ハルヒ「夏よっ!」
アスカ「急にどうしたのよ?」
翠星石「ハル姉がまた何かはじめやがったですぅ」
ハルヒ「二人とも、何なのそのテンションは!
夏なのよ!?海に行くしかないわ!」
アスカ「(ヒソヒソ)あ~、また始まった・・・・・」
翠星石「(ヒソヒソ)こういうことに毎度巻き込まれるキョン人間も
さすがにかわいそうですぅ」
ハルヒ「何か言った?」
アスカ「い、いや別に」
翠星石「な、何でもないですぅ」
ハルヒ「そうと決まったらメンツをそろえるわよ!
そうねぇ・・・お隣と真紅ちゃんたち、
みくるちゃんに古泉君、
つ、ついでにキョン達も呼んであげようかしらね」
アスカ「そっちが本命のくせに・・・・・」
ハルヒ「な、何言ってんのよ!
あんただってシンジ君誘惑しようとか
思ってんじゃないでしょうね!」
アスカ「な、何でそこで馬鹿シンジが出てくんのよ!」
翠星石「二人とも真っ赤になってる辺り図星ですぅ。
しかもハル姉は『だって』って言ってる時点で
認めてるですぅ」
ハ・ア「あんただってジュン君目当てでしょ!」
翠星石「ど、どうしてチビ人間が出てくるですぅ!」
翌日、デパートに水着を買いに行く
翠星石「あ、ルリルリですぅ!」
ルリ「あ、翠ちゃん。こんにちは」
ハルヒ「あら有希、あんた達も水着?」
有希「(コクリ)」
アスカ「ファースト、あんたどんなの買ったのよ?
どうせあんたのことだから地味~な水着でしょうね」
レイ「これを着れば、碇君もきっと野獣になるわ」
アスカ「た、たいした自信じゃない・・・」
レイ「そうだルリ、やっぱりスクみz・・・」
ルリ「だめです。まだあきらめてなかったんですか。
しかも何でこの状況で言うんです?
わけのわからない対抗心は燃やさないでください」
有希「レイ姉、ルリが怒ってる」
レイ「そう・・・・・こんなt(ry」
ルリ「じゃあ翠ちゃん、アスカさん、ハルヒさん、
また後日」
翠星石「じゃあなですぅ~」
水着売り場
ハルヒ「さあ、選ぶわよ!」
アスカ「やっぱり、赤よねぇ~。
どれどれ・・・・・」
翠星石「ふふふ・・・美しい水着姿の翠星石を見て、
ジュンも鼻血出しまくりですぅ!」
しばらく散り散り
ハルヒ「決まったわ!アスカ、あんたはどんなのにしたの?」
アスカ「(バッ)このホルターネックよ!
このきれいな赤!やっぱり私のセンスはいいわね~。
ハル姉のは・・・うわ、ワイヤービキニにしたの!?
勇気あるわねぇ・・・・・これも、キョンのため?」
ハルヒ「な、何言ってるのよ!別にそんなんじゃ・・・・・
気分、そう気分よ!」
アスカ「へぇ~、そう?(ニヤニヤ)」
ハルヒ「っ~~~~~・・・・・
・・・・・あれ翠、あんた水着は?」
アスカ「あ!逃げたわね!
・・・・・でも本当ね。どうしたの?」
翠星石「・・・・・サ・・・・・」
ハ・ア「サ?」
翠星石「サイズがねぇですぅ~!!!
ったく、どういうことですぅ!?
この翠星石に合う水着が無いなんて!
このデパートは喧嘩売ってるですかぁ!?」
ハルヒ「そ、それはしょうがないわよ、翠」
アスカ「た、確かに、
ここには身長1m未満の人形用の水着は無いわね・・・」
翠星石「どうすりゃぁいいですぅ~!?」
アスカ「じゃあ、ジュン君にでも作ってもらえば?」
翠星石「嫌ですぅ!それじゃあ驚かすなんてできないですぅ!」
ハルヒ「しょうがないわね・・・・・
普通の服とわけが違うけど、私が作ってあげるわよ。
早速、生地も買いに行きましょ」
アスカ「大丈夫?裏地とか難しそうだけど・・・」
翠星石「そうですぅ。
無理しなくていいですぅ」
ハルヒ「私を見くびるんじゃないわよ!
(でも、それをやらされそうになったジュン君って・・・・・)」
翠星石「ハル姉・・・・・・・・」
ハルヒ「さ、そんなしょぼくれた顔してないで、
行くわよ!」
その頃、ジュンの家
ジュン「くそ、水着ったって細かすぎて
一着時間がかかるんだよ!
しかし、性悪人形が頼みに来なくてよかったな・・・・・
このままじゃ到底間に合わない・・・・・」