翠「なんつう映画ですか・・・ちんぷんかんぷんですぅ。」
ハルヒ「よく分からないわ。いきなり気持ち悪いって言われてもねえ。」
アスカ「・・・他に感想は?」
ハルヒ&翠「アスカ(姉)のおぱーい」

 


 

それから数ヶ月後・・・
精神世界。電車の中

有希「あなたは分かろうとしたの?」
キョン「分かろうとしたさ。」
ハルヒ「バーカ。知ってるのよ。あんたがあたしをオカズにしてること。いつもみたくやってみなさいよ。ここで見ててあげるから。
    あんたが全部あたしのものにならないなら、あたし何もいらない。」ハルヒが胸突き出して肢広げながら言う
キョン「だったら俺に優しくしろよ」

場面変わる。部室。

キョン「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ。」
ハルヒ「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた、あたしを傷つけるだけだもの。」
キョン「ハルヒ、助けてくれよ。なあ、ハルヒじゃないとダメなんだ。」
ハルヒ「嘘ね」 キョン「はっ!」
ハルヒ「あんた、誰でもいいんでしょ? みくるちゃんも有希も恐いから古泉君も鶴屋さんも恐いから!あたしに逃げてるだけじゃないの!」
キョン「助けてくれよ」
ハルヒ「それが一番楽で傷つかないもの」
キョン「なあ、俺を助けろよ!」
ハルヒ「ほんとに他人を好きになったことないのよ!」
キョン「っあ!」
ハルヒ「自分しかここに居ないのよ!その自分も好きだと感じたこと、ないのよ!哀れね」ハルヒに突き飛ばされる
キョン「助けてくれよ、なあ。誰か俺を、お願いだから助けろ。助けてくれよ。助けろよ。俺を助けろよ!」
キョン「一人にするな!!俺を見捨てないでくれ。俺を殺さないでくれ!!」キョン部室のイスを投げ回して大暴れ
ハルヒ「いや」 それを聞いたキョンハルヒの首を絞める。しかし、全く抵抗しないハルヒ
                            :
                            :
三姉妹の家
キョン「待てこら、次の文化祭の映画脚本なんなんだ。っていうよりなんでこんなシーンがある?なんだこれは?俺とお前が出てる
    意味も全く分からん。」
ハルヒ「修羅場よ。修羅場。時間帯またぎにはこういうのも入れておかないと。人手足りないし、監督自ら出演するわ。」
キョン「アホか。これは昼やってるメロドラマか。こんなものが上映されたら俺は次の
    日から下駄箱に百単位で呪詛の手紙が舞い込んで来るぞ。少しは考えろ。大体高校生がこんなイカれた関係になるかよ。」
    
    またどっかの作品の影響か?こいつの映画は大概がパクリだからな。変な作品を俺のためにも世に出さないで欲しいものだ。
    ふと周りを見ると一緒に遊びに来てるシンジ君は久々に沈み込んでしまった様子で、アスカちゃんはその側で何か取り返しのつかない
    ことをやってしまったことを後悔する自白中の犯人のような顔をしている。傍らにいる翠人形はその様子を何か分かってるような
    気持ち悪い笑みで眺めていた。何かあったのか?今回迷惑を被るのはどうやら俺だけではないようだ。

 


 

ハルヒ「んじゃ次はキョン! あんたがどアップで物凄い形相で叫ぶシーン!」
キョン「できるかんなもん」
ハルヒ「仕方ないわね。ちょっとシンジ君、模範演技やってみて」
シンジ「そ、そんな急に言われても……」
アスカ「シンジ、この前あんたのベッドの下に変な本があったんだけど何だったのかしら?
     ミサトがこっそり持ち去ってたけど」
シンジ「え? え? う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ハルヒ「いいわ! それよそれ! わかったキョン?」
キョン「尚更できるか!!」 

 

 

 

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最終更新:2008年02月23日 09:51