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*裏切りの親友 [[ヒネノ]] 「何で俺が命を尊ぶ&ruby(アサシン){暗殺者}と戦わなきゃいけないんだよ!」 [[タンバジ]] 「とやかく言わずにかかってこい。」 [[ヒネノ]] 「理由ぐらい言ってもいいんじゃないかよ。」 [[タンバジ]] 「&ruby(こぶし){拳}で語るが早かろう。来い!!!」 [[ヒネノ]] 「ち!問答無用か!わかった!やってやるぜ!」 [[ヒネノ]] (・・・・[[タンバジ]]様。命を尊ぶ&ruby(アサシン){暗殺者}の異名は&ruby(だて){伊達}じゃない・・・・) [[〃>ヒネノ]] (・・・・道具を使用した後、特性&ruby(かるわざ){軽業}を活かした速攻は驚異だ・・・・) [[〃>ヒネノ]] (・・・・でも今は俺の方が素早さが早い。俺は俺の信じる戦法で行くだけだぜ・・・・) [[タンバジ]] 「くらえ!シャドーボーーーーール!!!」 [[ヒネノ]] 「身代わりぃ!」 [[ヒネノ]] 「うおぉぉぉぉ!!!すごい威力だ。一瞬で身代わりが消し飛んじまった!」 [[〃>ヒネノ]] 「ジュエルとか使わずにこの威力かよ。さすがだな。でも何で道具使わなかったんだ?」 [[タンバジ]] 「ふっふっふ。ジュエル使用で&ruby(かるわざ){軽業}発動と読んだか。」 [[ヒネノ]] 「違うのかよ!」 [[タンバジ]] 「我が特性を&ruby(かるわざ){軽業}のみと思うな。」 [[ヒネノ]] 「なんだと!」 [[タンバジ]] 「新特性を試させてもらうぞ。ふっふっふっふっふ。」 ぼうっ。 [[ヒネノ]] 「何!火炎玉で自ら火傷だって!」 [[タンバジ]] 「これが私の夢特性&ruby(ねつぼうそう){熱暴走}だ!」 [[ヒネノ]] 「自ら火傷を負うハンデと引き替えに特殊攻撃力が1.5倍になる特性か。だけど!」 ぼこぼこぼこぼこ。 [[タンバジ]] 「なに!毒々玉だと!」 [[ヒネノ]] 「ふふん。夢特性はあんただけの特権じゃないんだぜ!」 [[タンバジ]] 「むむ。貴様の特性はポイズンヒールか?」 [[ヒネノ]] 「ああ。そのとおりさ。毒状態である限り俺の体力は無限に回復する。さあ来いよ!」 [[タンバジ]] 「むむむ。しかし、熱暴走で威力の上がった特殊攻撃で消し飛ばすまでだ。行くぞ!シャドーボーーーール!!!」 [[ヒネノ]] 「そうは行くかよ。守る!」 [[タンバジ]] 「くっ!守ったか。しかし、次も休まず攻める!シャドーボーーーール!!!」 [[ヒネノ]] 「身代わりぃ!」 [[ヒネノ]] 「ううっ!また身代わりがふっ飛ばされた!やはり熱暴走で威力が格段に上がってやがる。」 [[タンバジ]] 「ふっふっふっふっふ。」 [[ヒネノ]] 「あれ?」 [[タンバジ]] 「降参する。私の負けだ。」 [[ヒネノ]] 「何だよ!始まったばっかりだぜ。」 [[タンバジ]] 「私は無駄な争いはせん。」 [[ヒネノ]] 「ち。何なんだよ。」 [[タンバジ]] 「この展開では私は貴様を突破することができない。それに私が貴様と&ruby(たたか){闘}う理由がないこともわかった。」 [[ヒネノ]] 「何のことだよ?お前からケンカ売ってきたくせによ。でもまあいっか。じゃあ代わりに聞かせてくれよ。あんたが俺を襲ったわけを。」 [[タンバジ]] 「ああ教えてやろう。貴様は売られたのよ。[[キシュージ]]にな。」 [[ヒネノ]] 「なんだって!ウソをつくな!」 [[タンバジ]] 「事の起りはこうだ。[[キシュージ]]粛正指令が下った。つまり・・・・・・・。」 【ここは快速軍アジト】・・・&ruby(とき){時}が少し&ruby(さかのぼ){遡}ります。 [[カンクー]] 「[[タンバジ]]よ。おるか?」 [[タンバジ]] 「ここに。」 [[カンクー]] 「命を尊ぶ&ruby(アサシン){暗殺者}に命じる。[[キシュージ]]を狩れ。」 [[タンバジ]] 「なんと!奴はあれでも快速軍幹部の一人ではありませぬか。」 [[カンクー]] 「きゃつは、もはや快速軍に不要なのだ。」 [[タンバジ]] 「どういうことでしょうか。」 [[カンクー]] 「きゃつは乱心した。」 [[タンバジ]] 「は?解せませぬな。もう少し詳しい事情をお聞かせ願いますか。」 [[カンクー]] 「うぬの目で直接確かめてこい。」 [[タンバジ]] 「と申されても・・・。」 [[カンクー]] 「きゃつは粛正と称して[[R団]]の婦女子をなぶり殺しにした。」 [[タンバジ]] 「ううむ。」 [[カンクー]] 「あまつさえ&ruby(そば){側}におっただけの[[リス>ももたろう]]ですら再起不能にしてしもうたわ。非戦闘員にもかかわらずだ。」 [[タンバジ]] 「&ruby(いのち){生命}を軽んじる者は斬る!」 [[カンクー]] 「[[キシュージ]]を粛正するのはぬしが適任よ。行け!行って奴を斬り捨ててこい!」 [[タンバジ]] 「御意。」 [[タンバジ]] 「とういう&ruby(わけ){理由}だ。」 [[ヒネノ]] 「ちょっとお前たち[[キシュージ]]を誤解してるよ。」 [[タンバジ]] 「・・・・・・・・・。」 [[ヒネノ]] 「[[キシュージ]]は確かに常識のない奴だったけど、そんな奴じゃない。」 [[タンバジ]] 「ふん。[[R団]]への&ruby(ろうぜき){狼藉}。[[きゃつ>キシュージ]]は[[うぬ>ヒネノ]]が黒幕だと抜かしおったぞ。」 [[ヒネノ]] 「なんだって!」 [[タンバジ]] 「あの腐れ外道め。友をも売る&ruby(やから){輩}よ。」 [[ヒネノ]] 「ちょっと待ってくれよ・・・。」 [[タンバジ]] 「しかし貴様はきゃつと違う。」 [[ヒネノ]] 「きっと何かの間違いだよ・・・・。」 [[タンバジ]] 「貴様と&ruby(こぶし){拳}を交えてわかったわ。」 [[ヒネノ]] 「・・・・・・・・・・・・。」 [[タンバジ]] 「貴様は真すぐな目をしておる。」 [[ヒネノ]] 「少し時間をくれないか?」 [[タンバジ]] 「ん?」 [[ヒネノ]] 「俺はあいつに確かめたい。あいつは親友なんだ。」 [[タンバジ]] 「ふむ。」 [[ヒネノ]] 「頼むよ。」 [[タンバジ]] 「わかった。&ruby(みっか){3日}やろう。」 [[ヒネノ]] 「&ruby(みっか){3日}?」 [[タンバジ]] 「&ruby(みっか){3日}の&ruby(あいだ){間}、私はきゃつに手を出さぬ。」 [[ヒネノ]] 「ありがとう!」 [[タンバジ]] 「その間、貴様の好きにするがよい。」 [[ヒネノ]] 「わかった。感謝するぜ。」 【ところ変わって】 [[キシュージ]] 「げしげし。」 [[〃>キシュージ]] 「あんなとこにいつまでも入ってられるかよ!」 [[〃>キシュージ]] 「俺は闘いの真意を忘れた[[R団]]全員を粛正してやる!げしげし。」 [[〃>キシュージ]] 「げしげし。」 <<裏切りの親友>> (2011.5.4up byはるか♪) //
*裏切りの親友 [[ヒネノ]] 「何で俺が命を尊ぶ&ruby(アサシン){暗殺者}と戦わなきゃいけないんだよ!」 [[タンバジ]] 「とやかく言わずにかかってこい。」 [[ヒネノ]] 「理由ぐらい言ってもいいんじゃないかよ。」 [[タンバジ]] 「&ruby(こぶし){拳}で語るが早かろう。来い!!!」 [[ヒネノ]] 「ち!問答無用か!わかった!やってやるぜ!」 [[ヒネノ]] (・・・・[[タンバジ]]様。命を尊ぶ&ruby(アサシン){暗殺者}の異名は&ruby(だて){伊達}じゃない・・・・) [[〃>ヒネノ]] (・・・・道具を使用した後、特性&ruby(かるわざ){軽業}を活かした速攻は驚異だ・・・・) [[〃>ヒネノ]] (・・・・でも今は俺の方が素早さが早い。俺は俺の信じる戦法で行くだけだぜ・・・・) [[タンバジ]] 「くらえ!シャドーボーーーーール!!!」 [[ヒネノ]] 「身代わりぃ!」 [[ヒネノ]] 「うおぉぉぉぉ!!!すごい威力だ。一瞬で身代わりが消し飛んじまった!」 [[〃>ヒネノ]] 「ジュエルとか使わずにこの威力かよ。さすがだな。でも何で道具使わなかったんだ?」 [[タンバジ]] 「ふっふっふ。ジュエル使用で&ruby(かるわざ){軽業}発動と読んだか。」 [[ヒネノ]] 「違うのかよ!」 [[タンバジ]] 「我が特性を&ruby(かるわざ){軽業}のみと思うな。」 [[ヒネノ]] 「なんだと!」 [[タンバジ]] 「新特性を試させてもらうぞ。ふっふっふっふっふ。」 ぼうっ。 [[ヒネノ]] 「何!火炎玉で自ら火傷だって!」 [[タンバジ]] 「これが私の夢特性&ruby(ねつぼうそう){熱暴走}だ!」 [[ヒネノ]] 「自ら火傷を負うハンデと引き替えに特殊攻撃力が1.5倍になる特性か。だけど俺だって!」 ぼこぼこぼこぼこ。 [[タンバジ]] 「なに!毒々玉だと!」 [[ヒネノ]] 「ふふん。夢特性はあんただけの特権じゃないんだぜ!」 [[タンバジ]] 「むむ。貴様の特性はポイズンヒールか?」 [[ヒネノ]] 「ああ。そのとおりさ。毒状態である限り俺の体力は無限に回復する。さあ来いよ!」 [[タンバジ]] 「むむむ。しかし、熱暴走で威力の上がった特殊攻撃で消し飛ばすまでだ。行くぞ!シャドーボーーーール!!!」 [[ヒネノ]] 「そうは行くかよ。守る!」 [[タンバジ]] 「くっ!守ったか。しかし、次も休まず攻める!シャドーボーーーール!!!」 [[ヒネノ]] 「身代わりぃ!」 [[ヒネノ]] 「ううっ!また身代わりがふっ飛ばされた!やはり熱暴走で威力が格段に上がってやがる。」 [[タンバジ]] 「ふっふっふっふっふ。」 [[ヒネノ]] 「あれ?」 [[タンバジ]] 「降参する。私の負けだ。」 [[ヒネノ]] 「何だよ!始まったばっかりだぜ。」 [[タンバジ]] 「私は無駄な争いはせん。」 [[ヒネノ]] 「ち。何なんだよ。」 [[タンバジ]] 「この展開では私は貴様を突破することができない。それに私が貴様と&ruby(たたか){闘}う理由がないこともわかった。」 [[ヒネノ]] 「何のことだよ?お前からケンカ売ってきたくせによ。でもまあいっか。じゃあ代わりに聞かせてくれよ。あんたが俺を襲ったわけを。」 [[タンバジ]] 「ああ教えてやろう。貴様は売られたのよ。[[キシュージ]]にな。」 [[ヒネノ]] 「なんだって!ウソをつくな!」 [[タンバジ]] 「事の起りはこうだ。[[キシュージ]]粛正指令が下った。つまり・・・・・・・。」 【ここは快速軍アジト】・・・&ruby(とき){時}が少し&ruby(さかのぼ){遡}ります。 [[カンクー]] 「[[タンバジ]]よ。おるか?」 [[タンバジ]] 「ここに。」 [[カンクー]] 「命を尊ぶ&ruby(アサシン){暗殺者}に命じる。[[キシュージ]]を狩れ。」 [[タンバジ]] 「なんと!奴はあれでも快速軍幹部の一人ではありませぬか。」 [[カンクー]] 「きゃつは、もはや快速軍に不要なのだ。」 [[タンバジ]] 「どういうことでしょうか。」 [[カンクー]] 「きゃつは乱心した。」 [[タンバジ]] 「は?解せませぬな。もう少し詳しい事情をお聞かせ願いますか。」 [[カンクー]] 「うぬの目で直接確かめてこい。」 [[タンバジ]] 「と申されても・・・。」 [[カンクー]] 「きゃつは粛正と称して[[R団]]の婦女子をなぶり殺しにした。」 [[タンバジ]] 「ううむ。」 [[カンクー]] 「あまつさえ&ruby(そば){側}におっただけの[[リス>ももたろう]]ですら再起不能にしてしもうたわ。非戦闘員にもかかわらずだ。」 [[タンバジ]] 「&ruby(いのち){生命}を軽んじる者は斬る!」 [[カンクー]] 「[[キシュージ]]を粛正するのはぬしが適任よ。行け!行って奴を斬り捨ててこい!」 [[タンバジ]] 「御意。」 [[タンバジ]] 「とういう&ruby(わけ){理由}だ。」 [[ヒネノ]] 「ちょっとお前たち[[キシュージ]]を誤解してるよ。」 [[タンバジ]] 「・・・・・・・・・。」 [[ヒネノ]] 「[[キシュージ]]は確かに常識のない奴だったけど、そんな奴じゃない。」 [[タンバジ]] 「ふん。[[R団]]への&ruby(ろうぜき){狼藉}。[[きゃつ>キシュージ]]は[[うぬ>ヒネノ]]が黒幕だと抜かしおったぞ。」 [[ヒネノ]] 「なんだって!」 [[タンバジ]] 「あの腐れ外道め。友をも売る&ruby(やから){輩}よ。」 [[ヒネノ]] 「ちょっと待ってくれよ・・・。」 [[タンバジ]] 「しかし貴様はきゃつと違う。」 [[ヒネノ]] 「きっと何かの間違いだよ・・・・。」 [[タンバジ]] 「貴様と&ruby(こぶし){拳}を交えてわかったわ。」 [[ヒネノ]] 「・・・・・・・・・・・・。」 [[タンバジ]] 「貴様は真すぐな目をしておる。」 [[ヒネノ]] 「少し時間をくれないか?」 [[タンバジ]] 「ん?」 [[ヒネノ]] 「俺はあいつに確かめたい。あいつは親友なんだ。」 [[タンバジ]] 「ふむ。」 [[ヒネノ]] 「頼むよ。」 [[タンバジ]] 「わかった。&ruby(みっか){3日}やろう。」 [[ヒネノ]] 「&ruby(みっか){3日}?」 [[タンバジ]] 「&ruby(みっか){3日}の&ruby(あいだ){間}、私はきゃつに手を出さぬ。」 [[ヒネノ]] 「ありがとう!」 [[タンバジ]] 「その間、貴様の好きにするがよい。」 [[ヒネノ]] 「わかった。感謝するぜ。」 【ところ変わって】 [[キシュージ]] 「げしげし。」 [[〃>キシュージ]] 「あんなとこにいつまでも入ってられるかよ!」 [[〃>キシュージ]] 「俺は闘いの真意を忘れた[[R団]]全員を粛正してやる!げしげし。」 [[〃>キシュージ]] 「げしげし。」 <<裏切りの親友>> (2011.5.4up byはるか♪) //

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