++まりさ♪とエミリ♪++

エミリ♪(む) 「ふぇ~。ほンとに長いお風呂だったなー。」
エミリ♪(エ) 「本当にのぼせちゃいましたね。」
まりさ♪ 「で、ひさびさにTrick or Treat回答編復活だけど、どうするンだい?」
エミリ♪(エ) 「リーダーのおイヒけ♪さんに会ってみようと思うんです。」
まりさ♪ 「あんな飲ンんだくれに会ってもしょうがないと思うけど。」
エミリ♪(む) 「でも、会ってみようよ。エミリ♪ちゃンもそう言ってるンだし。」
まりさ♪ 「そうかい。じゃあ、場末の酒場に行ってみよ。」

【ここは場末の酒場】
エミリ♪(む) 「さあ、場末の酒場についたよ。」
まりさ♪ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
エミリ♪(エ) 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
エミリ♪(む) 「あれ?ボクたち何でこンなことにいるンだろ?」
まりさ♪ 「ほンとだ。何であたしたちこンなところにいるンだろうね?」
エミリ♪(エ) 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
エミリ♪(む) 「ははは。ボクたち用もないのにこンなとこに来て、何してンだろうね。」
まりさ♪ 「ははは。ほンとだね。」
エミリ♪(エ) 「違う!」
エミリ♪(む) 「え!どうしたの?エミリ♪ちゃン。」
エミリ♪(エ) 「違う!私たち何も用がないのに、ここに来たんじゃない!」
まりさ♪ 「え?エミリ♪ちゃンは、ここに来た用件がわかるの?」
エミリ♪(エ) 「分からない。全然記憶がない。でもおかしい。」
まりさ♪ 「どういうことなの?」
エミリ♪(エ) 「何も用もないのに、3人が一緒にこんな場所に来る理由がない。」
エミリ♪(む) 「そりゃ、そうだよね・・・・。」
エミリ♪(エ) 「きっと、何か用事があったのよ。ここに。」
まりさ♪ 「じゃあ、どういうことなの?3人がいっぺんに記憶喪失になったの?」
エミリ♪ 「そう。それしか説明がつかない。」
エミリ♪(む) 「それって、前にエミリ♪ちゃんが言ってた、タイムパラドックスの防止・・・。」
エミリ♪(エ) 「そう。ここには、私たちが触れるとタイムパラドックスが生じる何かがあったの。」
まりさ♪ 「何があったンだい?」
エミリ♪(エ) 「わからない・・・・。」
エミリ♪(む) 「じゃあ、どうしたらいいンだよ・・・。」
エミリ♪(エ) 「マスターのところに行きましょう。」
エミリ♪(む) 「どうして、マスターンとこなの?」
エミリ♪(エ) 「マスターは、私たちと違って人間よ。」
まりさ♪ 「人間だったらどうなの?」
エミリ♪(エ) 「私たちお化けみたいに、時間を超えた移動はできない。」
エミリ♪(む) 「そうか!タイムパラドックスの影響を受けない。」
まりさ♪ 「行ってみよ!」

【ここはゴースト・マスターのおうち】
エミリ♪(む) 「マスター!おじゃまします。」
マスター 「どうしたのあわてて。あら、むう♪ちゃんはまだエミリ♪ちゃんの中にいるのね。クスクス・・・。」
エミリ♪(エ) 「私たち、場末の酒場に行ったんです。」
マスター 「場末の酒場?ああ、おイヒけ♪ちゃんに会いに行ったの?」
エミリ♪(エ) 「おイヒけ♪・・・・・・・。」
エミリ♪(む) 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
マスター 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
まりさ♪ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
マスター 「あたし、今、何を言おうとしてたのかしら?」
エミリ♪(む) 「ボクも何か聞いたような気がするンだけど。」
まりさ♪ 「あたしも忘れちゃった。不思議なこともあるんだね。」
エミリ♪(む) 「ねえ。エミリ♪ちゃン覚えている?マスターが言ったこと。」
エミリ♪(エ) 「覚えていない。」
エミリ♪(む) 「な~ンだ。エミリ♪ちゃンでも覚えてないのか。」
エミリ♪(エ) 「いいえ。確かに記憶は消えてしまったみたいだけど。私、マスターに聞いてすぐメモをしたの。」
エミリ♪(む) 「え?ほンと?ほンとだ。メモしている。」
まりさ♪ 「ほンとだね。でもエミリ♪ちゃンて字あまりうまくないンだ。」
エミリ♪(エ) 「あ~ん。まりさ♪先輩には見られたくなかった~。」(泣)
マスター 「クスクス・・・。エミリ♪ちゃん、かわいい。よしよし。」なでなで
まりさ♪ (・・・・・ぷぅ・・・・・)(`ε´)
エミリ♪(む) 「それより、メモには何て書いたの?あれ?読めない・・・。」
エミリ♪(エ) 「あ~ん。むう♪にまで言われた。」
マスター 「まあ、そう言わずに。機嫌直してメモ読んでみて。クスクス・・・。」
エミリ♪(エ) 「はい・・・。メモには、おいひけって書いてあるんです。汚い字で・・・。ぐすん。」
マスター 「泣かなくてもいいのよ。よしよし。」
エミリ♪(エ) 「はい。」
まりさ♪ (・・・・・ぷぅ・・・・・)
マスター 「あたし、そんなことを言ったのね。でもぜんぜん記憶にないわ。」
エミリ♪(む) 「ボクも覚えてない。」
エミリ♪(エ) 「私も覚えていないんですけど、でも、これで推理ができるようになりました。」
エミリ♪(む) 「でも、このメモが消えたりしないンだね。」
エミリ♪(エ) 「大丈夫です。おそらくタイムパラドックスは、歴史などに影響のある記憶を消失させるんだと思われます。」
マスター 「どういうことかしら。」
エミリ♪(エ) 「推理や論理で導き出したことは、体験した記憶ではないので消えないのだと思います。」
エミリ♪(む) 「へぇ~。そうなんだ。」
エミリ♪(エ) 「これで、私は、またヒントを得ることができました。」
マスター 「ねえ。そのお話の前にどうしてあたしも記憶を失ってしまったのか分かる?分かるのなら、それを教えて。」
エミリ♪(エ) 「おそらく、マスターは、かなり魔の領域に踏み込んだ人間です。」
マスター 「なるほどね。」
エミリ♪(エ) 「マスターは、かなり私たちお化けに近い存在なんです。だから・・・。」
マスター 「わかったわ。もうそれ以上言わなくてもいいわ・・・。クスクス・・・。」
エミリ♪(む) 「じゃあ、そのおいひけってメモから何が分かるの?」
エミリ♪(エ) 「これは、おそらくお化けポケモンのNN。マスターが使役していた子。」
エミリ♪(む) 「なるほど。」
エミリ♪(エ) 「そして、Trick or Treatに大いに関係している・・・・。今からそれを調べる!」
エミリ♪(む) 「帰って調べるンだね。ボクも手伝うよ。」
マスター 「がんばってね。みんな。」

【ここはまりさ♪ンち】
エミリ♪(む) 「くぅ・・・・・。zzzzz・・・」
エミリ♪(エ) 「ふふふ。むう♪ったら、私の中で眠っちゃってる。まあ、こんな遅くまで起きてたら無理ないか。」
まりさ♪ 「ねえ。だいぶわかったかい?ほれ、紅茶入れてあげたよ。」
エミリ♪(エ) 「あ!先輩。ありがとうございます。」
まりさ♪ 「エミリ♪ちゃンって熱心だね。で、何かわかったのかい?」
エミリ♪(エ) 「はい。やっぱり栄光の勇者です。栄光の勇者の本名がジャック・オイヒケだったんです。」
まりさ♪ 「へぇ~。」
エミリ♪(エ) 「なかなかこれが見つからなくて。やっぱりこれ以上のヒントは中世に行かないと見つからないかも・・・。」
まりさ♪ 「ふ~ン。」
エミリ♪(エ) 「いろいろ推論は成り立つのですが、確信できるものがなくて・・・。」
まりさ♪ 「熱心なんだね。」
エミリ♪(エ) 「乗りかかった船ですから。」
まりさ♪ 「ねえ。エミリ♪ちゃん。」
エミリ♪(エ) 「はい?」
まりさ♪ 「ねえ。そんなことより、もっといいことしない?」
エミリ♪(エ) 「え?え?え?」
まりさ♪ 「エミリ♪ちゃン。あたしのこと嫌い?」
エミリ♪(エ) 「え?え?え?」
まりさ♪ 「好き?嫌い?どっち?」
エミリ♪(エ) 「あの、その・・・・。好きです・・・。」
まりさ♪ 「ふふふ。かわいい子。目をつむって。」
エミリ♪(エ) 「・・・・・・はい・・・・・・・」
ちゅ。
エミリ♪(エ) 「先輩。今の私のファースト・・・・。」
まりさ♪ 「あたしもだよ。」
エミリ♪(エ) 「先輩先輩・・・・。」
まりさ♪ 「もっと、いいことしてあげる。」
エミリ♪(エ) 「でも、むう♪が・・・。むう♪が起きちゃいます・・・。」
まりさ♪ 「大丈夫だよ。あいつ夜更かし苦手だから。起きたら起きたときだし。」
エミリ♪(エ) 「そんなあ・・・・。」

エミリ♪ (・・・先輩、私、ずっと先輩のこと見ていました。先輩は、いつもむう♪と一緒でしたね・・・・)
エミリ♪ (・・・陰でずっと見ていました。綺麗で、優しくて、憧れでした。私、先輩のこと、好きです・・・・)
エミリ♪ (・・・私は、ずっと先輩のことを見ていました。だから、先輩のこと何でも知っています・・・・・)
エミリ♪ (・・・先輩がいつも何をしているのか。先輩がいつもどこを見ているのかも、知ってます・・・・)
エミリ♪ (・・・先輩。だから、おかしいです。先輩は、先輩は・・・・・・)
エミリ♪ (・・・先輩は、私のこと、見てくれたことはありません・・・・)

エミリ♪ 「いやああぁぁぁーーーーー!!!!」


(2009.10.18)