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ぎ ゅ ッ

「あ……」

 リビングで横になってテレビを見ていたアスカ。不意に背中を誰かにつねられたと思ったら、
その手が離れた直後、緊張がほぐれていくような感覚が脇のあたりから広がっていく。
「……外したわね?」
 半身を起こして振り返ると、したり顔のハルヒが背後にいた。
 なるほど忍び足で近づいてきたと思ったら、こんな子供じみた悪戯をするためだったのか。
いや、服の上から片手でブラを外すなんて、子供じみてるというよりエロオヤジくさいと
言うべきか。
 なんてどっちでもいいようなことを考えながら、
「なにすんのよハル姉」
 床に両膝をついて向き合った。
 そんな体勢をとったのは、ハルヒの手がさらなる悪戯をしようと意気込んだ動きを
見せていたからだ。
「よくそんな器用な真似ができるわね」
「ふふん、あたしのテクにかかればアスカのブラぐらい片手で外せるわ!」
「はぁ?ていうかいきなり何なのよ。人のブラ外して」
「さ、あとはそのセーターの下から抜き取ればアスカはノーブラね!」
「いやいやいや、意味わかんないから!何でアタシをノーブラにするの!?」
「つべこべ言わずにッ、服の下でだらしなく晒しなさい!!」
 言い終わるより早く、ハルヒの手が腰の辺りに伸びてくる。
 会話の冒頭から本能的に危険を察知していたアスカは、素早い反応で防戦。
 ハルヒの手首をつかむと、体ごと自分の方に引き寄せ、もう一方の手を背中に回し
反撃に出る。
「片手でブラ外しぐらいアタシだってできるわ!」
 肩甲骨の間をなぞって、ホックの感触を確かめると、そのまま一気に外す。
「あっ!」
「ハル姉こそ、だらしなく晒しなさいよ!」
 だが、ホックを外すことに集中したため、掴んでいたハルヒの手首から意識が離れた。
その一瞬の隙をついて、ハルヒの手が、アスカのセーターの中へと滑り込む。
「ひゃァっ!!」
 素肌の感触が、下から上へとお腹の表面を通りぬけた。
「ちょっ……やめ……てッ……!」
 ブラのカップをとらえた時点で、ハルヒはこの方法の欠陥に気づいた。
「あ、ストラップが取れないわねぇ」
「だからもうバカなことやめなさいよハル姉」
「悪いんだけど、ちょっとヒジを屈めてくれないかしら?」
「 イ ヤ 」
「……ふぅん。じゃ、セーター伸びちゃうかもしれないけど、気にしないで!」
「え!?は!?」
 ハルヒの手が肩の近くまで侵入してくる。そのまま体重がかかり、アスカは床に
押し倒された。みぞおちのあたりまで肌け、服の中をもぞもぞと弄られる。
「ねぇ!何でそこまでしてブラ外したいのよ!」
「ヒマだから」
「あぁん!?ハル姉のヒマ潰しでアタシはセーター伸ばさなきゃなんないわけ!?」
「だからヒジ屈めてちょうだい」
「何言っ……やっ、ハル姉そこッ!……変なトコに、当た……あっ……」

 そこへ、翠星石がやってきた。
「まったくさっきから何してるですか?うるさくて本も…………ッ!!!!!」
 そして、目の前の光景に驚愕して固まった。
 床で姉二人が絡まりあっているのだ。もう少しで胸が見えそうなところまで
脱がされながら、ジタバタもがくアスカ。その上に覆いかぶさっているハルヒ。
「す、翠、違うわよ!これはハル姉が!」
「翠も手伝ってちょうだい!あとちょっとでアスカのブラ奪取できるわ!」
「ちょっ!何煽ってんのよ!ていうか翠、何よその目は!アタシは全っ然
そういう趣味ないから!あんた勘違いしてない!?してるでしょ!ねぇ!!」
「……バカ姉どもはいつから百合に走ったですか!ふ、不潔ですぅ!
今後、翠星石の半径5メートル以内には……」
「「バカ姉ども!?」」

 ハルヒとアスカは、互いの攻防をやめて立ち上がる。
「ハル姉はともかく、このアタシに向かってバカ姉ですって?いい度胸してるじゃない!
ふ~ん、少し、ワカらせる必要があるわね」
「アスカはともかく、あたしがバカ姉ねぇ。ところで翠。そのドレス、そろそろ洗濯したい
頃合じゃない?頃合でしょ?ふふん、脱ぐの手伝ってあげるわ!」
「へ……?」
 二人はゆっくりと、翠星石を挟むようにして近寄り、逃げ道をふさいだ。
「ど、どうしたですか2人とも?この翠星石に何する気ひぃやあぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁ!!!」
 言葉の終わりを待たずに、脱がしにかかる。
「やめろですバカ姉ども!あっ!」
「ほらアスカしっかり押さえなさい!」
「わかってるわよ!んっ、なかなかッ、力が強いわね!この子は!」
「汚されるですぅ!翠星石の!誇り高いドールの純潔が!」
「ふふふ、いいじゃない別に!減るもんじゃないんだから!もっとよく見せなさい!」
「ハル姉ときどきホントにオヤジ臭いセリフはくわよね……」
「なんですって!そういうアスカも脱がせてやるわ!もうブラなんてどうでもいい!
みんなまとめて脱ぎなさい!!」
「え?え!?やっ!!ちょっとハル姉!??ぃやあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁああああ!」

 そして三姉妹は素っ裸になり、脱ぎ捨てた服を洗濯機に突っ込み、仲良く風呂に入ることにした。


 おしまい。



ゲンドウ「リツコ君。弐号機パイロットのこの部分の映像監視記録が逸失しているのは何故かね」
リツコ「マギのプログラムによる自動削除と考えられます」

ゲンドウ「データを可能な限りサルベージしたまえ」

 数日後、ゲンドウに渡されるデータ。
ゲンドウ「私はこの極秘データを確認する。二時間ほど…いや、二十分ほど部屋に誰も通すな」

 ちなみに、因みにデータは改変されている。
 三人の姿はMAGI渾身の画像変換で「キョン・トウジ・梅岡」に変えられていたという……