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今任務において得た情報は、監視対象は極めて危険であり、接触には十分な警戒が必要という結果だけである。

宗介「こちらウルズ7、目標の一人を監視中」
 今回の任務は、民間人に偽装した過激派を調査するというものだ。
情報によるとターゲット3名は、それぞれが各分野のスペシャリストらしい。

宗介「現在目標は、仲間のアジトで情報活動を行っている模様」

 桜田家リビング
雛苺「それヒナのお菓子なの~」
翠星石「もともと、ちび苺が悪いんですぅ!」
ジュン「うるさいな!あっちでやれよ!」
真紅「あなたもよジュン!くんくんの華麗な推理の邪魔だわ、静かにして頂戴!」

 対象のコードネームは【翠星石】。一見して背の低い少女だが、資料によると細菌兵器により、植物によるバイオハザードを引き起こすらしい。
宗介「とてもそうは見えないが・・・」
 いや、これは敵を油断させるための心理的トラップに違いない。

真紅「ふぅ、とても充実した内容だったわ。それじゃアスカに渡しといてくれないかしら?」
翠星石「なんで翠星石にパシリをさせやがるですか!自分で渡しやがれですぅ!」
真紅「あら、当然でしょ?それにアスカも、くんくんの偉大さを学ぶべきだわ」
翠星石「あのニヤケ面がビデオなんか渡したせいで・・・家で観たらバカ姉達が変な推理合戦始めるに決まってやがるですぅ」

 あれはビデオテープか?間違いない!あの中には細菌兵器に関する、機密資料が入ってるはずだ。このままでは国際情勢に深刻な影響が・・・

雛苺「・・・お外に誰かいるのぉ?」

宗介「まずい!」
 気付かれたか?仕方ない、ひとまず退却して他のターゲットの監視に移る。

ジュン「どうしたんだ雛苺?」
雛苺「うにゅ?・・・気のせいみたいなの~」


 北高・文芸部部室

ハルヒ「ちょっとキョン!なんで、みくるちゃんと有希が来てないのよ!」
キョン「俺が聞きたいね。朝比奈さんはともかく、長門が居ないのはどうゆう事だ?」
古泉「二年生は校外学習で美術館に行っていますよ。長門さんについては僕も聞かされておりません」
ハルヒ「しょーがないわ!今日のミーティングは終わり!撮影については明日ね!」
      ――――バタンッ!――――

キョン「仕方ない、することも無いし俺たちも帰るとするか」
古泉「そうですね。ではまた明日」
       ――――バタンッ――――
 どうやら行ったようだな。(ゴトゴト・・・・・・ガチャ)

宗介「掃除用具箱の中はさすがにキツイな」
 この【SOS団】というのは市内の情報収集を行う為、【涼宮ハルヒ】が設立した組織と聞いている。
しかし、撮影とは・・・いったいどこの施設を盗撮する気だ?さすがは敵の司令官、テロ集団にしては綿密な計画だ・・・
        ―――ガチャ―――
宗介「!?」
谷口「WAWAWA~忘れモノ♪キョン!こないだ家に(パーン!)・・・」(パタッ)

宗介「・・・ふぅ、危うく気付かれるところだった」
       ―――ガガッツ・・・カッ―――
クルツ「あ~こちらウルズ6、宗介、そっちはどうだ?」
宗介「クルツ、今まで何をしていた?一度合流するぞ」
クルツ「りょーかい、ポイントD3で待ってるぜ」
 さて、この男をどうしたものか・・・


 商店街
シンジ「ねぇってばアスカ、僕の話聞いてる?」
アスカ「うるさいわね!さっきから男のくせにウジウジしちゃって!」
シンジ「だって、なんで僕が荷物持ちなのさ?」
アスカ「あんた馬鹿ぁ?レディにこんな重いモン持たせる気?あとは魚買って終わりだから文句言わない!」

 現在の監視対象は【惣流・アスカ・ラングレー】。テロ組織のAS乗りだ。
EVAという巨大ASに乗り、しかも【ラムダ・ドライバ】に似たシステムを搭載してるらしい。

クルツ「へ~、あの娘も可愛いじゃん」
宗介「油断は禁物だ。尾行中は常に警戒しておけ」
クルツ「へいへい、しっかし少年の方は大変そうだな・・・」
宗介「おそらく長期戦を想定しての、物資の補給だろう」
クルツ「いや、そーいう事じゃなくてな・・・」

 魚屋
アスカ「うぇ~気持ち悪い・・・」
シンジ「お魚屋さんなんだから、そーいうこと言うのまずいよぉ」
新川「お嬢さん、魚は健康に大変良いのですぞ?」
アスカ「分かってますけど、えっと・・・!その箱に入ったヤツ下さい」
新川「これですかな?かしこまりました」
シンジ「ねぇアスカ、中は見なくてイイの?」
アスカ「イイのよ!見なくて済むからコレにしたんじゃない!」
シンジ(・・・)

宗介「あの店主・・・どこかで見た気が・・・」
クルツ「気のせいだろ。それよりほら、行っちまうぞ?てか、本当にテロ集団なのか?」
 ターゲットはアジトに帰等するもよう、引き続き任務を継続する。
クルツ「・・・やっぱ俺帰ってイイか?」

 三姉妹宅
ハルヒ「あんた達!ご飯出来たわよ~」
アス&翠「は~い」

 現在テロ集団は食事中の模様。特に異状は見当たらない。
   ―――ジリリリン、ジリリリン―――
ハルヒ「電話?誰かしら?」(タッタッタ)

翠星石「それにしても(モグモグ)このムニエルは中々美味いですぅ」
アスカ「ホントだ(モグモグ)まぁ私が選んだんだから当然よ」
翠星石「そういえば(ゴソゴソ)これをアス姉にって、真紅が言ってたですぅ」
アスカ「なにこれ?古泉さんが言ってたビデオ?」
翠星石「三回は観ろだそうですぅ」

ハルヒ(・・・主役は探偵ねぇ・・・スタスタ)
翠星石「電話、誰からだったですぅ?」
ハルヒ「有希からよ、撮影の事でちょっとね。それよりどお?美味しいでしょ!」
翠星石「なかなかのモンですぅ。なんの魚ですかぁ?」
ハルヒ「なんか分かんないけど、白くて口のデッカイ、尾ひれが4つの魚よ」
アスカ(・・・)
翠星石「どうしたですアス姉?」
アスカ「ちょっと気分が・・・」

 どうやらパイロットは調子が悪いらしい。別組織による薬物か?それともノロウイルスか・・・
どちらにせよ、好都合だ。ここは一気に制圧する時か。


青葉「ふんふ~ふん~ごくごく飲んで出しちゃった~♪・・・ん?お~い君、そんな所で・・・」
宗介「!?」
   ―――パーン―――
青葉「なんで・・・」(バタッ)

宗介「ふぅ危ないところだった」
ハルヒ「なんの音かしら?」
宗介「まずい!ここでバレては作戦中止だ。くっ、」(タッタッタッ)

ハルヒ「気のせいかしら?まぁイイわ、じゃんじゃん食べなさい!」
翠星石「言われなくても(モグモグ)食べてるですぅ」
アスカ「えっと・・・」


 翌日 北高 2年2組教室
鶴屋さん「おはよ~っす♪ん?相良くん、どったのかな?」
宗介「ああ、鶴屋と朝比奈か、別に異状は無い」
みくる「大丈夫ですかぁ?昨日の美術館見学にも、来てませんでしたし・・・」
宗介「問題ない。少々ヤボ用でな」

千鳥「こらぁ!そ・う・す・けぇぇ~!」
宗介「ち、千鳥!?」
千鳥「あんた、昨日サボって何してたのよ!」
宗介「すまんがソレには答え(パーン)」
千鳥「問答無用!」

鶴屋さん「あははは☆かなめのハリセンツッコミは、めがっさキレがあるね♪」
みくる「あの、え~っと大丈夫ですかぁ?」

宗介「・・・問題ない・・・」

つづく