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先日、SOS団の集まりで涼宮家に行ったときのことだ。会議とか言って、またまともな議論にはなるまいと思っていた。
それで―――……ん?解説してるオレは誰だって?オレの名は……あー、もうキョンでいい。キョンで。
どうせ本名を言ったところで、みんなオレを名指しするときはキョンだからだ。しかし、なぜ妹にまで‘キョン’と呼ばれにゃならんのだ。どこで知ったのかは、まったくもって疑問なのだが。

ああ、本題から外れてしまった。そのハルヒの妹達なんだが………、実に賑やかだった。とも言うべきだろうか。
長門の情報によるとだが、どうやら血はつながってはいないが何か強い結びつきがあったらしい。まあハルヒのことだ。無理矢理住まわせたに違いない。

ハルヒを長女とするならば、あの茶色の長い髪をなびかせたアスカという子は、次女とでも言うのだろうか。
これまたハルヒにそっくりな振る舞いで、隣に居合わせていたシンジ君もタジタジであった。
シンジ君のフォローを軽くして、ケンカするほど仲がいいと誉めてみたものの、
「だ、誰と誰が仲がいいって!?あんたバカァ?」
とまで言われてしまった。
実に不愉快だ。

SOS団の今後の活動の議論(そのときはオセロ大会となっていたが)をしていると、キッチンの方から何やらおいしい香りがしてきた。
ハルヒの妹の翠星石、だそうだ。その背丈はずいぶんと小さく、1mはない様子だ。
ローゼンメイデンというドールというらしいが、こちとら宇宙人や未来人、それに超能力者にも会っている。
ハルヒのまわりで何かあったとしても、今さら驚きはしない。
ただ、左右の瞳の色が違うというオッドアイが珍しくて、少しばかりの間観察をしていると、
「これはジュンのために焼いたフィナンシェですぅ!餌をすがるような目で凝視するんじゃねーです!このキョン人間!」
誰もお菓子が欲しいとは言っていない。しかもなんだキョン人間とは。こんな言われ方は初めてだ。
この上極まりなく不愉快だ。

古泉が言うには、
「涼宮さんが妹さん達と暮らしてから、閉鎖空間のできる頻度が確実に減りました。あの妹さん達には、感謝すべきなのでしょうね。」
なのだとか。オレにもなにか恩恵はないものだろうか、と考えていた。そのときあの妹達が、オレに家でのハルヒのことを教えて(チクッて)くれた。
「あんたポニテ好きなんでしょ?ハル姉ったら、どうやったらポニテがより良く見えるか、ちょんまげにならないかの練習を鏡の前で真剣なのよw」
とか
「ジュンの姉の、のりから料理を教わって、これでキョンも落ちたも同然ね!とか言ってたですぅw」
だそうだ。

まったくもって……不愉快だ。
けれども、そんな良い不愉快のあることなら毎日体験してみたいものだ、とも思っていた。