??? (……ZZZZ・……)
??? 「ねえ。起きて!起きてよ~」
イ♪ 「………うう…う~ん………」
ヤマメ♪ 「早く起きないと遅れちゃうよー」
イ♪ 「え?…え?え?」
ヤマメ♪ 「やっと起きた。ねえ目は覚めた?
イ♪ちゃん、相変わらず寝ぼすけなんだから!」
イ♪ 「なんだ?なんなんだ?この世界は?」
ヤマメ♪ 「もう。まだ寝ぼけてるの?
イ♪ちゃんとあたいは、幼なじみの高校生なんだよ」
イ♪ (…何なんだ。その超説明的セリフは…)
ヤマメ♪ 「夏休み終わったんだから。始業式の日から遅刻しちゃうよー。急いでよ!」
イ♪ 「…ああ……」
ヤマメ♪ 「じゃあ
イ♪ちゃんのおばさん、行ってきま~す」
イ♪のママ 「いってらっしゃい。
ヤマメ♪ちゃんお願いね」
ヤマメ♪ 「は~い。さあ
イ♪ちゃん走ろう。遅れちゃうよ」
イ♪ 「ああ。でも
ヤマメ♪、お前いつもとしゃべり方違うぞ」
ヤマメ♪ 「そんなことないよ。あたい、いつもと同じしゃべり方だもん」
イ♪ (…だよもん星人になってるぞ…しかし、ひょっとしてこの世界は…)
チョキン♪ 「よお!おはー。お前らも初日からダッシュかよ」
ヤマメ♪ 「おはよう!
チョキン♪!あなたも初日から寝坊?」
チョキン♪ 「あはは。俺のはトレーニングと朝の時間の有効利用を兼ねてるんだぜ」
イ♪ (…
チョキン♪か…いっちょう試してみるか!…)
〃 「よう!
チョキン♪。お前たしかヒッキーのダメダメ男だったよな」
チョキン♪ 「!!……そうだった…ぼくダメダメ男だった…急に自信がなくなってきた…」
イ♪ (…やっぱりそうだ!この世界は、俺の思うことが何でも実現する妄想ワールドだったんだ!…)
イ♪ 「おい。
ヤマメ♪」
ヤマメ♪ 「なに?
イ♪ちゃん」
イ♪ 「お前、俺のこと好きか?」
ヤマメ♪ 「え?え?……………うん……好きだよ…」(ポッ)
イ♪ 「なんでも言うこときくか?」
ヤマメ♪ 「………ハイ…………」
イ♪ 「今から一緒に育てや夫婦んとこ行くか?」
ヤマメ♪ 「………ハイ…………」(ポッ)
イ♪ 「ははは。やっぱりここは俺の妄想ワールドだぜ!」
〃 (…読者サービスはここまでだ。あとのお楽しみはとっておくぜ…)
イ♪ (…読者サービスと言えば、俺は本編でやり残したことがある…)
イ♪ 「よお。偉大なラスボスさんよう!電柱の影に隠れてないで出てこいよ!」
謎のラスボス 「ふふふふ。よくぞ見つけ出したな」
ヤマメ♪ 「きゃあ!いきなり誰?あの強そうなラスボスは?」
チョキン♪ 「…あんな強そうなの、ぼく戦う自信がない…」
ラスボス 「ふふふふ。念願叶っての初出場。貴様らなど虫けらの如くひねりつぶしてくれよう」
イ♪ 「ああ。唯一の読者に対するサービスだ!何でも好きなセリフを言っていいぜ」
ラスボス 「※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※」
(↑好きなセリフを読者が脳内補完してください)
イ♪ 「敵が強大なほど俺の株も上がるってもんだ。俺は本編で心残りがある」
〃 「ほぼ俺の専用技のメガホーン!それを虫技半減パーティなんか組みやがって…」
〃 「やっと、こいつを解き放つときが来たぜ!」
ヤマメ♪ 「
イ♪ちゃんダメだよ。人に向けて技を打ったら
ワタルの
プテラになるもん!」
ラスボス 「※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※」
(↑好きなセリフを読者が脳内補完してください)
イ♪ 「さあ背中を向けな!この自慢の角をフルパワーでぶち込んでやるぜ!!」
ラスボス 「※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※」
(↑好きなセリフを読者が脳内補完してください)
イ♪ 「行くぜ!☆まで飛んで逝けぇ!!メガホーーーーーーーン!!!!!!」
分岐点
イ♪が負けた → Bad Endへ
イ♪が勝った → Ture Endへ
【Bad End】
イ♪は負けた
イ♪の妄想ワールドは、
ラスボスの支配する世界となってしまった
<<End>>
【Ture End】
ヤマメ♪ 「やったーーー!勝ったよ!
イ♪ちゃんすご~~いも~ん♪」
イ♪ 「ああ。あいつは、今度は本当に☆の支配者になれたな」
イ♪ 「ふっふっふっふ。実は俺のストレス解消はこれだけじゃないだぜ」
ヤマメ♪ 「まだ何かやり残したことがあるの?だよも~ん?」
イ♪ 「ああ。根性持ちなのに根性なしなんて、思いつきのウケ狙いで俺の性格を設定しやがった
やつ」
〃 「そいつにお礼しないとな」(…これだけは絶対に許さん…)「いでよ!メイド!」
??? 「はい。ご主人さま」
イ♪ 「ああ来たか!ご奉仕しろ」
女王様 「はい。ご主人さま」
イ♪ 「まずは、3回、回ってワンと言え!」
女王様 「はい。ご主人さま」くるくるくる「ワン!」
イ♪ 「次は足を舐めろ」
女王様 「はい…………」(…プルプル…)
イ♪ 「どうした。早くしろ。俺の足はアメタマだぜ」
女王様 (…ブチッ…)「おだまり」
イ♪ (…ピキン…あれ?石化した…何で?俺の妄想ワールドなのに…)
女王様 「あんたねぇ。この世界のネ申は
あたしなんだよ」
イ♪ (…ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…)
女王様 「聞こえないねぇ~♪さあ、お仕置きは何がいいかな~♪」
イ♪ (…ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…)
女王様 「みなさんにも手伝ってもらいましょう。ふくろだたきーー!」ボコ!ボコ!ボコ!ボコ!
チョキン♪ 「俺の
ヤマメ♪を好き放題しやがって!」ボコ!ボコ!ボコ!ボコ!
ラスボス 「※※※※※※※※(好きなセリフをどうぞ)」ボコ!ボコ!ボコ!ボコ!
ヤマメ♪ 「きゃはははははははは~♪」ボコ!ボコ!ボコ!ボコ!
イ♪ (…ひぇぇぇぇぇぇーーーー…)
イ♪ (…しかし、
ヤマメ♪は最初から結構楽しんでたぞ…)
最終更新:2010年07月27日 15:10