イコマ山においてクーデター部隊と守備隊が激突し、そして
はるか♪が
R団根絶のために動き出した頃、
ヘカテーが異動となった別働隊には、隊長負傷による本部待機命令が継続されていた。
ヘカテー「・・・・。我らの出番はいつですか」
ギリンマ「待機と言われて何日経つんだ、その間に
イコマ山の中腹(
ホウザン寺)が燃えちまってるぞ!!」
スコルプ「仕方があるまい、隊長の負傷による長期戦線離脱、そして隊長代行である
団長の出撃と待機命令の継続。」
ヘカテー「我々の独断で動くわけにも参りません」
ギリンマ「くそっ、このまま待機のまま敗北なんて気に食わねぇぜ!!」
スコルプ「落ち着け。まだ我々の敗北と決まったわけではない」
ヘカテー「・・・しかし、幹部のほとんどが戦線離脱している今、我らの劣勢は明らか」
スコルプ「誰か1匹でも戻ってこなければ・・・戦局は悪化するばかりということか」
その時、満身創痍の
H.イコマがテレポートで到着した。
他の3匹は驚愕のあまり凍りついた。
ヘカテー「即ち・・・それは神が敗れてしまったという事に他ならない」
H.イコマ「何ということだ!あの
トリイマエ様が敗れるなど・・・!」
ギリンマ「本格的に不味くなってきたな、クーデター部隊と
女王の軍勢のダブルパンチで、このままじゃ本当に
R団は破滅だ!」
?????「私がそうはさせんよ・・・」
どこからともなく、謎の声が4匹の耳に飛び込んできた。
スコルプ「誰が・・・一体どこから話しているのだ!?」
ヘカテー「・・・・・」
H.イコマ「これは、もしや・・・?」
ギリンマ「どこにいやがる、出てきやがれ!」
?????「おいおい、私にその言い方はないだろう?ふふふ・・・」
その瞬間、何かがテレポートで姿を現した。それは1匹の
レジスチルと、その配下と思しき
フーディンであった。
イスズガワはそう言い残し、クーデター部隊と守備隊が衝突している
イコマ山山頂付近へテレポートした。
H.イコマ「
イスズガワ様・・・何て無茶を・・・!」
ハッピー「もたもたしてないで行くよ。」
H.イコマ「ちょっ、足で掴むのですか!?せめて背中に乗せて下さい!!!」
ハッピー「無理。オイラそういうのしない主義だから」
H.イコマ「何故にー!!!」
ギリンマ「・・・で、俺達は何のために出てきたんだ?」
スコルプ「ただの繋ぎ・・・といったところか」
ヘカテー「別働隊は所詮別働隊。本隊とは別ということですね」
<<作者は超神星アポロヌス・ドラゲリオンに蒸発させられました>>
またしても反省作となってしまうのは有名な話である。
最終更新:2010年07月30日 23:57