夏休み中の一コマ。
ハルヒはいつものように不思議探検、アスカは松代へテストで出張のようで、
家には翠星石が一人でおるすばんのようです。
翠「あ~~~~ひまです~~~~
ハル姉はいないしアス姉もいないし隣も誰もいないし
ルリルリもネルガルに用事があるとかでいないし
あ~~~~つまんあいです~~~~~」
仕方ないので、何か無いか台所を物色する翠星石。
翠「あ~、冷蔵庫の中は卵も何もねーです。
・・・あれ、何か紙があるです」
その紙にはこう書いてあった。
『レンジを壊されたらたまらないから、卵とかは全て使ったわ。
夕方までには帰ってくるから、それまで作り物で我慢するのよ!
ハルヒ』
翠「また、たったのこんだけですか・・・・食べ足りないです」
ア「ただいまー、翠ー」
翠「あれっ、アス姉!どうしたですか、大荷物で」
ア「うん、出張ついでにいろいろ回ったんだ、周辺をね」
翠「寄り道ですか?うらやましいですぅ」
ア「あれ、翠は?」
翠「うん・・・・ハル姉もいないしお隣も留守ですぅ
冷蔵庫の中も何にも無いですし、ハル姉に信用されて無いですぅ」
ア「ははは、ハル姉らしいわ。それならお土産でもどう?
お蕎麦に山菜、わさび漬けにそれから・・・・
あっ、こんなのもあるわよ、温泉焼き!」
ハラリっ(っと何か落としてしまうアスカ)
翠「なにか落ちたです・・・・あれ、写真です・・・?」
ア「あっ!?(ササッと隠す)」
翠「何ですかー見せてですー」
ア「な、何でもないわよっ、いいじゃん別にっ」
ハ「ただいまー、翠、おとなしくしてたー?
・・・あれ、アスカ帰ってきてたんだー?」
ア「あ、ハル姉、温泉焼きでも食べない?」
ハ「・・・・フッフーン、アスカ~~~~(ニヤニヤ)
えらくツヤツヤした顔してんじゃな~い。どこ行ってたのよ~?」
ア「え、ま、松代へテストで出張よ」
ハ「松代のどこよ~、誰と行ったのよ~~、え~~~?」
ア「え、それはそのー・・・・・」
翠「・・・・・あ、その写真!(パシッ)」
ア「あっ!!」
翠「わーっ、いいなですぅ、ヒョロ人間と一緒だったのですかぁ」
ア「いやいやいや、ほら同じエヴァのパイロットだし、別にそーゆー
意味で一緒に行ったんじゃ・・・(アセアセ)」
ハ「そーゆー意味ってどーゆー意味よー?やるわね、この色女ー」
ア「な、なによー」
ハ「泊まった部屋も、何とかテストとやらでシンジ君と二人っきりらしい
じゃない、このこのー」
ア「どどどどどどーして知ってるのよっ?」
ハ「テストに一緒に行ったレイちゃんから有希が聞いてあたしに教えて
くれたのよっ。SOS団の情報網を甘く見ないで欲しいわねぇ~
で、どーなのどこまでいったのよ~~~?」
ア「よけいなお世話よっ!以前一緒に同棲してたのよ!
どこまでもここまでも・・・・・・
・・・・・アッ(///)」
ハ「ヒューヒュー(ニヤニヤ)」
翠「いいなーですー(ニヤニヤ)」