++愛天使ハルエル++

蟲の女王
みなさん、こんばんわ♪お久しぶりです。
あたしのこと知らない方はヘラクロスの救助隊を読んでみてください。
今回の「Trick or Treat」では、あたしはダークな敵役なんです。
あたしのファンの方ごめんなさい。あたしのイメージ変わっちゃうかも。
でもね。最近の氷の女王さんはオイタが過ぎるんですよね・・・。
傲岸な堕天使さんには、少々お仕置きが必要です。
あのおばけのポケモンの子は、ちょっと可哀想だけど・・・。
蟲を仕込んじゃいました。
でも、ほんとに虚ろな心は、付け入りやすいですね。クスクス・・・。

【今は中世。ここは北の方にある、ある山脈】
むう♪ 「うわ。寒っ・・・。でも、ここで大体時代は合ってるはず。」
ゆきこ♪ 「ここどこなン?雪降ってるやン。まだ夏終わったとこぐらいやのに・・・。」
むう♪ 「大体場所も合ってると思うンだけど。ここがどこかはわからない・・・。」
ゆきこ♪ 「ふ~ン。」
むう♪ (・・・ボクらが栄光の勇者に会いたいって思ってついた場所がここなンだ・・・)
ゆきこ♪ 「あ。むう♪。それ。」
むう♪ 「何?」
ゆきこ♪ 「お守り。持っててくれたンやね。」
むう♪ 「え?ああ。これね。」
ゆきこ♪ 「それ持ってたら、敵のタマに当らへンらしいから。」
むう♪ 「ふ~ン。」(・・・何でゆきちゃんがそンなこと知ってるンだ?・・・)
 「でも。ゆきちゃん、さっきから変じゃない?」
ゆきこ♪ 「何が?」
むう♪ 「ゆきちゃんのしゃべり方。イントネーションが変だよ。下手な声優さンが、関西弁キャラのセリフしゃべってるみたいだよ。」
ゆきこ♪ 「そうかな・・・。そうや!きっとこの時代は、まだ関西弁がなかったンや。」
むう♪ 「そうなンだ。」
ゆきこ♪ 「でも、これからどうするン?」
むう♪ 「そうだな・・・。ボク、夢魔の能力使ってみるよ。」
ゆきこ♪ 「何するン?」
むう♪ 「この時間なら、この世界の人間は、もうみンな寝てると思うンだ。栄光の勇者に関係する人も。」
ゆきこ♪ 「うン、それで。」
むう♪ 「それで、誰かが栄光の勇者に関係する夢を見ているかもしれない。」
ゆきこ♪ 「なるほど。その手があったね。」
むう♪ 「そのとおりだよ。ボク、寝ている人の夢を覗いてみる。」

むう♪ 「たくさンの人が今、夢を見ている・・・。そのうち、栄光の勇者に関係する人の夢は・・・・。」
 「あれ?この夢・・・。ものすごく思念の強い夢。人を慈しみ、人を怨み、人を愛し、人を呪う・・・。そして、とても悲しい夢・・・。この夢は!」


(2009.9.17)

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最終更新:2010年07月27日 15:11