++おばけの3人娘4++

ぶ~~ん

むう♪ 「何?虫の羽音?蠅?」

ぶ~~~ん

むう♪ 「う~ん。五月蠅いなあ・・・・・・・・・・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
ここはどこ・・・?
真っ暗だ。
ひょっとして、夜?
そうだ、夜だ。
ボクが今寝ているとこは、ベッド?
そうだ。これはベッドだ。
ここは?病院?
だいぶ目が慣れてきたぞ。
そうだ。ここは病院だ・・・・。
ボクは、この病院に入院してるンだ。
見たことのある病院だ。

??? 「クスクス・・・。」
むう♪ 「誰?」
???ジュペッタ) 「クスクス・・・。」
むう♪ (・・・タメくらいの女の子・・・)「廊下から覗いてないで、中に入っておいでよ。」
??? 「いいの?」
むう♪ 「どうぞ。」
??? 「ありがとうw」
むう♪ 「ボクはむう♪。君は何て名前なの?」
トモヨ♪ 「私はトモヨ♪。」
むう♪ 「トモヨ♪ちゃんもここで入院してるの?」
トモヨ♪ 「クスクス・・・。私、ずーとここにいるの。」
むう♪ 「そうなンだ。」
トモヨ♪ 「お外に行きたいんだけど、ずっとここにいるの。」
むう♪ 「ふ~ン。それで、こンな時間に、どうしたの?」
トモヨ♪ 「眠れないの。」
むう♪ 「そっか。お昼寝のしすぎかな?」
トモヨ♪ 「クスクス・・・。」
むう♪ 「入院って退屈だもンね。お昼寝くらいしかすることないから。」
トモヨ♪ 「ねえ。むう♪とお話してもいい?」
むう♪ 「いいよ。ボクも眠れなかったンだ。」
トモヨ♪ 「ねえ。むう♪のこと教えて。」
むう♪ 「いいよ。ボクはむう♪って言うンだ。」
トモヨ♪ 「クスクス・・・。それは、さっき聞いたよ。」
むう♪ 「そうだったね。で、ボクは・・・・・。あれ?あれれ?」

あれ?ボク何でここにいるのかな?
よく覚えてないな。
全然思い出せない。
まあ、どうでもいいや、そんなこと。
それで、ボクは、おばけのむう♪・・・・。
あれ?違うような気がするぞ・・・。
あれ?ボクは誰だったっけ・・・?

??? 「むう♪むう♪。」
むう♪ 「・・・・ううう~ン・・・・・・。」
まりさ♪ 「起きろよ。ねえ。起きろ!」
むう♪ 「・・・う~~ン。あれ?姉ちゃん・・・。」
まりさ♪ 「姉ちゃんじゃないよ!勝手にあたしのベッドの中に入って来てさ!!」
むう♪ 「ごめン。ごめン・・・。姉ちゃんのベッドでボク寝ちゃったみたいだね。」
まりさ♪ 「すごく狭くて寝苦しかったンだから!」
むう♪ 「ごめン・・・。ボク、夢を見てたみたいなンだ・・・。」
まりさ♪ 「夢って。どンな夢?」
むう♪ 「入院している夢だよ。ボクが小さいころ入院したじゃン。その夢だよ・・・。」
まりさ♪ 「入院って・・・。あんた入院なンかしたことないでしょ。」
むう♪ 「そンなことないよ。ボク覚えてるもン・・・。」
まりさ♪ 「病院に行ったことはあったけどさ・・・。」
むう♪ 「まだ眠いンだ・・・。寝かせて・・・・。zzzzzzz・・・・。」
まりさ♪ 「ちょっと!むう♪!こンなことで寝ないでよ。」
むう♪ 「・・・・・・zzzzzzzzz・・・・・・・。」


(2009.9.21)