出発の時間が近づいてきました
イ♪チョキン♪しとり♪ヌケサク♪が待ち合わせ場所で待っています
なんとなく雰囲気はよくありません
そこにヤマメ♪がやってきます

ヤマメ♪ 「ごめん遅くなって」
イ♪ 「ハチ♪は一緒じゃなかったのか?」(…機嫌直ったみたいだな…)
ヤマメ♪ 「あいつわけわかんないよ!一緒に行かないんだって」
イ♪ 「何でだよ?」
ヤマメ♪ 「わけわかんないよ。だからあいつが言ったとおりそのまま言うよ」

ヤマメ♪ 「俺はハチ♪だ。西にしか飛べねえ。だからお前らとは一緒に行かない」
〃 「俺は西へ飛ぶ。ガガンボ中佐は言ってた。それでも地球は丸かったと」
〃 「コロンボっていう昔の偉い坊主も言ってた。西に行けば必ず東につくと」
〃 「だから俺は一人で西に飛ぶぜ!キキョウで落ち合おう」

イ♪ 「わけわからんな?」
チョキン♪ (…微妙に間違っている…)
ヤマメ♪ 「それで一人で飛んでちゃった…」
イ♪ 「仕方がないやつだな…」

女王様 「みなさーん!」
イ♪ 「女王様だ!」
女王様 「はあはあ。よかった!間に合って。これを持って行ってください」
ヤマメ♪ 「わあ!おにぎり」
女王様 「いっぱい作ったから時間かかってしまって…」
イ♪ 「ありがとうございます」
女王様 「アサギを離れるともうあたしの力は及びません。どうか気をつけて行ってください」
イ♪ 「ありがとうございます。絶対みんな無事に帰ってきます。じゃあみんなそろそろ出発だ!」

イ♪がおもむろにヤマメ♪を抱きかかえます

ヤマメ♪ 「きゃあ!」 
イ♪ 「お前飛べないだろ」
ヤマメ♪ 「…うん…だけど…」

みんなが一斉に飛び立ちます

イ♪ 「お前案外軽いんだな」
ヤマメ♪ 「ばか。また殴るよ」
イ♪ 「今度はパーにしてくれよ」
ヤマメ♪ 「ばか…」
女王様 「みなさーーーん!お気をつけてーーー!」
ヤマメ♪ 「あっ!女王様が手を振ってるよ」
イ♪ 「ああ」(…こいつ初めてみんなの前で女王様って言ったな…)

イ♪ 「落ちないようにしっかり掴まってろよ」
ヤマメ♪ 「うん」

<<つづく>>