開戦イコマ山決戦

ロッコー山牧場
バラバラバラバラバラバラバラバラバラ
ベッカム♪ 「あ。ヘリコプター。」
みるく♪ミルタンク) 「モー。ベッカム♪さん。よそ見してないで、早く次の子に種つけをしてくださいよ。」
ベッカム♪ 「ごペンなさい。」スコスコ
みるく♪ 「その子が終わったら次の子が待ってるんですよ。モーほんとにいそがしいんだから。」
ベッカム♪ 「ごペンなさい。」スコスコ

【虫の楽園】
バラバラバラバラバラバラバラバラバラ
イ♪ヘラクロス) 「あれは!ヒューイコブラ。」
チョキン♪カイロス) 「女王様だ。ついに出陣なされた・・・。」
イ♪ 「あのお優しい女王様がついに自らが出陣か・・・。」 
チョキン♪ 「ああ、そうだな。ん?どうしたイ♪?泣いているのか?」
イ♪ 「あの虫も殺さぬお優しい女王様が自ら出陣なされたのだぞ。俺には、女王様のお気持ちが身に染みるように分かる・・・。」
チョキン♪ 「・・・・・・・・・・・・・・」
イ♪ 「あの慈悲深い女王様が敵のポケモンとはいえ、自らが鉄槌を下そうとなされるのだ。女王様のお心の中はどれほど悲しみに満ちあふれていることか・・・。胸中察するにあまりあるとは正にこのことを言うんだ。」
チョキン♪ 「・・・そうかもしれんな・・・。」

虫ポケ♂ 「女王様が出撃なされたぞ。」
虫ポケ♀ 「ついに女王様がR団をやっつけてくれるのね。」
虫ポケ♂ 「ああ。俺たちの積年の恨みを晴らしてくれるんだ。」
虫ポケ♀ 「でも、R団ってどんな連中なの?」
虫ポケ♂ 「俺もよく知らないんだけど、そこの団長って奴が極悪非道の悪魔のような奴らしい。」
虫ポケ♀ 「え?どんな奴なの?」
虫ポケ♂ 「小さい子を見つけると手当たり次第に襲いかかるらしい。」
虫ポケ♀ 「え?そんなひどいやつなの?」
虫ポケ♂ 「男の子も女の子も見境がないらしいぞ。それで、用が済むとボリボリ頭から食ってしまうらしい。」
虫ポケ♀ 「わー怖い。そんな連中がやってこなくてよかった。」
虫ポケ♂ 「でも、昔ここも襲撃されたことがあるんだぜ。」
虫ポケ♀ 「え?ほんとうなの?」
虫ポケ♂ 「そのときは、ここの虫ポケがほぼ全滅したんだ。そして連れ去られた仲間も帰ってこなかった。」
虫ポケ♀ 「あーん。怖いよー。」
ヌケサク♪ことイガウエノ 「・・・・チガウ・・・・。」
しとり♪バルビード) 「違う!違う!」
虫ポケ♂ 「え?なんだしとり♪じゃないか。」
しとり♪ 「違うよ。あいつら、確かにおいらの嫁とかさらったけど、そんな酷いことはしなかったって聞いている。」
虫ポケ♂ 「ええ?でもあんたも奥さんをあいつらにさらわれたんだろ?」
しとり♪ 「うん。まあそうだけど・・・。」
虫ポケ♂ 「じゃあ、悔しいだろ?女王様は俺たちの仇を討ってくれるんだよ。」
しとり♪ 「う、うん・・・・。」

チョキン♪ 「女王様、今のあなたのやり方は間違っている。憎しみを憎しみで返しても何も終わらないし、何も始まらない。新たな争いが繰り返されるだけだ。どうか思い直してください。」
イ♪ 「チョキン♪よ。俺、行くよ。女王様の後を追う。」
チョキン♪ 「イ♪!俺も同じことを考えていた。女王様を止めに行く!」
イ♪ 「ああ!行こうぜ!今度は、女王様を助けるんだ。」

【反乱軍】
サイダイジ 「ウジヤマダ様!先鋒隊がイコマ山守備隊と衝突したようです!氷の礫攻撃を受けています。」
ウジヤマダ 「とうとう始まりましたね。炎タイプのポケモンを前線に出しなさい。それからイコマ山全体に火を放ちなさい。」
サイダイジ 「え!そんなことしたら、聖なる山が燃えてしまいます。」
ウジヤマダ 「構いません。神の勝利のためです。犠牲は厭わないのです。」
サイダイジ 「わかりました。」
ウジヤマダ 「誰か日本晴れを使える者はいませんか?」
サイダイジ 「アマガサキは、妻子と故郷に帰りました。誰か探してみます。」
ウジヤマダ 「向こうは氷タイプのポケモンばかりです。炎技で一気に焼き払いましょう。」
サイダイジ 「わかりました。すぐに兵たちに命じます。」
ウジヤマダ 「KTナラはいますか?」
KTナラ 「ピィィィィーーーーーー!」
ウジヤマダ 「あなたは、飛行ポケモンを連れて、守備隊の背後に回り、挟撃してください。」
KTナラ 「ピィィィィーーーーーー!」
ウジヤマダ 「では、一気にたたきつぶしますよ。みなさん、神のご加護は我らにありです!我らには勝利しかありえません。」
まさこ♪ 「あんた、見直したよ。神官辞めて武官やっても十分勤まるんじゃない。」

イコマ山守備隊】
キタハマ 「隊長代行!やつら、日本晴れを使った上でイコマ山全体に火を放ちました。」
おけいはん 「なんやて!元神官の所行とは思えへん神を冒涜する仕打ちや。聖なる山を灰にする気かい!」
ヨドヤバシ 「ダメです。炎ポケモンを前面に出されて押されています。氷技が半減で効いていません。」
おけいはん 「会戦から形勢不利かいな。キョウバシ!あんた前面の敵を食い止めてや!伊達に厚い脂肪持っとるんちゃうやろ!」
キョウバシ 「へい。」
キタハマ 「隊長代行!今度は、あいつら飛行部隊を編成して、我らの背後に回って挟撃する模様です!」
おけいはん 「あかん!ウジヤマダはんを舐めすぎとったわ。別働隊に対応する余裕あらへん・・・。」
ヨドヤバシ 「火が!火がすごいいきおいで燃え上がってきます!!」
おけいはん 「でもうちは負けへんでえぇ!水技使えるもんは、一斉放水や!なんとしてもここ守りきるで!」

【反乱軍】
サイダイジ 「当方が押している模様です。火の勢いがかなり大きくなって敵方を包囲しています。」
ウジヤマダ 「追い風を使えるものは、どんどん風をおこして、火を山頂に燃え上がらせてください。」
サイダイジ 「はい!そう指示します。でも・・・。俺はマダツボミの塔でのトラウマがまだ残ってるんだよな・・・。焼き討ちは恐ろしい。」
ウジヤマダ 「これで、ここはなんとか突破できそうですね。ん?日本晴れが弱まってきましたよ。誰ですか?さぼっているのは?」
サイダイジ 「いえ、違います。雲が出てきました。あれ?ずいぶん雲行きが怪しくなってきたぞ!」
ウジヤマダ 「少し冷えてきましたね。」

Free♪ 「Freeeeeeeーーーーーーー!!!」

サイダイジ 「あれは!カント伝説のポケモンのフリーザー!!なんでジョウトに?」
ウジヤマダ 「これは!?雪?こんな季節に雪ですか?まだ早すぎます!!」

イコマ山守備隊】
キタハマ 「隊長代行!雪です。雪が降ってきましたあ!奇跡です!!雪です!」
おけいはん 「なんやて!神は、うちらを見捨てへんかってんな!よっしゃあ、これでうちら氷ポケモンの独壇場や!」
ヨドヤバシ 「しかし、誰が天候操作を行ったんだろう?テンマバシ隊長は、まだ入院中だし・・・。」
おけいはん 「そんなん誰でも構へん!あんたら!全員で必中吹雪をあいつらにぶちかましたりぃ!!」
キタハマ 「よし!これで、一気に形勢逆転だ!行くぞ!」

<<開戦イコマ山決戦・おしまい>>

(2009.10.31)