++おばけの3人娘4++
ぶ~~ん
ぶ~~~ん
むう♪ 「う~ん。五月蠅いなあ・・・・・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 |
・・・・・・・・・・・・・・。 |
・・・・・・・・・・・。 |
ここはどこ・・・?
真っ暗だ。
ひょっとして、夜?
そうだ、夜だ。
ボクが今寝ているとこは、ベッド?
そうだ。これはベッドだ。
ここは?病院?
だいぶ目が慣れてきたぞ。
そうだ。ここは病院だ・・・・。
ボクは、この病院に入院してるンだ。
見たことのある病院だ。
あれ?ボク何でここにいるのかな?
よく覚えてないな。
全然思い出せない。
まあ、どうでもいいや、そんなこと。
それで、ボクは、おばけの
むう♪・・・・。
あれ?違うような気がするぞ・・・。
あれ?ボクは誰だったっけ・・・?
??? 「
むう♪。
むう♪。」
むう♪ 「・・・・ううう~ン・・・・・・。」
まりさ♪ 「起きろよ。ねえ。起きろ!」
むう♪ 「・・・う~~ン。あれ?姉ちゃん・・・。」
まりさ♪ 「姉ちゃんじゃないよ!勝手にあたしのベッドの中に入って来てさ!!」
むう♪ 「ごめン。ごめン・・・。姉ちゃんのベッドでボク寝ちゃったみたいだね。」
まりさ♪ 「すごく狭くて寝苦しかったンだから!」
むう♪ 「ごめン・・・。ボク、夢を見てたみたいなンだ・・・。」
まりさ♪ 「夢って。どンな夢?」
むう♪ 「入院している夢だよ。ボクが小さいころ入院したじゃン。その夢だよ・・・。」
まりさ♪ 「入院って・・・。あんた入院なンかしたことないでしょ。」
むう♪ 「そンなことないよ。ボク覚えてるもン・・・。」
まりさ♪ 「病院に行ったことはあったけどさ・・・。」
むう♪ 「まだ眠いンだ・・・。寝かせて・・・・。zzzzzzz・・・・。」
まりさ♪ 「ちょっと!
むう♪!こンなことで寝ないでよ。」
むう♪ 「・・・・・・zzzzzzzzz・・・・・・・。」
(2009.9.21)
最終更新:2009年09月23日 20:07