄昏・完>>
(2009.11.15)
最終更新:2015年11月16日 20:47