++トモヨ♪とむう♪++

??? 「ねえ。むう♪むう♪。」
むう♪ 「あれ?」
トモヨ♪ 「もう。むう♪ったら、お話してる途中で寝ちゃうんだから。」
むう♪ 「あ。ごめン。ごめン。」
トモヨ♪ 「クスクス・・・。もう寝ないでね。」
むう♪ 「もう寝ないよ。」
トモヨ♪ 「約束よ。クスクス・・・。」
むう♪ 「うン。」
トモヨ♪ 「ねえ、むう♪。プレゼント交換しない?」
むう♪ 「何それ?面白そうだね。」
トモヨ♪ 「ふたりの大切なものを取り換えっこするの。」
むう♪ 「うン。やろうよ。」
トモヨ♪ 「じゃあ、プレゼント持ってくるから、むう♪も用意しといてね。」
むう♪ 「うン。」

さて、約束しちゃったけど、何をプレゼントしようかな・・・。
ここ病院だし・・・。大したものないよな・・・。
あっ!こンなとこにお菓子があるぞ。綺麗に包装されてるし。お見舞いかな?
このお菓子にしよう。
女の子って、お菓子が好きだからな。
でも、喜んでくれるかな?

トモヨ♪ 「お待ちどうさま。それじゃあ、背中に隠して、1、2の3で見せっこだよ。」
むう♪ 「いいよ。」
トモヨ♪ 「じゃあ、行くよ。」
トモヨ♪むう♪ 「1、2の3!はい。」
トモヨ♪むう♪ 「わあぁ!!」
トモヨ♪ 「わあぁ。お菓子!お菓子大好き!」
むう♪ 「トモヨ♪ちゃんのプレゼントは、ぬいぐるみだね。あ!クマのぬいぐるみ!なんちゃって。」
トモヨ♪ 「クスクス・・・。」
むう♪ 「でも、いいの?これ貰っちゃって。これって、大切なものなンじゃないの?」
トモヨ♪ 「いいよ。むう♪に貰ってほしいの。それに・・・。私もこんな大切なもの貰っちゃったしwクスクス・・・。」
むう♪ 「え?」
トモヨ♪ 「ねえ、むう♪。このお菓子、今食べてもいい?」
むう♪ 「え?別にいいけど・・・。」
トモヨ♪ 「じゃあ、むう♪も一緒に食べよ。ね。ね。」
むう♪ 「・・・うン・・・。」
??? 「ダメ!」
トモヨ♪ 「五月蠅いわね。」
??? 「そのお菓子を食べてはダメ!」
トモヨ♪ 「だから、五月蠅いって言ってるでしょ!」
むう♪ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

まりさ♪ 「起きて!起きて!」
むう♪ 「・・・・う~~ン・・・・。あっ姉ちゃん。」
まりさ♪ 「姉ちゃんじゃないよ!むう♪、あンたおかしいよ!」
むう♪ 「ムニャムニャ・・・・。そりゃ、お菓子だからね・・・。」
まりさ♪ 「何寝ぼけてンのよ!起きなさいって。また、寝ちゃダメだよ!」
むう♪ 「ムニャ・・・。そういえば、あのぬいぐるみ・・・。」
まりさ♪ 「ぬいぐるみって、何よ?目を覚ましてよ。むう♪。」
むう♪ 「ボク、持ってたよな・・・。見たことあるもン・・・。
まりさ♪ 「あンた、ぬいぐるみなンか持ってないでしょ!」
むう♪ 「・・・・持ってたよ。覚えてるよ・・・。ムニャムニャ・・・・zzzzzz・・・・。」
まりさ♪ 「むう♪!寝てはダメ!!むう♪むう♪!」


(2009.9.21)

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最終更新:2009年09月21日 21:57