とみお♪とあやめ♪

???ポッポ) 「おーい!ロンシャン。」
ロンシャン 「あれ?ポッポ?僕、ポッポの知り合いなんかいたかな?」
???コラッタ) 「何言ってんのよ。ロンシャンとみお♪じゃない。寝ぼけてるの?」
ロンシャン 「え?コラッタ?君は誰だい?」
??? 「あ~ん。あたしよ。あやめ♪よ~。ねえ、とみお♪ロンシャン、おかしくなっちゃったよ~。」
とみお♪ 「おい!ロンシャン。しっかりしろよ!なんだよ。急に惚けちゃって。」
ロンシャン 「え?何?え?え?僕、何、僕の姿!ピカチュウ!!!!」
とみお♪ 「おい。ロンシャン、何言ってるんだよ?」
ロンシャン 「何で僕がピカチュウなんだ!!!!!」
あやめ♪ 「何言ってんのよ。あんた、昔からピカチュウじゃない。」
とみお♪ 「ほんとだよ。今日のお前ちょっとおかしいぞ。」
ロンシャン 「何がどうなってるんだ?」
あやめ♪ 「あのね。あたしたち幼なじみで、3匹でドリームランドに遊びに行く途中だったでしょ。」
ロンシャン 「え?」
とみお♪ 「そうだよ。ロンシャンは、ずっと前から楽しみにしてたじゃないか。」
ロンシャン 「え?え?確かに僕は、小学生のころ、ドリームランドが好きだったけど・・・。」
とみお♪ 「何言ってるんだよ。僕たちまだ小学生じゃないか。」
あやめ♪ 「ほんと、おかしなロンシャン。ふふふ。」
ロンシャン 「ここは?そういえば、ここは、ケーブルカーの中だ。」
とみお♪ 「どう?少しは落ち着いた?」
ロンシャン 「そうだ。そうだった。僕は前からピカチュウだったんだ。そんな気がしてきた。」
あやめ♪ 「そうよ。そうよ。ほんと、おかしなロンシャンロンシャンは、ずっと前からピカチュウ。」
ロンシャン 「そうだった。僕は、幼なじみのとみお♪あやめ♪と3匹でドリームランドに遊びに行く途中だったんだ。」

ブル号 「わんわん!」

あやめ♪ 「宝山寺駅に着いたよ。乗り換えよ。」
ロンシャン 「うん。」
とみお♪ 「なあ、ロンシャンホウザン寺に寄って行かないか?」
あやめ♪ 「え~。いやよ。ホウザン寺なんか。あそこ面白くないんだもん!」
ロンシャン 「え?ホウザン寺?僕、そこって、何かひっかかるんだけどな・・・。」
とみお♪ 「タコ焼き売ってるぜ。途中で買い食いしよう。」
あやめ♪ 「もう、寄り道しないで、早く遊園地行こうよ~。」

ホウザン寺
ロンシャン 「僕、ここで何か大切なものをなくしたような気がする。」
とみお♪ 「何、小学生のくせにませたこと言ってるんだよ。さあ、タコ焼き食べようぜ。」
ロンシャン 「う、うん。」

とみお♪ 「ほふほふ。やっぱりタコ焼きは焼きたてだな。」
ロンシャン 「うん。」
あやめ♪ 「もう、無駄遣いするから、ケーブル代足りなくなっちゃったじゃない。ほふほふ。」
とみお♪ 「何だよあやめ♪ったら、文句ばっかり。タコ焼きいらないなら、ボクが食べるぞ!もーらいっと!」
あやめ♪ 「あ!あたしのタコ焼き!ひど~い。とみお♪なんか大っ嫌い!!」
ロンシャン 「あやめ♪、僕のを分けてあげるよ。はい。」
あやめ♪ 「わ~い。ありがとう。ロンシャンは、大好き。」
とみお♪ 「ちぇっ!ロンシャンあやめ♪はアツアツだな。や~い。恋人どうし~♪」
あやめ♪ 「ふ~んだ。とみお♪なんか遊んであげないよ~。あっかんべ~。」

あやめ♪ 「ねえ。ロンシャン。さっきから黙ってるけど、どうしたの?」
ロンシャン 「何か、あのお寺、邪悪な感じがするんだ。それに、すごく違和感があるんだ。」
あやめ♪ 「ジャアクって何?イワカンって?」
ロンシャン 「いや。邪な気配っていうか・・・。」
とみお♪ 「横縞?」
あやめ♪ 「タイガースだね。」
とみお♪ 「それは、縦縞だろ!」
あやめ♪ 「ロンシャン、さっきから何、訳の分かんないこと言ってるのさ。あたしたち小学生だよ。」
ロンシャン 「あ、そうだったね。あれ?僕自身、何がなんだかわからなくなってきたよ。」
あやめ♪ 「それでいいんだよ。ロンシャンは、もう難しいこと考えなくてもいいんだよ。ふふふ。」
とみお♪ 「そうだぜ。さあ、早く遊園地に行こうよ!」
あやめ♪ 「もう!歩くのしんどいよ~。ケーブルカーに乗ろうよ~。」
とみお♪ 「仕方ないだろ。ロンシャンがタコ焼きたくさん食べたんだから。」
ロンシャン 「え?僕?」
あやめ♪ 「ほんと。あれで遊園地代と帰りの電車代しかなくなっちゃった。」
とみお♪ 「太っちょロンシャンの食いしん坊め。」
ロンシャン 「え?僕、太っちょなの?ほんとだ。僕、太っちょロンシャンだった。」
あやめ♪ 「山登りでロンシャンのダイエットになるかもね。」
ロンシャン 「僕は、太っちょピカチュウロンシャンで~す。」
あやめ♪ 「そうそう、そんな感じ。いい感じになってきたね。」
とみお♪ 「そうそう、もう少しで、完全に廃人だな。」
ロンシャン 「ハイジンって何?」
とみお♪ 「小学生は、知らなくていいぜ。」
あやめ♪ 「ふふふふ。そうよ。あんたは、知らない方が幸せなんだよ。ふふふふ。」

女王 「ひゃひゃひゃひゃ。凍れ!凍れ!みんな凍っちゃえ!!ひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
さとり♪ 「女王様、目が真っ赤っかですぅ。怖いですぅ。」

とみお♪ 「さあ、山頂に着いたぞ!ドリームランドまであと少しだ!」
あやめ♪ 「走ろうよ。早く行こうよ。」
ロンシャン 「待ってよ~。僕、もうヘトヘトだよ~。二人とも待ってよ~。」

??? 「ひひひひひひひ。ピカチュウ、めっけ。ひひひひひひ。」
ロンシャン 「え?誰あんた?虫取り少年?」
虫取り少年 「ひぇっひぇっひぇっ。僕は、ロンシャン。虫取り少年のロンシャン。」
ロンシャン 「何言ってるんだよ。ロンシャンは、僕だぞ!」
虫取り少年 「ひひひひひ。お前こそ何言ってるんだよ。ポケモンのくせに。ロンシャンは僕だ。」
ロンシャン 「うわ。こいつ目が真っ赤だ。完全に逝っちゃってるよ。狂気の瞳ってやつだな。」
虫取り少年 「ひひひひひ。ポケモンが何言ってるんだよ。ゲットしてやる。僕のポケモンになれ!」
ロンシャン 「やだよ!お前みたいな基●外のポケモンになんかならないぞ!何されるか分かんないからな!」
虫取り少年 「ひひひひ。お前男の子だな。捕まえたらたっぷりかわいがってやるよ。で、用が済んだら頭からガリガリ齧って食べてやるよ。」
ロンシャン 「あ~ん。変態。とみお♪ー!あやめ♪ー!助けてよー!僕を誰か助けてよー!」
とみお♪ 「ははははは。ロンシャンなんか、変態ロンシャンに捕まっちゃえ!」
あやめ♪ 「そうよ。そうよ。ロンシャンなんか、変態ロンシャンに捕まっちゃえ!」
ロンシャン 「あ~ん。君たち友達だろ?助けてよー。」
とみお♪ 「友達?あははははは。誰が友達だって。お前なんか友達じゃない!」
あやめ♪ 「そうよ。あんた、自分があんたのポケモンに何してきたか分かってるの?自業自得よ!ざまあみろだわ。」
とみお♪ 「お前が自分のポケモンにしたことを思い知れ!」
ロンシャン 「・・・・・・・・・・・・・・・・。僕のポケモン?・・・・・・。」
虫取り少年 「ひひひひ。さあ、ゲットしてたっぷりかわいがってあげるよ。僕のかわいいポケモンちゃん。」
ロンシャン 「・・・・・・・・・・・・。やめろ。」
虫取り少年 「ひひひ?」
ロンシャン 「やめろ!!やめろーーーーー!!!!!僕の思い出を勝手に上書きするな!!!!」

??? 「何を寝ぼけてんだよ!!!このボケナスがあ!!!!」

ボッカーーーン!!!!!

ロンシャン 「いてててててて。あ、あゆみ。」
あゆみ 「あ、あゆみじゃねえよ。このボケナスがあ!!!」
ロンシャン 「お前、今グーで思いっきり殴っただろ!!!」
あゆみ 「何なら、もう10発殴ってやろうか!」
ロンシャン 「いえ。結構です。ごめんなさい。」
こいし♪ (・・・・ちっ!正気に戻りやがった・・・・)

ロンシャン 「そうだ。僕はどれくらい寝てた?今、どうなってるんだ!」
あゆみ 「うう。みんな、あいつの攻撃でもうボロボロ・・・・。」
サムソン 「戦闘ヘリが、ロケット弾を乱射しています。ここのR団員は、もう戦闘どころではありません。逃げまどうばかりです・・・。」

女王 「ひゃひゃひゃひゃ。凍れ!凍れ!みんな凍っちゃえ!!ひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
さとり♪ 「女王様、女王様。もう止めてください。お願いですぅ。」

<<とみお♪とあやめ♪・完>>

(2009.11.7)