Mysterious Masked Men

【第1会場】
コダマ 「カシコジマ選手、リング中央で威風堂々の土俵入りを披露しています。」
おけいはん 「露払い太刀持ち(したが)えての土俵入りどす。さすが横綱どすなぁ。」

観客 「 うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

コダマ 「柏手(かしわで)を打ち、四股(しこ)を踏みます。」

観客 「 よいしょ! 」「 よいしょ!

コダマ 「両手を広げてのせり上がり!」
おけいはん 「不知火(しらぬい)型どすなぁ。」

観客 「 よいしょ! 」「 よいしょ!

コダマ 「四股を踏むごとにお客様から「よいしょ!」のかけ声が飛んでいます。」
おけいはん 「カシコジマはん、気合い入っとりますなぁ。」
コダマ 「でも、四角いリングでお相撲の土俵入りはさすが違和感がありますね・・・・。」
おけいはん 「想像力(イマジネーション)どす。そんなん想像力(イマジネーション)で脳内補完するもんどすぇ。」
コダマ 「にゃははははは。私って想像力(イマジネーション)不足ですね。」

観客 8888888888888888888(パチパチパチパチパチ)

オシリア (・・・・やっと土俵入り終わった。刀、重かったぁ・・・・)

コダマ 「さあ、いよいよ試合が始まろうとしています。」
おけいはん 「今日のカシコジマはんのリングコスチュームはお相撲のマワシどすなぁ。」
コダマ 「ですが・・・・。」
おけいはん 「なんどすえ?」
コダマ 「一方、対戦相手のMysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン)選手がまだ入場して来ませんね。」

Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン) 「ふっふっふっふっふ。どこを見てるの?」

コダマ 「ああ!あれ?いつの間にか謎のマスクマンがリング上に立っています!」
おけいはん 「あら、ほんまや。存在感のない空気みたいなお人やなぁ。」
コダマ 「正に謎多き選手です!」

Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン) 「ふっふっふっふっふっふっふ。」

コダマ 「Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン)選手、ギラティナの覆面をしています!」
おけいはん 「覆面言うよりもお面どすなぁ。」

Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン) 「お初にお目にかかります。あたしはMysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン)と申します。」

カシコジマ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
オシリア 「あれ?あのお面どこかで見たことあるような・・・・。」

Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン) 「ほっほっほっほ!オシリアちゃん。あたしたちの顔をお忘れ?」

オシリア 「あたしたち?いっ?!きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

コダマ 「ああああっと!Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン)選手!ギラティナの顔の横からディアルガパルキアの顔が出て来ました!」

にゅうぅぅ。

コダマ 「か、顔だけじゃありません。腕が、腕が6本もはえてきましたぁぁぁぁ!」
おけいはん 「・・・・・・・・・・・・・。」
コダマ 「Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン)選手、化け物なのでしょうか?それとも三面六臂の阿修羅王の生まれ変わりか!」
おけいはん 「もっと落ち着いて見てみなはれ。」
コダマ 「え?」
おけいはん 「そこからやったらそんな風に見えるかもしれへんけど、ちょっと角度をずらして見てみなはれ。」
コダマ 「えっと、こうかな?ん?あれれ?」
おけいはん 「分かったどすえ?」
コダマ 「Mysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン)選手がなんと3人います!」
おけいはん 「重なって1人(ひとり)に見えてただけどすなぁ」

オシリア 「え?3人?わたしてっきりお化けかと思っちゃった。」
??? 「ほっほっほっほ。オシリアちゃんお久しぶり。」
オシリア 「?????」
??? 「あら?あたしたちのこと忘れちゃった?」
リプレ 「ああ!あんたち!」
??? 「こんなお面を付けてるからわからないのかしら?」
??? 「あら?このお面、あたしたちのトレードマークだったのよ。それを忘れちゃうなんてずいぶんね。」
オペラオー 「仕方ないわね。お面をとるわ。おしさしぶりオシリアちゃん。」
オシリア 「あなた誰?」
オペラオーギムレットドトウ 「おい!顔見ても思い出さんのかい!!!」
オシリア 「あは、あは、あは。あなたたち影薄かったから。」
ギムレット 「くやしいわ。元仲間にまで忘れ去られるなんて!」
ドトウ 「カシコジマさんも何か言ってやってくださいよ!」
カシコジマ 「あんた誰じゃったかな?」
ドトウ 「きぃぃぃっっっっぃ!!!!」
オペラオー 「カシコジマさん、あんた古くからのドトウの知り合いじゃなかったの!」
カシコジマ 「すまん。すまん。ちょっとしたギャグのつもりだったのじゃが。」
ギムレット 「もう!親父ギャグにはついていけないわ。ぷんぷん。」
カシコジマ 「しかし、あんたたち何でこんなところにおるのじゃ?」
ドトウ 「やっとそれを聞いてくれたのね。」
オペラオー 「あたしたちの苦労話、やっと聞いてもらえるのね。」
ギムレット 「実は、あたしたちORIGIN(オリジン)っていう名前の調査団体の幹部だったの。」
カシコジマ 「それは知っておる。」
ドトウ 「それが、あんなにタメはって登場したのに第1編では活躍まったくなし。」
オペラオー 「その(うえ)没個性3兄弟なんてレッテルまで貼られて。無気力・没個性と化した単なる遊び人集団にされちゃって。」
ギムレット 「エピローグでは何とナガシマスパーランドでジェットコースターでのん気に遊んでいるというバカっぷり。」
オペラオー 「そのせいであたしたちはナガシマスパーランドが大嫌いになっちゃったわ。」
ドトウ 「それでもあたしたちは出番を求めてお笑い芸人まで身を落としたわ。」
ギムレット 「M1グランプリでは新人賞貰えて「ぱっぱらダンス」がブレイクした時期もあったけど。」
オペラオー 「あのときが一番あたしたち輝いてたわね。」
ドトウ 「でも幸せもつかの間だった。」
ギムレット 「すぐに飽きられてしまった。」
オペラオー 「世間って冷たいのよね。」
ドトウ 「食べていくため仕方なしにいろんな仕事をしたわ。」
ギムレット 「でもホストは(とう)が立ってるって言われて雇ってもらえなかった。」
オペラオー 「今はやっとおかまバーで働かせてもらってるのよ。」
イスズガワ@レフリー 「そろそろ試合を始めさせてもらってもよいかの?」
ドトウ 「せっかく久しぶりの登場なんだからもっとしゃべらせてよ。」
イスズガワ 「読者様も飽きてるし、もう誰も聞いておらんぞ。」
ギムレット 「ひっどーい!」
イスズガワ 「しかし、そのお(ねえ)言葉なんとかならんのかの・・・。」
オペラオー 「もうすっかり身に付いちゃってどうにもならないわ。」
ドトウ 「そうよ。そうよ。」
ギムレット 「でも、この言葉だっていいとこあるのよ。」
オペラオー 「そうよ。あたしたち、1人称が「あたしたち」に統一されたの。」
ドトウ 「そう。これであたしたちの1人称がぶれてるなんて言わせないわ。」
イスズガワ 「もう勝手にせい・・・。」
リプレ 「ちょっとぉ!あんたたち黙って聞いてれば勝手なことばっかり言って!」
ギムレット 「あら?リプレちゃん何か文句あるのかしら?」
リプレ 「大いにあるわ。大体なんであんたたち3人が対戦相手なのよ。」
オペラオー 「それはちゃんと発表があったじゃない。カシコジマvsMysterious(ミステリアス)Masked(マスクド)Men(メン)ってさ。」
リプレ 「だから何で3人がかりなのよ!おかしいじゃない!」
ギムレット 「ふん。あんた英語いつも赤点でしょ。ちゃんと見てよ!Mysterious Masked Men(ミステリアスマスクドメン)!ちゃんと複数になってるでしょ?」

コダマ 「あ!ほんとだ。「Men(メン)」って複数です。」

オシリア 「私もそれ分かる~♪」
リプレ 「ちょっちょっと!そういう問題じゃないんじゃない!」
ドトウ 「レフリーはどうなのよ?あたしたちちゃんと事前に選手登録してるのよ。」
イスズガワ 「う、う~ん。」
カシコジマ 「イスズガワ殿。わしは一向に構わんぞ。変則マッチもおもしろかろう。」
イスズガワ 「そうかの?まあカシコジマ殿がそう言うのであれば、3対1の変則マッチを認めるぞい。」
3幹部 「くっくっくっくっく。うまくいったわ。」
イスズガワ 「それでは、対戦ルールを説明するぞい。ルールが一部変わっておるからよく聞くんじゃぞ・・・・・。」

オシリア 「ねえ、おじいちゃん大丈夫。3対1の試合なんて。」
カシコジマ 「ほう?オシリアはわしのことが心配か?」
オシリア 「うん。やっぱり3対1なんておかしいよ。そんな試合で大丈夫?」
カシコジマ 「ふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉ。心配ない。大丈夫だ。」

コダマ 「急遽ルールが変更されて3対1の変則マッチになってしまいました。」
おけいはん 「ほんま相変わらずのドタバタ劇どすなぁ。」
コダマ 「あは、あは。」
おけいはん 「でも、これで少しはおもしろなりましたわなぁ。」
コダマ 「カシコジマ選手、3人も相手にして大丈夫なのでしょうか?」
おけいはん 「チャンピオンどすからなぁ。ころころ。」
コダマ 「あは、あは、あは。」

オペラオー 「完全にあたしたちのこと舐めちゃってるわね。」
ドトウ 「あたしたちがまったくの無策で試合に臨んでるって思ってるのかしら?」
ギムレット 「ま、その油断に付け入らせていただきましょうかしらね。」
3幹部 「くっくっくっくっくっくっく。」

イスズガワ 「以上がこの試合のルールじゃ。では、試合を始めるぞ!」

リプレ 「え?タッグマッチじゃないの?3人ともリング内にいるよ?」
オシリア 「タッグマッチって何?」
リプレ 「タッグマッチっていうのは、複数の選手がタッチして交替で対戦する試合よ。」
オシリア 「ええ~!じゃあおじいちゃんすごく不利じゃない!」
カシコジマ 「ふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉ。心配ない。大丈夫じゃ。」

ドトウ 「あいつあたしたちの能力忘れてるわね。」
オペラオー 「あたしたちただの気の合う三兄弟じゃなくてよ。」
ギムレット 「何と3人同時に同じ言葉をしゃべることができるという神懸かりなコンビネーション。」
ドトウ 「まるでテレパシーで繋がっているようなものよ。だから3人がまったく同一の動きをすることも可能。」
オペラオー 「この気の合った三兄弟が1度に襲いかかったらどうかしら。」
ドトウ 「たとえあたしが相手のパンチで倒れたとしても残りの2人(ふたり)が確実に2発のパンチを当てるわ。」
オペラオー 「出典は範馬刃牙のマウス三兄弟よ。」

イスズガワ 「さあ、始めるぞい!ファイ!!!」

カーーーーーーーン!!!

コダマ 「ゴングの鐘が鳴り響きました!試合開始です!」
おけいはん 「ほう。あの人ら速攻どすなぁ。」
コダマ 「ORIGIN3幹部、ゴングと同時に3人そろってカシコジマ選手に突っ込んで行きます!」

オペラオー 「さあ3人同時に攻撃よ!(ブーメラン)フックゥ!」

ぼこっ!

オペラオー 「おろっ?」

コダマ 「おおっと!イスズガワ選手、オペラオー選手の右フックにうまく左ジャブのカウンターを合わせました。」
 「オペラオー選手!イスズガワ選手のカウンターをもろにくらって早くもダウンです!」
おけいはん 「あらあら。完全に目が逝ってもてますなぁ。」
コダマ 「他の2選手もひるんでしまってパンチを出せません。」

ギムレット 「ひいぃっ!」

カシコジマ 「 りょりょりょりょりょりょりょりょりょりょりょりょりょ!

ギムレット 「ハゲレボバァ!」

コダマ 「カシコジマ選手の百烈拳がギムレット選手に炸裂ぅ!ギムレット選手、ボロ雑巾のように吹っ飛んでいきます!」
おけいはん 「1撃もできまへんなぁ。ORIGIN(オリジン)はん。」

ドトウ 「ひっひいぃぃぃっ!」

カシコジマ 「ドトウ殿。」
ドトウ 「ひいっ!」
カシコジマ 「最後は、日本の国技相撲で勝負を決めましょうかの?」
ドトウ 「ひいっ!」
カシコジマ 「 どすこーい!

コダマ 「ああっと!お相撲です!最後はお相撲勝負となりました!」
おけいはん 「やりますなぁカシコジマはん。これぞ日本の心意気どす。」
コダマ 「両選手がっぷり四つに組みました!」

カシコジマ 「さあドトウ殿。ここは土俵ではなくリングじゃ。押し出しや寄り切りはないぞ。」
ドトウ 「う~ん。う~ん。」
カシコジマ 「わしを投げてみい。日本男児ならこの(いわお)(おの)が力で投げてみんしゃい!」
ドトウ 「うう~ん。うう~ん。」

コダマ 「ドトウ選手真っ赤になってイスズガワ選手を投げようとしています!しかし。」
おけいはん 「びくともしまへんなぁ。」

ドトウ 「うう~ん。うう~ん。」
カシコジマ 「ドトウ殿。そろそろジエンドじゃ。闘いの真意など昨日今日生まれた若造が簡単に習得できるような甘いものではない。それをもう1度学び直してくるのじゃぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!」

コダマ 「あああーーーー!カシコジマ選手、上手投げぇ!ドトウ選手、空高く投げ上げられました。」

ドトウ 「はらひれはらほれ~~~~~~~!!!」

コダマ 「ドトウ選手、お空の彼方に飛んでいきますぅ!あれ?手に何か長いものを持ってますね。ひらひら~って。」
おけいはん 「あれはマワシどすなぁ。」
コダマ 「え?マワシ?きゃ!きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

オシリア 「きゃ、きゃああぁぁぁぁぁぁぁ!おじいちゃん!」
リプレ 「もうバカっ!」

カシコジマ 「ん?どうしたオシリア?おっ?おろ?おろろ?」

コダマ 「カ、カシコジマ選手のマワシが外れてしまいました。なんとモロ出しですぅ・・・。」
おけいはん 「これは、これは。ころころ。」(笑)
コダマ 「笑い事じゃないですよ。」

オシリア 「そうだ・・・。試合の準備のときに私がおじいちゃんのマワシを締めたんだった。」
リプレ 「もう!何やってんのよ!緩すぎよ。」
オシリア 「だって、マワシの締め方なんか知らなかったんだもん!」

カシコジマ 「ふぉっふぉっふぉーーーい。これは何とも見苦しいものをお見せしてしもた。」

イスズガワ 「勝負ありじゃ!カシコジマ殿、おぬしの負けじゃ。」
カシコジマ 「な、なんでじゃ?!」
イスズガワ 「おぬしルール説明を聞いておらなんだのか?第2回戦からは試合中にマラを出した者が即失格負けじゃ。」
カシコジマ 「な、なんと?!」

コダマ 「なんとカシコジマ選手、新ルールを掌握していなかった模様です。」
おけいはん 「第1回戦は大荒れしましたからルール変更があったんどすなぁ。」
コダマ 「第1回戦ではコーシエン選手の反則試合や下品な試合が多かったため陰部を露出した選手が即負けになるという新ルールが導入されたのですけど。」
おけいはん 「聞いてへん方が悪いんちゃいますか。」
コダマ 「あは、あは、あは、あは。」

イスズガワ 「第1試合、モロ出しで調査団体ORIGINチーム3幹部選手の勝ち!」

観客  Boooooo!Boooooo!Boooooooo!Boooooooooo!!!

コダマ 「ブーイングです!お客様からはブーイングの嵐です!座布団が舞っています!R団なんと4連敗です!」
おけいはん 「うちもブーイングしたいどす。情けのうございますどすぇ。」
コダマ (・・・・その京都弁って変・・・・)

【R団控え室】
あゆみ♪ 「あ~あ。4連敗しちゃった。」
ロンシャン 「くそっ!」

【エイリアチーム控え室】
グラン♪ 「何やってるんだ、あいつら。バカか?ま、僕にとってどうでもいい試合だけど。」

【はるか♪チーム控え室】
はるか♪ 「あらあら、4連敗。」
お付きのポケモン 「でも、これで女王様のチームが有利になりましたね。」
はるか♪ 「ほんと。あたしのチーム女の子ばっかりだから反則負けはないわね。」
お付きのポケモン (・・・・そういう意味かよ・・・・)

<<Mysterious Masked Men>>
(2011.5.8up byはるか♪)


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