お相撲大会

あゆみ 「ロンシャンさま~♪あら?お顔が怪訝そう。」
ロンシャン 「どうせ、また良からぬことを企んでるんだろ?」
あゆみ 「大会にエントリーしておきましたからね♪」
ロンシャン 「やっぱり・・・。今度は僕に何をさせようってんだい?」
あゆみ 「お相撲です。」
ロンシャン 「断る。」
あゆみ 「どうしてですか?R団最速の男、ローン・ウルフ、ロンシャンの名が廃りますよ。」
ロンシャン 「そもそも、そんな呼ばれ方自体が気にくわないんだよ。」
あゆみ 「今度の副賞は、変なお薬とかじゃなくて、ちゃんとしたものですよ。」
ロンシャン 「何だい?」
あゆみ 「ペアでオーストリア旅行ご招待。」
ロンシャン 「それが目的なんだな。」
あゆみ 「はい。」
ロンシャン 「でも何で相撲大会なんだよ!ハリテヤマとかリングマとか出てきたら僕が勝てるわけないじゃないか!」
あゆみ 「それはそれで面白かったかもしれませんが、今回は大丈夫ですよ。」
ロンシャン 「何でだい?」
あゆみ 「リトルカップだからです。」
ロンシャン 「よけいに断る。」
あゆみ 「え~。どうしてですか?」
ロンシャン 「そんなの勝って当たり前で、負けたら大恥をかくだけの大会に出る気はない。」
あゆみ 「絶対大丈夫ですよ。きっと・・・。多分。」
ロンシャン 「作者の性格からして大丈夫なわけないだろ!絶対僕をコケにして弄ぶんだ!」
あゆみ 「それは高確率で言えますね。でも、出てもらわないと困るんです。」
ロンシャン 「どうしてだい?」
あゆみ 「だって、ロンシャンさまがテスト勉強中で本編のお話を進めることができないので、何か場つなぎのお話がないと読者様が離れてしまいます。」
ロンシャン 「確かにそれは困るな。」
あゆみ 「だから、是非出場してください。」
ロンシャン 「だけどやっぱり断る!」
あゆみ 「え~。出てくれないのなら、ロンシャンの秘密をみんなにバラしますよ。」
ロンシャン 「僕の秘密って何だよ!」
あゆみ 「みなさ~ん。聞いてください。ロンシャンさまはガチホ (ドキューン!) なんですよ~。」
ロンシャン 「ああ!汚ねえ!そんなありもしないことを吹聴するなんて!」
あゆみ 「火のないところでも、煙を立たせることは簡単です。さあ、出場以外の選択肢はありませんよ。」
ロンシャン 「汚ねえ!絶対にそんなことさせないぞ!」
あゆみ 「じゃあ、こうしましょう。もしロンシャンさまが優勝したら二人でオーストリア旅行に行く。負けても噂は流さないって条件でどうですか?」
ロンシャン 「仕方がない。そういう条件なら、大会に出ることにするよ。」
あゆみ 「わ~い♪わ~い♪がんばってくださいね♪」
ロンシャン 「わかったよ。」(・・・あれ?あの条件って勝っても負けても全然僕の得になってないぞ・・・)

パーコ♪ 「みなさん。こんにちわ♪さすらいのアナウンサー、パラセクトパーコ♪です。今日は、R団相撲大会のアナウンスをつとめさせていただきます。」
あゆみ 「よろしくお願いします。」
パーコ♪ 「今日は、あゆみ親方に解説をお願いしています。」
あゆみ親方 「ごっつぁんです。」
パーコ♪ 「この大会の優勝候補は、ずばりロンシャンさんでしょうか?」
あゆみ親方 「間違いないでしょう。」
パーコ♪ 「おっと!ずばり優勝宣言がでましたね!どうしてロンシャンさんの優勝間違いなしなんですか?」
あゆみ親方 「優勝しないと秘密を暴露されるので、ガンバざるを得ないのです。」
パーコ♪ 「え~!ロンシャンさんの秘密ですか?どんな秘密があるのですか?」
あゆみ親方 「それは秘密です。でも特別にパーコ♪さんだけには教えてあげましょう。」
パーコ♪ 「え?いいんですか?いったい秘密とは・・・・。」
あゆみ親方 「・・・・ごにょごにょごにょごにょ・・・・。」
パーコ♪ 「えーーーーー!!!本当ですか!大変なことを聞いてしまいました。あとでインタビューしよ。」

【いきなり決勝戦です。】
パーコ♪ 「さあ、いよいよ決勝戦です。ここまでの勝負の感想はいかがですか?あゆみ親方。」
あゆみ親方 「楽勝でしたね。」
パーコ♪ 「そうですね。相手はみんな進化前のポケモンばかりでしたからね。」
あゆみ親方 「そうです。負けると恥です。」
パーコ♪ 「さて、決勝戦は、ロンシャン山対マクノシタ海のようですね。」

呼び出し 「こなた!ロンシャン山~♪!ロンシャン山~♪かたや!マクノシタ海~♪!マクノシタ海~♪」

あゆみ親方 「これは、今までどおりには行きませんね。」
パーコ♪ 「さあ、ロンシャン山、高々と塩を巻き上げました。」
あゆみ親方 「気合いが入ってますね。」
パーコ♪ 「一方のマクノシタ海は・・・。おおっと!中指を突き上げている!ロンシャン山を挑発しています。」
あゆみ親方 「ロンシャン山は、顔が真っ赤になっていますね。この挑発は効いているみたいですよ。」
パーコ♪ 「さあ、軍配が返った!両者睨み合っている!」

行事 「はっけよい!残った!」

パーコ♪ 「さあ!両者立ち上がった!おっと!マクノシタ海突っ張りです。これは回転が速い!ロンシャン山、必死で応戦しています。」
 「しかし、手数はマクノシタ海が圧倒的に多いぞ!張り手を交えて攻撃だ!これはすさまじい!ロンシャン山、何発も顔面に張り手をもらっています!」
あゆみ親方 「がんばって~♪ロンシャンやま~♪」
パーコ♪ 「ロンシャン山、声援を受けてがんばっている!何発かは張り返したぞ!しかし、手数は圧倒的だ!おおっとーー!組んだ!組みました!がっぷり四つに両者組みました。」
 「ここでロンシャン山、一気に寄る!しかーし!マクノシタ海、ここは残した、残した!まだ余裕があるようだ!しかし、一方のロンシャン山、あごがあがっているぞ!」
 「今の寄りでばてたか?それともたくさんもらった張り手が効いているのか!おおっと!マクノシタ海、チャンスとばかりガブリ寄りだ!」
 「一気に土俵際まで持って行く!すごい寄りだ!ロンシャン山、剣が峰でかろうじて耐えている!しかし、マクノシタ海、怒濤の寄りだ!これは勝負ありか!!」
 「ああああああ!!!!!!!ロンシャン山、うっちゃりだ!しかし、両者もろとも土俵下に倒れ込んだぞ!これは?どっちが勝った?」
あゆみ親方 「ほぼ同体ですね。」
パーコ♪ 「軍配は?軍配はどっちだ!あああっと!!ロンシャン山だ!ロンシャン山に軍配が上がっている!ロンシャン山の勝ちだ!あれ・・・?」
 「ものいいです!ものいいがついた模様です。それと・・・。投げを打ち合ったとき、ロンシャン山のマワシが外れてしまったようです。」
 「勝負はどうでしょう?あゆみ親方。」
あゆみ親方 「わかりません。ほぼ同体でした。それにお見苦しい点があって、ビデオ再生ができないので、確認ができません。」
パーコ♪ 「しかし、マクノシタ海は、平然としていますが、ロンシャン山は完全にグロッキー状態ですね。」
あゆみ親方 「取り直しとなるとロンシャン山に勝ち目はないでしょう。」
パーコ♪ 「おおっと!審判団の協議が終わったもようです。」

審判 「ただいまの協議についてご説明します。両者同時に倒れ込んだため、ロンシャン山の下半身の一部が地面につくのと、マクノシタ海が倒れるのが同体ではないかと物言いがつきました。協議の結果、ロンシャン山の下半身の一部が地面につくよりも早く、マクノシタ海が倒れるのが早かったものとし、軍配どおりロンシャン山の勝ちと決定しました。」

観客 「わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!」
パーコ♪ 「ロンシャン山!優勝です!自らの下半身の一部に救われました。座布団が飛んでいます!!座布団の嵐です!ロンシャン山、優勝です。早狼杯に続き、ロンシャン山、相撲大会も制覇しました!」
あゆみ 「ロンシャンさま~♪すてき~♪」
観客 「ロンシャンロンシャンロンシャンロンシャンロンシャンロンシャン!」
パーコ♪ 「ロンシャンコールです。ロンシャンコールがわき起こりました!えらいぞ!ロンシャン!さすがだ!ロンシャン!」
観客 「ウルフ!ウルフ!ウルフ!ウルフ!ウルフ!ウルフ!」
パーコ♪ 「引き続いてウルフコールだ!ロンシャンは、ローン・ウルフの異名を不動のものとしたぞ!ありがとうロンシャンさん!感動をありがとう!」

あゆみ 「ロンシャンさま~♪あら?お顔がジャガイモ。」
ロンシャン 「おお、あゆみ。約束どおり優勝をプレゼントするよ。」
あゆみ 「ありがとうございます。一緒にオーストラリア行きましょうね。」
ロンシャン 「ああ。」
あゆみ 「じゃあ、旅行休みが取れるまでは、次の試合に向けて特訓の開始ですよ。」
ロンシャン 「え?特訓って?」
あゆみ 「決まってますよ。今日、ロンシャン10番勝負が始まったばかりですよ!」
ロンシャン 「お前、今思いついただろ?」
あゆみ 「こうなったら、私、ロンシャン10番勝負で全勝して世界1週旅行するです。」
ロンシャン 「って、戦うのは、全部僕じゃないか!」
あゆみ 「もちろんです。これはシリーズ化されるかもですよ。さあ、今から特訓です。」
ロンシャン 「助けてくれ~!殺される~!」

<<相撲大会・おわり>>

なお、ロンシャン10番勝負シリーズ化の予定はありません。

(2009.10.18)