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アスカ「ごちそーさま。」
翠星石「食べ終わったら食器を台所に持ってくですぅ、
     いつまでたっても片付けられんですぅ。」
アスカ「なによいつもはすぐに片付けずに、
   『どうして誇り高きローゼンメイデン第三ドールの
    この翠星石がこんなことせにゃならんのですぅ。』
    とか文句言ってるくせに・・・なんかやらかしたのぉ?」
翠星石「別に翠星石には何のやましいこともないですぅ・・・
    あ、なんですかアス姉その疑いの目は
    ヒョロ人間の言うことは信用できて
    可愛い妹の言うことが信じられんのですかぁ!?」
アスカ「な・・・なんでそこでシンジがでてくるのよ??
    ・・・もう、わかったわよ、かたづけりゃいいんでしょ!?
    ったくもう・・・」
翠星石「最初っからそうしとけばよかったですぅ」
   そしてアスカが台所に食器を持って行き、翠星石が洗い物をはじめる。
アスカ「ねぇ、ハル姉、翠のやつなんか変じゃない?洗い物さっさと終らせようと
    するなんて・・・?」
ハルヒ「そういえば、昨日、蒼星石が家に来たときになにか受け取ってたみたいだけど・・・」
アスカ「何を受け取ってたの?」
ハルヒ「それが翠のやつ、『夕飯の花丸ハンバーグ抜きにする』って言っても教えようとしないのよ」
アスカ「何か事件の匂いがするわね」
ハルヒ「あっ、私の言おうとしたことさきに言わないでよ!!」
翠星石「なに騒いでるですか?お姉ども」
ハルヒ「なんでもないわ・・。ところで翠!!あんた、私たちに隠し事してない?」
翠星石「実を言うとちょっとお姉どもに見せたいものがあるです・・・・
    ちょっとまっててくださいですぅ」
    そう言って翠星石は自分の部屋に向かった。その姿は嬉しそうにも見えた

ハルヒ「もしかしたら・・・」
アスカ「なになに、ハル姉なんかわかったの?」
ハルヒ「蒼星石から受け取ったものが実は・・・」
アスカ「実は・・・?」ゴクリ
ハルヒ「ジュン君からのラブレターだったのよ!!!!!!!」
アスカ「・・・・お姉バカぁ!?」
ハルヒ「アスカ、あんた、実のってわけじゃないけど・・姉に向かってどういう口訊いてんのよ!?」
アスカ「だってそーじゃない!あの翠があたし達にそんなもん見せるわけないじゃない!
    大体ハル姉はいつも言うことが突飛なのよ!」
ハルヒ「なによ、あたしの推理にケチつけるつもり?」
アスカ「ハル姉のは“推理”じゃなくて“思いつき”でしょ?」
ハルヒ「なによあんた、このあたしとやろうっての」
アスカ「いいわ、望むところよ」
翠星石「ふたりとも、もうケンカはやめやがるですーッ!!!」バシャア!!
翠星石は、叫びながら如雨露の水を二人にかけた 
ハルヒ&アスカ「なにすんの・・・・・」
   そこには半泣きの翠星石がいた
   右手に如雨露、左手には本を持っている
アスカ「な・・・なんでそんな顔してんのよ」
ハルヒ「何も泣かなくてもいいじゃない・・」
   二人とも先ほどまでの勢いはなく穏やかな口調で話している
翠星石「な・・泣いてなんかないですぅ、如雨露の水が顔にかかっただけですぅ」
ハルヒ「じゃあ、どうしてそんなにケンカしてほしくなかったの?」
    ハルヒの問いかけに無言で左手に持った本を差し出す

ハルヒ「なになに・・“バレンタイン必勝デザートレシピ”・・・あんたこれどうしたの」
翠星石「貯めてたお年玉で、のりに買ってきてもらったですぅ」
ハルヒ「もしかしてこの間、蒼星石がもってきたのはこれだったの」
    コクリとうなずく
アスカ「でもなんで、それが“あたしたちに見せたいもの”なわけ?」
翠星石「みんなへのバレンタインのプレゼントを姉妹で何を作るか決めて、姉妹で仲良く作りたかったんですぅ」
    うつむきながらそう答える
アスカ「それであたしとハル姉がケンカしてたもんだから、ついつい泣いちゃったっと」
翠星石「だから、翠星石は泣いてなんかな・・・」
   ハルヒが翠星石を抱き寄せ、あすかに手招きをする
   そしてハルヒの反対側から翠星石を抱きしめる
ハルヒ「あたしも、アスカももうケンカなんかしないから、みんなで、仲良く、
    バレンタインまでお菓子作りの練習しましょ。」
アスカ「そうね、それに姉妹で決めて姉妹で作るなら、レシピの代金も、姉妹で、等分しなきゃね。」
翠星石「お姉たち・・・ありがとですぅ」
アスカ「ハックシュン」
ハルヒ「大丈夫!?ックシュン」
翠星石「そういえば、ふたりともびしょ濡れのままですぅ」
ハルヒ「このままじゃ風邪引いちゃうから、みんなでお風呂はいりましょ」
翠星石「翠星石は風邪なんかへーきのへーざですから入らんですぅ」
アスカ「誰があたしたちをずぶ濡れにしたんだっけ?」
翠星石「うぅぅ・・・わかったですぅ、しかたなく、入ってやるですぅ」
ハルヒ「よろしい、それじゃあ早く行きましょう」

三姉妹仲良く湯船につかっている
アスカ「翠は、やっぱジュンくんに本命あげるんでしょ?」
翠星石「な・・・なにがやっぱりですか、翠星石がジュンに本命をあげたりするわけないですぅ!!!
    アス姉のほうこそ・・・」
アスカ「なによ、あたしが、シンジに本命あげたりするわけないでしょう!!」
翠星石「だれも、ヒョロ人間なんて言ってないですぅ。
    語るに落ちてやがるですぅ。」
アスカ「と・・ところでハル姉は、キョンさんなんでしょ」
ハルヒ「あたしはSOS団の全員に義理よ、ま、まぁキョンにはちょっと多めに入れといてやるかなってとこ。」
アスカ「やっぱりじゃない」
翠星石「やっぱりですぅ」
ハルヒ「なにがやっぱりよ」
アスカ「だって、ねえ」
翠星石「ですぅ」
ハルヒ「なによ」
アスカ「なんなのよ」
    翠星石が不安そうな顔をする
アスカ「ップ、アハハハハハ、もうケンカなんかしないわよ」
ハルヒ「ホント、可愛い妹ねえ」
 
   こうして三姉妹の楽しい夜はふけていった