PPKO

ポケモン平和維持機構
Pokemon Peace Keeping Organisation
架空の団体

その昔ポケモントレーナーたちは、各々ルールを作ってバトルを楽しんでいた。

そんな中でもルールが守れない輩もいる。

無法者トレーナー間でルール無視のストリートバトルやちょっとしたトラブル・紛争もしばしば発生していた。そんなときは、トレーナーたちの顔利きが調停役を買ってでて、トラブルを解決していた。

そして、自然発生的にトレーナーズギルドが生まれた。政府は、そんなトレーナーズギルドの紛争解決能力の高さに着目し、特別法を制定し、トレーナー間の紛争の調停権限を持たせた。ポケモン平和維持機構の前身団体が誕生した。

現在のポケモン平和維持機構(PPKO)は、複数の理事から編成された合議の紛争調停委員会である。

理事は、カントー、ジョウト、ホウエン、シンオウ各地区から選出された1名づつの常任理事、各地区1~2人の非常任理事から編成される。

理事長(委員長)は、各理事の互選により選挙で指名される。各地方のトレーナー間でポケモンにまつわるトラブルが発生した場合、話し合いによる解決の斡旋のほか、必要に応じ、理事会の可決により紛争解決部隊を派遣することができる。

派遣部隊は、必要がある場合、ある程度の実力行使が認められている。派遣部隊の部隊長の権限は大きく、トラブル元のトレーナーは部隊長の指示、命令に従う義務を負う。指示に従わない場合、義務の違反程度に応じて、さまざまな罰則がある。例えば、罰金のほか、一定期間の公式大会の出場禁止措置などである。紛争解決部隊は、緑色のベレーがトレードマークである。

部隊の編成は、各理事自らのポケモンのほか、全国のトレーナーに部隊員の派遣協力を求めることができる。任意参加も可能である。このように現在は強力な権限を有するPPKOであるが、結成当初は様々な紆余曲折があった模様である。

ちなみに初代委員長は、なつみ♪というアサギ出身のトレーナーだった。今は引退している。

キキョウとアサギのトレーナー間のジョウト紛争が発生したとき、PPKOは、アサギ側トレーナーの要請に応じ、赤十字隊、警察隊の人道的支援部隊の派遣は急遽決定したが、紛争解決のための実行部隊の派遣はなかなか決定しなかった。決定が遅滞した理由は、この紛争の命名がなかなか決定しなかったためと言われている。ある理事は「春露事案」との名称を押し、ある理事は「春路事案」の名称を押した。ロンシャンの「ロ」の字の漢字表記がなかなか難しかったためである。ちなみにはるか♪の「はる」は「春」ではないが、雰囲気で命名されたという。当初案として「日」の字を「はる」と呼んで「日露戦争」との案が提案されたというが直ちに却下されたようである。

最終的に「春炉事案」との名称が決定したとき、炉軍及び炉反乱軍がイコマ山に集結しつつある状態であった。なお、事案の命名に時間を要した真の理由は、各理事が自分のポケモンの派遣を出し渋り、互いが牽制しあって、情勢を静観しようとしていたのが真相ではないかというのが専らの噂である。

派兵部隊の部隊長は、ラスカル♪という名のポケモン(オオタチ)だった。PPKOが片方の当事者だけに肩入れをすることはなく、事実調査の上、最も平和的で妥当な解決方法を提案すべき使命を負っている。

それにも関わらず、理事には女王の血縁者、または彼女推薦の人物が名を連ねているため、一部では「はるか♪グループの傀儡組織ではないか」という意見もある。彼らはあくまで「各界の優秀な人材を選抜した結果」と主張。

春炉事案における決定は明らかな女王への賠償支払い及び謝罪要求兼R団への一方的な攻撃中止及び降伏要求とそれを無視した際の懲罰決議であった。一部で「はるか♪グループの傀儡組織」「存在だけのペーパーカンパニー」と揶揄される根拠である。

一部では春炉事案における決定において、R団の全権が「和平文書とは名ばかりの無条件降伏勧告だ」と激怒したという話もある。

権限の上ではポケモンリーグ以上の権限を持つ組織にもかかわらず、理事達の名前や所属は一切明らかになっていない等、不透明性が指摘される組織である。

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最終更新:2010年07月28日 01:35