レーゼ♪らが、ダイヤモンドダスト、プロミネンスを一瞬で壊滅に追い込んだ霊峰の山神、IKOMAと対峙している。

レーゼ♪「この邪神め・・・!!」
ニシノミヤ「・・・・・」
IKOMA「否・・・私は邪神などではない、このイコマ山の化身である」
ナギイコマ山の化身・・・?」
IKOMA「そう・・・私は我が山を荒らす者に裁きを加えた・・・それだけのこと。私は貴様らと一戦交える気は毛頭無い」
かぐら「流石は伝説のポケモンアグノムネ、他のポケモンとは格が違うアル」
IKOMAあの男は神によるジョウト征服を目論んでいた・・・貴様らはそう信じていたな」
レーゼ♪「そうだ・・・奴はお前を使ってはるか♪様を滅ぼし、ジョウト全体を征服しようと目論んでいたのだ!」
IKOMA「私を使いジョウトを征服する?・・・馬鹿げた事を・・・あんな器の小さな男にジョウトを掌握できるはずがあるまい」
かぐら「それは同意アル」
ももたろう「信用されてないなー、あの人・・・」
ルイズ「神にすら目を付けられるくらいバカってことね」
IKOMA「危険なのはあの男ではない・・・むしろアサギシティに潜む邪なる者だ・・・」
レーゼ♪「アサギシティに潜む邪なる者・・・はるか♪様のことか!!貴様、神といえどはるか♪様の悪口は許さんぞ!」
ナギ「待て!!アイツに刃向かっても勝てる相手ではないと、言ったばかりだろう!!」

?????「その通りだよ・・・」

突如、レーゼ♪らには全く聞き覚えの無い声が響き渡った。

ナギ「誰だ!?」
ルイズ「何、この声・・・?」
ももたろう「聞いたこと無い声だな」
かぐら女王の刺客アルか!?」
レーゼ♪「・・・・・?」
IKOMA「・・・・(この雰囲気・・・只者ではないな)」
グラン♪「霊峰の山神IKOMA・・・その力は並のポケモンなど比較になりはしない。トリイマエを倒したバーン♪ガゼル♪・・・そしてプロミネンスやダイヤモンドダストをあっさり倒したのを、キミ達も見ただろう?」
ナギ「に・・・人間?」
ももたろう「てっきりポケモンかと思ったよ」
IKOMA「・・・・・」
ニシノミヤ「Who are you!!」
レーゼ♪「お前は誰だ、バーン♪様やガゼル♪様を呼び捨てにするとは何事だ!」
グラン♪「・・・キミこそ、リーダーのボクを呼び捨てにするなんて何様のつもりだい・・・レーゼ♪
レーゼ♪「な、何故オレの名を・・・!?」
グラン♪「我らを裏切り・・・R団の側に付くとは。裏切り者め、報いを受けるがいい」
レーゼ♪「な・・・!!」

そうグラン♪が言った途端、強力な力でレーゼ♪は空の彼方へ吹き飛ばされてしまった。

レーゼ♪「ぐあああああーっ・・・」
ニシノミヤ「What!?」
ルイズ「え!?」
かぐら「アイツが一瞬で吹っ飛んだアル!!」
ももたろう「人間が・・・・人間がルカリオを吹き飛ばした!?」
ナギ「おい、言葉から察するにアイツはお前の仲間だろう!?どうしてあんなことをする!!」
グラン♪「裏切り者は仲間とは言えないね・・・。ボクの仲間は、はるか♪様の忠誠を誓う者でなくてはならない・・・」
ナギ「ということは・・・お前女王の仲間だな!?」
ももたろう「アイツの命令で、僕らを始末に来たんだな!!」
ルイズ「アイツの言うことが全部正しいって思い込んでる奴に、私たちは負けないんだからねっ!覚悟なさい!!」
かぐら「仲間を大切にしない奴にはいつかバチが当たるアル!それを今私らが証明してやるネ!!」
IKOMA「やめろ、奴はただの人間ではない!!!」
ニシノミヤ「Stop!!!」
ナギ「食らえ、10まんボルト!!!」
ルイズ「でんこうせっか!!!」
かぐら「とびひざげり!!!」
ももたろう「いかりのまえば!!!」

4匹がいっせいにグラン♪へと飛び掛っていく。

グラン♪「・・・・キミ達は誤解している・・・。」
ナギ「何!?」
グラン♪「ボクは・・・キミ達を少しでも多く救うためにここに来たのさ!!!」

グラン♪がそう絶叫した瞬間、とてつもない超能力が4匹を襲った。

ナギ「うわぁぁああ!!!」
ルイズ「きゃああああ!!!」
かぐら「な・・・!!」
ももたろう「キュウウウウウウッ!!!」

あっという間に4匹は参道に叩きつけられ、戦闘不能になってしまった。

ナギ「す・・・救うとは一体・・・どういうことだ・・・、私たちを葬ることが救うことなのか・・・?」
グラン♪「違うね・・・勘違いしているようだけど、ボクははるか♪様が今やっていることを正しいなんて、ちっとも思っちゃいないよ」
ルイズ「え・・・」
ももたろう「どういうことだ・・・?」
グラン♪「彼女は・・・はるか♪様は、キミ達R団のポケモンを子の代孫の代まで、1匹残らず全て葬り去るつもりなのさ」
ナギ「何だって!?」
ルイズ「ウソ・・・」
かぐら「私らに何の罪があるネ!?」
ももたろう「僕らは無実だー!!!」
グラン♪「そう、キミ達に罪は無い。わかりきった事だ。はるか♪様は、自分のポケモンを傷つけ、汚したR団団長への復讐・・・それだけのために、R団が傷つけた以上にたくさんのポケモンの命と未来を奪おうとしている・・・!!ボクはそれが許せなくて、ここにR団の降伏を申し入れに来た。彼が降伏すれば、もうそんな馬鹿げたマネをする必要なんて無くなるからね・・・。」

その言葉を発した途端、無情のヘリのローター音が山頂付近から響いた。はるか♪が、いよいよR団根絶に向け、牙を向いたのである。

ナギ「・・・ヘリのローター音!?結構近いぞ!!」
かぐら「守備隊の方アル!」
グラン♪「何だって!?まさか、はるか♪様が・・・!!くそっ、IKOMAとの相手をしてから山頂に向かう予定だったが・・・タイムリミットか!もう敵味方言っている場合じゃない、はるか♪様を止めなければ!!このままでは、キミ達R団そのものが、この世から消えてなくなるぞ!!」
ナギ「何!?」
ももたろう「そりゃ大変だぁ!!」

R団滅亡の危機。R団最大の敵であり、はるか♪に最も忠誠を誓うグラン♪ですらも、方法をいとわずR団を滅ぼそうとする姿勢に嘆いた。怒りのみで動くはるか♪の暴挙を止めることはできるのか。

ニシノミヤ 「To be continue!」
ナギ 「おい!ニシノミヤ。お前、作者がかわったとたんボキャブラリーが貧困になったぞ!」

<<作者は大誤算によりボルシャック・大和・ドラゴンに殴り飛ばされました。まさに呉越同舟の状態で呉越同舟、山頂を目指せへと続く。>>

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最終更新:2009年11月10日 23:31