ア「そういえば、今日はハル姉、遅くなるんだっけ?」翠「そうですぅ。映画が間に合わないとかなんとか言ってました」ア「アタシも脚本見せてもらったけどさ・・・本気で上映する気なんだ・・・アレ」翠「ハル姉はやるといったらかならず殺る恐ろしい人ですからね」ア「そうだったわね・・・出前でもとろっかな」
わた~しにかえりなさ~い きおくをたどり~
ア「あ、ハル姉だ」翠「なんてかいてるですか?」ア「えーと、
from:ハル姉 sub:ゴメン! 本文:明日の文化祭に間に合うかわからないから、今日は学校に泊まるから! 鍵かけて先寝ちゃって! 明日はそのまんま文化祭に出て、それから帰ります! 翠にもいっといて!んじゃ!
だって」
翠「てことはキョン人間と一夜をともにするってことですか!ハ、ハル姉不潔ですぅ!」ア「アンタだってジュンと深夜に逢引してるじゃない!」翠「ち、違うですぅ!Xのやつが気になって眠れないだけですぅ!」ア「はいはい・・・でもハル姉大丈夫かしら。徹夜なんて」
がらがらレイ「わたしも心配」ア「うわっ!ファースト!いきなり窓から入ってこないでよ!」レ「ドアから入るより効率がいいのよ・・・」ルリ「だから怒られるからやめようっていったじゃないですか・・・おじゃまします」翠「あ、ルリルリですぅ!遊びにきやがったですか?」ル「今晩は、翠星石さん。実は・・・」レ「うちの有希も徹夜で泊まりこみなの」ア「ああ、ハル姉と同じ部活だもんね」翠「ひいい、のりの部活といい、ハル姉の部活といい、部活は恐ろしいものですぅ!」ル「なんか勘違いのような・・・そもそも有希姉のは部活かどうか」ア「それはともかく、アンタたちは何の用できたの?」レ「徹夜までした私たち姉妹の血と汗と涙の結晶を鑑賞し、その努力を讃え、労をねぎらいたい」ル「簡単にいうと、明日一緒に文化祭に行きませんかというお誘いです。差し入れでも持って」ア「なんでアタシたちがアンタたちと行かないといけないのよ!」ル「すみません、アスカさん。実は私がレイ姉に頼んだんです」ア「へ?」レ「ルリは翠星石と一緒に回りたい。でも二人きりは恥ずかしいからみんなでいきたいですって。有希も気になるし」翠「ル、ルリルリそうなんですか?」ル「そこまで言ってません!・・・・・・間違ってはいませんけど」翠「しゃ、しゃーねーえ、ルリルリがそこまで言うなら明日はしっかりばっちり付き合ってやるですぅ!」ア「しかたないわね・・・いっとくけど、ハル姉と翠とルリちゃんのためなんだからね!ファースト!勘違いしないでよね」レ「わかってるわ。ありがとう」ア「わ、わかったならいいのよ・・・(ファーストからお礼言われるのって初めてじゃないかしら?案外・・・)」ル「ありがとうございます。翠星石さん、アスカさん。よろしくお願いします」翠「どんとまかせるですぅ!」レ「きまったなら早速行動よ。碇君に電話しないと」ア「ちょっと!なんでシンジなんか呼ぶのよ!」レ「パーティーは多いほうがいいわ。それに観客は多いほうが有希たちも喜ぶ」ア「アンタ、あわよくばシンジとふたりっきりで回ろうとか思ってないでしょうね」レ「その場の展開しだいでそうなるわ。いえきっとそうする」ア「・・・さっきアンタを見直したかけたこと撤回するわ」翠「そーと決まればこうしちゃおれんですぅ!」ル「今からどこへいくんですか?」翠「ジュンの家ですぅ!せっかくだから真紅たちも誘ってやるですぅ!」ア「とかいって、ほんとはジュンだけ誘うんじゃないの~?」翠「ん、んなわけないですぅ!そもそもあいつはヒッキーだから文化祭なんていくわきゃねーです! ま、まあさそってやりはしますけどぉ・・・すこししたら戻ってくるですぅ
ぴゅー
ル「いっちゃった・・・」レ「あとでいくらでも話せばいいわ、ルリ。それよりあなたもアキトさんを誘うのよ」ル「あ、アキトさんもですか?」レ「多いほうがいいわ」
ア「ところでアンタたちはいつまでここにいるのよ。決まったなら帰って明日の準備でもしなさいよ」レ「せっかくだから夕食を一緒にと」ア「アンタと?イヤよ!」レ「夕食はルリが作ってくれるわ。まだでしょう?」ア「え・・・」ル「お互い一人ずついませんからたまにはどうでしょうか?」ア「う・・・わ、わかったわよ。お願いするわ」ル「翠星石さんが帰ってくるまでにはできるようにしますね」レ「ルリ、手伝うわ」ア「ふ~なんかつかれた・・・あ、ハル姉に返事しとこ」
to:ハル姉 sub:おつかれ 本文 せっぱ詰まってるからってあんまり無理しないでよね! そうそう、明日はみんなで乗り込むことになったから! 楽しみにしててよね! 翠たちは・・・ま、なんとかなるでしょw
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