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#right(){[[R団の部屋]]}
あの事変から数週間が経った。[[おけいはん]]が隊長代行を務めていた部隊は
[[ウジヤマダ]]率いるクーデター部隊の阻止の最中に[[女王>はるか♪]]操る軍用ヘリの空襲を受けて
大打撃を被り、戦闘機能がほぼ完全に停止していた。しばらくの療養を経て、隊の上級メンバーが次々戦線復帰。
そしてようやく隊長である[[テンマバシ]]が復帰し、隊に活気と戦力が戻った。
[[おけいはん]]「おかえりなさいませ、[[テンマバシ]]様」
[[テンマバシ]]「ただいま。全く、酷い目に遭ったものだ」
[[キョウバシ]]「ようやくお帰りか」
[[キタハマ]]「全く。俺達は[[イコマ山]]でとんでもない目に遭ってきたってのに」
[[ヨドヤバシ]]「それはそうだな。まさか、[[女王>はるか♪]]がヘリに乗って突っ込んでくるなんてよ」
[[テンマバシ]]「いやー、迷惑をかけたな、もう大丈夫だ。・・・といっても、もう戦いは終わったがな」
[[おけいはん]]「ウチらは[[イコマ山]]でえらい目におうてたのに、のん気なモンやね」
[[テンマバシ]]「いやいや、テロに遭って大怪我してたこっちの身も考えろ」
[[キョウバシ]]「そうそう」
[[キタハマ]]「[[テンマバシ]]様だって、大変な目に遭ってたんですよ?それくらいカンベンしてあげてくださいよ」
[[おけいはん]]「カンベンできるかい!ウチらは命削る思いでアイツの空襲から逃げとったんやで!
なのにこの方はなー、ポケモンセンターのベッドで寝ながら見てただけや!!」
[[テンマバシ]]「大怪我してたのに出られるか ボケタレ」
[[おけいはん]]「う・・・んー、まぁそれもそやね。・・・ん?」
[[おけいはん]]はふと、後ろを向いた。何と、[[ロンシャン]]の側近であるはずの[[あゆみ]]が、
ほうきとチリトリを持って、落ち葉を掃除しているではないか。
[[あゆみ]]「はぁ~、掃除ってタイヘン・・・。どうしてこうなっちゃうの?」
[[ヨドヤバシ]]「ありゃ?あれは確か・・・[[ロンシャン]]様の側近の・・・?」
[[おけいはん]]「[[あゆみ]]はんやね。一体どうしたんや?」
[[おけいはん]]は不審に思い、[[あゆみ]]へ歩み寄り、話を聞くことにした。
[[おけいはん]]「ちょっとアンタ、[[愛しのあの人>ロンシャン]]はどないしたん」
そう[[おけいはん]]が言うと、[[あゆみ]]はふくれ気味で人事異動に関することが書かれた紙を見せた。
[[あゆみ]]「昨日付で、あたし有原[[あゆみ]]は、[[ロンシャン]]様の側近から更迭!
掃除係へと異動となりましたっ!!」
[[おけいはん]]「更迭やて?何でまた急に」
[[あゆみ]]「わからないよ、そんなの。突然知らない幹部がやってきて、『お前は掃除係だ』ってそれだけ」
[[ヨドヤバシ]]「知らない別の幹部だって?お前知ってるか」
[[キョウバシ]]「知らん。お前知ってるか」
[[キタハマ]]「知らん。お前知ってるか」
隊のメンバー「知らん。お前知ってるか」「知らん。お前知ってるか」「知らねぇよ・・・」
[[おけいはん]]「皆知らんってゆーとるで。そいつは何て名前やった?」
[[あゆみ]]「えーと・・・確かここにそいつのサインが入ってたような・・・。ホラ、コレ」
[[おけいはん]]「どれどれ・・・。・・・ん~?」
そこには、[[おけいはん]]には見覚えのない名前が書かれていた。
書かれていた名前は[[イバン♪]]。そんな名前の幹部は誰も見たことがないという。
[[おけいはん]]「イ・・・イバ・・・[[イバン♪]]???何や、コイツ?ウチはこんな奴知らんで」
[[あゆみ]]「えっ?」
[[テンマバシ]]「私も見たことがない。そんな奇妙な名前の奴、[[R団]]には[[ウオッカ♪]]くらいしかおらんぞ」
[[あゆみ]]「じ、じゃあ・・・これを渡したのは・・・一体?」
???「何だ、早速トラブルでも起きているのか」
[[あゆみ]]「えっ!?」
[[テンマバシ]]「何だ!?」
[[おけいはん]]らが上を見上げると、そこには1匹の[[フワライド]]がたたずんでいた。
[[テンマバシ]]「誰だ、貴様は!?」
[[おけいはん]]「[[女王>はるか♪]]の手のモンか!?」
???「違うな・・・。私はただ、お前たちと戦いに来ただけだ・・・。」
[[ヨドヤバシ]]「どこの誰だか知らないけどな!」
[[キタハマ]]「俺たちを敵とみなすのなら、撃ち落としてやるぜ!!」
[[ヨドヤバシ]]・[[キタハマ]]「こおりのつぶてッ!!!」
2匹から放たれたこおりのつぶては、1つは回避されたものの、1つは謎の[[フワライド]]に命中した。
???「そんな気持ちでいるから、戦いは永遠に終わらないのだ!!!食らうがいい!エアカッター!!」
その瞬間、謎の[[フワライド]]から多方向にエアカッターが放たれ、ほとんどのポケモンが吹き飛ばされてしまった。
[[あゆみ]]「な、なんて威力なの・・・!ただのエアカッターなのに!!」
[[キョウバシ]]「技そのものの威力よりも、相手を吹き飛ばす風圧が強いんだ・・・!厄介な技を使いやがる!
だが、今度はこっちの番だ!ぜったいれいどを食らいやがれ!!」
[[キョウバシ]]から、一撃必殺技ぜったいれいどが放たれる。
ところが、謎の[[フワライド]]は先ほど避けた時とは比べ物にならないスピードでこれを回避してしまった。
[[キョウバシ]]「何!?」
[[あゆみ]]「速い!!」
???「呆れたものだ・・・、お前たちはポケモンの特性も理解せずに戦ってきたのか・・・。」
[[キョウバシ]]「い、いつの間に・・・!」
???「シャドー、ボール!!」
[[キョウバシ]]「な・・・ &bold(){ぬわーーーっ!!!」}
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<<作者は聖鎧亜キング・アルカディアスに埋葬されました>>
#right(){}
#right(){[[R団の部屋]]}
あの事変から数週間が経った。[[おけいはん]]が隊長代行を務めていた部隊は
[[ウジヤマダ]]率いるクーデター部隊の阻止の最中に[[女王>はるか♪]]操る軍用ヘリの空襲を受けて
大打撃を被り、戦闘機能がほぼ完全に停止していた。しばらくの療養を経て、隊の上級メンバーが次々戦線復帰。
そしてようやく隊長である[[テンマバシ]]が復帰し、隊に活気と戦力が戻った。
[[おけいはん]]「おかえりなさいませ、[[テンマバシ]]様」
[[テンマバシ]]「ただいま。全く、酷い目に遭ったものだ」
[[キョウバシ]]「ようやくお帰りか」
[[キタハマ]]「全く。俺達は[[イコマ山]]でとんでもない目に遭ってきたってのに」
[[ヨドヤバシ]]「それはそうだな。まさか、[[女王>はるか♪]]がヘリに乗って突っ込んでくるなんてよ」
[[テンマバシ]]「いやー、迷惑をかけたな、もう大丈夫だ。・・・といっても、もう戦いは終わったがな」
[[おけいはん]]「ウチらは[[イコマ山]]でえらい目におうてたのに、のん気なモンやね」
[[テンマバシ]]「いやいや、テロに遭って大怪我してたこっちの身も考えろ」
[[キョウバシ]]「そうそう」
[[キタハマ]]「[[テンマバシ]]様だって、大変な目に遭ってたんですよ?それくらいカンベンしてあげてくださいよ」
[[おけいはん]]「カンベンできるかい!ウチらは命削る思いでアイツの空襲から逃げとったんやで!
なのにこの方はなー、ポケモンセンターのベッドで寝ながら見てただけや!!」
[[テンマバシ]]「大怪我してたのに出られるか ボケタレ」
[[おけいはん]]「う・・・んー、まぁそれもそやね。・・・ん?」
[[おけいはん]]はふと、後ろを向いた。何と、[[ロンシャン]]の側近であるはずの[[あゆみ]]が、
ほうきとチリトリを持って、落ち葉を掃除しているではないか。
[[あゆみ]]「はぁ~、掃除ってタイヘン・・・。どうしてこうなっちゃうの?」
[[ヨドヤバシ]]「ありゃ?あれは確か・・・[[ロンシャン]]様の側近の・・・?」
[[おけいはん]]「[[あゆみ]]はんやね。一体どうしたんや?」
[[おけいはん]]は不審に思い、[[あゆみ]]へ歩み寄り、話を聞くことにした。
[[おけいはん]]「ちょっとアンタ、[[愛しのあの人>ロンシャン]]はどないしたん」
そう[[おけいはん]]が言うと、[[あゆみ]]はふくれ気味で人事異動に関することが書かれた紙を見せた。
[[あゆみ]]「昨日付で、あたし有原[[あゆみ]]は、[[ロンシャン]]様の側近から更迭!
掃除係へと異動となりましたっ!!」
[[おけいはん]]「更迭やて?何でまた急に」
[[あゆみ]]「わからないよ、そんなの。突然知らない幹部がやってきて、『お前は掃除係だ』ってそれだけ」
[[ヨドヤバシ]]「知らない別の幹部だって?お前知ってるか」
[[キョウバシ]]「知らん。お前知ってるか」
[[キタハマ]]「知らん。お前知ってるか」
隊のメンバー「知らん。お前知ってるか」「知らん。お前知ってるか」「知らねぇよ・・・」
[[おけいはん]]「皆知らんってゆーとるで。そいつは何て名前やった?」
[[あゆみ]]「えーと・・・確かここにそいつのサインが入ってたような・・・。ホラ、コレ」
[[おけいはん]]「どれどれ・・・。・・・ん~?」
そこには、[[おけいはん]]には見覚えのない名前が書かれていた。
書かれていた名前は[[イバン♪]]。そんな名前の幹部は誰も見たことがないという。
[[おけいはん]]「イ・・・イバ・・・[[イバン♪]]???何や、コイツ?ウチはこんな奴知らんで」
[[あゆみ]]「えっ?」
[[テンマバシ]]「私も見たことがない。そんな奇妙な名前の奴、[[R団]]には[[ウオッカ♪]]くらいしかおらんぞ」
[[あゆみ]]「じ、じゃあ・・・これを渡したのは・・・一体?」
???「何だ、早速トラブルでも起きているのか」
[[あゆみ]]「えっ!?」
[[テンマバシ]]「何だ!?」
[[おけいはん]]らが上を見上げると、そこには1匹の[[フワライド]]がたたずんでいた。
[[テンマバシ]]「誰だ、貴様は!?」
[[おけいはん]]「[[女王>はるか♪]]の手のモンか!?」
???「違うな・・・。私はただ、お前たちと戦いに来ただけだ・・・。」
[[ヨドヤバシ]]「どこの誰だか知らないけどな!」
[[キタハマ]]「俺たちを敵とみなすのなら、撃ち落としてやるぜ!!」
[[ヨドヤバシ]]・[[キタハマ]]「こおりのつぶてッ!!!」
2匹から放たれたこおりのつぶては、1つは回避されたものの、1つは謎の[[フワライド]]に命中した。
???「そんな気持ちでいるから、戦いは永遠に終わらないのだ!!!食らうがいい!エアカッター!!」
[[テンマバシ]]「エアカッター・・・!?く・・・ぬおおおお!!!」
[[おけいはん]]「何や・・・技の威力はそれほどちゃうけど・・・吹き飛ばされる!」
その瞬間、謎の[[フワライド]]から多方向にエアカッターが放たれ、
[[テンマバシ]]や[[おけいはん]]を含め、ほとんどのポケモンが吹き飛ばされてしまった。
[[あゆみ]]「な、なんて威力なの・・・!ただのエアカッターなのに!!」
[[キョウバシ]]「技そのものの威力よりも、相手を吹き飛ばす風圧が強いんだ・・・!厄介な技を使いやがる!
だが、今度はこっちの番だ!ぜったいれいどを食らいやがれ!!」
[[キョウバシ]]から、一撃必殺技ぜったいれいどが放たれる。
ところが、謎の[[フワライド]]は先ほど避けた時とは比べ物にならないスピードでこれを回避してしまった。
[[キョウバシ]]「何!?」
[[あゆみ]]「速い!!」
???「呆れたものだ・・・、お前たちはポケモンの特性も理解せずに戦ってきたのか・・・。」
[[キョウバシ]]「い、いつの間に・・・!」
???「シャドー、ボール!!」
[[キョウバシ]]「な・・・ &bold(){ぬわーーーっ!!!}」
謎の[[フワライド]]のシャドーボールの直撃を受け、[[キョウバシ]]は戦闘不能となってしまった。
[[あゆみ]]「ウソ・・・。[[R団]]の上級メンバーが、こんなにあっさり・・・!」
???「全く。お前たちのバトルには『楽しみ』が足りなさすぎる・・・。
目の前の敵を排除することしか考えていないから、楽しめないのだ。」
[[あゆみ]]「あなたは誰!?一体どこから来たの!?」
???「私は快速軍・・・。いずれ、お前たち[[R団]]とは再び戦うことになるだろう。
さらばだ、[[R団]][[テンマバシ]]隊!」
謎の[[フワライド]]は風に乗ってどこかへ消えてしまった。
[[あゆみ]]「快・・・速軍・・・。1匹だけでこんなに倒しちゃうなんて・・・!」
[[テンマバシ]]「うむむ・・・また、厄介な奴が来てしまったな」
[[おけいはん]]「[[女王>はるか♪]]の仲間ちゃうってゆーてたな・・・。一体何モンや」
新たに現れた謎のポケモン組織、快速軍。[[おけいはん]]らには全く心当たりがなかった。
彼らは何者なのか、あの[[フワライド]]が誰かであることすらも、全くわからなかった。
<<作者は聖鎧亜キング・アルカディアスに埋葬されました>>
#right(){}