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黒星石

アスカのもとに、とてとてと翠星石がやってくる。
最近は平和で、アスカは特にする事も無く、有閑マダムってこんな気分かしら?
などと考えながら、日当たりの良いソファーに猫のように転がって、やってきたかわいい妹を見つめる。

ぴくり。わずかにアスカの眉が動く。
ソファーから見上げた翠星石の、色違いの双眸にはいたずらっこ特有の光が宿っていた。

「翠、何かよう?」
ちょっとだけ警戒しながらも、声音に出さず問いかける。
「用ってほどでもないですけど~。ちょっとアス姉に聞きたい事があるですぅ」
「聞きたい事?何よ?」
アスカの警戒に気付いてか気付かずか、翠星石はいつもの調子で質問をぶつけた。
「えーっとですねぇ。アス姉は、あのシンジの何処が良いんですか?」

「な、なっ、にゃにを言ってるのよ!?シンジはほら、ただの同僚で同級生で何でもないわよ!?
 だいたい、何であたしがあんな冴えないぶわぁかを意識しなきゃなんないのよ!
 わたしには加持さんって言う立派な恋人候補がいるんだからっ!」

姉の反応は、おおむね翠星石の満足するところだった。ちょっと過剰過ぎやしませか、とは思ったが。
そして、そんな事はおくびにも出さずに姉に同調してみせた。

「そうですよねぇ。才色兼備のアス姉にあのだっさい男は似合わないですぅ」
アスカは、ここでわずかにおかしいとは思ったが、新たな”敵”の出現にそんな考えはぶっ飛んだ。

「そうそう。アスカは黙ってればかわいいんだから、あんなヘタレの朴念仁なんか相手しなくていいわよ?」
微妙に失礼な事を言いながら突然現れたのは、この家の長女。
「そうですぅ!あんな肝心な時に役に立たないヘタレなんて嫌ですよね」
「うんうん、あんな駄目男にアスカはもったいわよ。」
上と下の二人の姉妹は、あれやこれやとシンジの悪いとこを延々と挙げてゆく。

と、突然アスカが噴火した。
「ちょっとあんた達!!そりゃシンジだってちょっとは駄目かも知れないけど、
 優しいしああ見えても勇敢にわたしを助けてくれた事だってあったのよ!?
 翠やハルヒにそこまで言われる筋合いは無いわよ!わたしが誰を好きだって良いじゃないっ!
 それ以上言うと、姉妹の縁を切るわよ!?」

  はっ・・・・!?

|l |リ゚ ∀゚ノl| 从(l|゚ ∀゚ノリ ニヤニヤ…イ~ッヒッヒッヒッ

 θ⌒⌒,,  
 | ミハ从ハ) 
 |'iハ///ノ ベ、ベツニシンジナンテ…

と言うお話。